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るな・ひな 日記

のんびりやっていきたいお年頃になりました

川上 未映子さんの 「乳と卵」

2008年06月24日 23時42分11秒 | 本と映画
この本で直木賞だか芥川賞だかを
受賞したときの特番をみたとき

「なんてきれいなひとなんだろう・・」
と漠然と思った

歌手でもあるという多才な人なんだなって
天は二物も三物も与えるんだなって

旦那はこの本のタイトルを見たとき
「いやらしい話?」って聞いてきた
なんて即物的なひとなんだろう


内容はともかくとして受賞したときにだれかが
書評で「歌っているような文章」と言っていたが
私には歌っているというか、しゃべっていて、
どこで息継ぎをしていいかがまったく解からなくて
一緒に読んでいるうちにだんだん息ができなくて
苦しくなるようでした

最後の.に行き着いたときには前の文章がなんだったか
を忘れちゃうくらいだらだらと長くて、
で、関西弁だから理解が難しくて、なんか
読んだあとどっと疲れが出てしまいました

でもって、私の小さな脳では本の主旨がわからなくて
読んだあともずっといろんな○がぐるぐるぐるぐる
頭の中を駆け巡っているような気がします

むずかしい・・

水野 敬也 「夢をかなえるゾウ」

2008年06月19日 13時49分59秒 | 本と映画
久しぶりに楽しい本に出会ったなって
思いました

最初本の表紙にのっているゾウなのか
にんげんなのかちっともわかんないイラストに
「なんじゃこれ??」とちょっと拒否り気味

しばらく世間の動向をうかがいながら読む
タイミングを見計らっていました

流れがとてもいい
しかも1つの章が短い
端的に言いたいことがまとまっていて
説教くさくない

ガネーシャなるゾウの形をした神様
(これって本当にインドでは一番信じられて
いる神様なんだって)が変わりたいと
思いながらも行動をおこせないサラリーマンに
「あ~しろ」
「こ~しろ」っていいながら
意識を変えさせていくんだけど
このゾウ神様なんだけどめちゃくちゃ
わがまま、自己中心的、ウソなのか本当なのか
分からない話をする、しかも関西弁

で、あんみつが大好き

へ~~~んなのって思ったら
もうすっかりペースにとりこまれあっというまに
はまってしまいました

ガネーシャ色んなこと言ってます
でも考えてみると当たり前のことばかり

私達は情報の山にうずもれて当たり前のこと
忘れてしまっているんでしょうね

石田 衣良 「親指の恋人」

2008年06月19日 13時33分27秒 | 本と映画
石田 衣良さんの「親指の恋人」よみました

のっけから最後の顛末がわかる
展開になっているのでどうして
そこまで主人公2人が行き着いて
しまったのかをゆっくり考えながら
読み進められる本ではありました

何不自由なく夏のボーナスに7億円ももらえる
父親を持ち大切に育てられてきた澄雄と
ギャンブル好きで娘を自分の世話係りと
しか思っていない父親から逃げ出そうと
もがく樹里亜が出会い系を通して
出会います

2人とも共通項は父親が嫌いだということ
今生きている世界は自分がいるべき場所では
ないと思っていること
お互いを失ったら生きる意味がないと思って
いること

だから最後心中しちゃいます

私は思いました

ふざけんなよ!!!

この世の中よっぽどよっぽどひどい状況でも
生きている人は山ほどいる
親の借金だとか病気だとか
親が自殺したとか後妻もらったとか
あるでしょ???

どうしてそこまで負の気持ちをもてるんなら
それをプラスの方向に持っていく努力を
しないんだろう

あきらめる前にとことんやってみればいいじゃん

どうしてそんなに簡単に死ぬことで解決
しようと思うのかな?

私の考え方っていまどきの若い子達がよく
いう「あついね~~うざくね?」ってやつですか?

あまりに短絡的な考えかたの物語に
読み終わって無性に腹がたちました

千原ジュニア 3月30日

2008年05月16日 13時15分37秒 | 本と映画
彼の「14歳」を読んだとき
なんて贅肉のない文章なんだろう・・と
思った

今回3月30日でも同じ感想をもった

口からそのままでた正直な文章
巧い文章?と聞かれたら う~~ん?と思う
旨い文章?と聞かれたら うん!!!と言う

「14歳」もひきこもり時代の葛藤の進むに進めない
戻るに戻れないぐるぐるした思いを丁寧になぞった
作品でしたが、「3月30日」もお笑いの世界に入って
から思い描いたようにすすまない世界に苛立ち
怒り、とがることで身を守ろうとする姿を
まんまつづっています

よくテレビで語っているあの大事故を通して
最後今までのはりねずみのような自分が
「まちがっていた?」と思う千原ジュニア

間違っていた?と思ったときから
いつでもやりなおせる
遅すぎると言うことはないんだよね

息子にもきづいてもらいたい気持ちです

映画 「最高の人生の見つけ方」

2008年05月16日 13時06分21秒 | 本と映画
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン競演・共演の
「最高の人生の見つけ方」を観にいきました

水曜日のレディースデーだったということもあって
劇場はちょっとお年目のレディーで満員

あら~あたし 若い方ねなんて
ちょっとした優越感

プレビューや予告でだいたいのお話の筋は想像が
付くはず・・そして内容は決してその想像を裏切り
ませんでした

美しい友情 涙一杯の別れ 人生とはなんたるものか
なんてことを主題にした映画では 全くない!!

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの
2大老俳優の茶目っ気たっぷりの笑顔がとっても
印象に残る映画でした

お・す・す・めですよ

久しぶりの映画

2008年01月13日 16時16分53秒 | 本と映画
ここ最近見た映画に

スマイル 聖夜の奇跡、アイアムレジェンド、
ナショナルトレジャーがあります

スマイルは陣内監督だし、子どもが主役みたいだし
正直期待しないで娘にせがまれていきました

が!!!はまってしまいました

お話はとても分かりやすいコメディーかつじ~ん物
しかし森山未来君のタップがすごい
リトルドラマーボーイの曲がいい

しばらくは頭の中からメロディとタップが離れず
レッスン中苦労したくらいです。

アイアムレジェンドはなんていうのかこわい
心臓に悪い感じの怖さ
突然出てくる恐怖
しかも人間がウイルスによって人間でなくなる
理性をうしなってしまう怖さ
見た後もずっと心臓ドキドキでした

ナショナルトレジャーは1と同じ感じの
痛快お宝探し劇です
ぜったいかっこよくないニコラスケイジ
なのになんとなく飄々としていて引き込まれるんだな
お約束のように悪い人がいて、追われて
最後は見つけて はい、よかったね!!という
完全娯楽映画でした

今ちょっと気持ちが向いているのが
ジョニーデップの最新作
どうしたってジョニーデップにみえないよね
彼はまったくカメレオンのようなお方だわ


映画 「マイアミバイス」

2006年09月25日 12時36分16秒 | 本と映画
先週の木曜日仕事前にちょっくら観にいってきました。
午前中に仕事の準備と夕食作りを終え、
ひとっ走り映画館に。
戻ってきたら15分くらいで次の仕事。
そうまでしても行きたいか?と聞かれれば行きたい
と答えます。

映画と読書は私の趣味と言うか生きる糧みたいなもの
(あ~~ あたしって孤独かも

さて、この映画、私がアメリカにいる頃テレビシリーズで
放映されていたんですよ。
めちゃくちゃ人気のあるテレビで帰国してしばらくしてから
日本でも放送されたりして、一時舘ひろしと柴田恭平が
マイアミバイスもどきの刑事ドラマやったりして、かなり
評判になりましたよね。

新婚旅行でアメリカのユニバーサルスタジオに行ったときも
このショーやってましたね~~

う~~ん 懐かしいなぁ

物語はさくっとハリウッド痛快刑事物
なんのひねりもない娯楽映画です。

時間つぶしに観るにはあとくされのない映画ですよ!

村山由佳さんの 「夢のあとさき」

2006年09月25日 12時30分25秒 | 本と映画
これで10作目となる おいしいコーヒーの入れ方シリーズの
最新刊

相変わらず ゆっくりとお互いを思いやりながら
恋をはぐぐむかれんとショーリ

じれったい位の展開にやきもきやきもき
あ~~~ どうにかしてくれ~~
と叫びたくなっちゃいます。

今時10代で初体験なんてざらでしょ!って時代に
ありえない程お互いの気持ちを優先させて
しまう2人、だからこそ新鮮な作品なんですが・・

これって 村山さんのHPで執筆されているので
展開はリアルタイムに読んでいけるんだけど、
待つのが蛇の生殺しになるので、やはり文庫に
なって一気によめないと もう だめだめ状態になっちゃう

さて、村山さんこの秋「天使の卵」が映画化されますね。
これには続編の「天使の梯子」もあって、今は
最新刊で「ヘヴンリーブルー」が出版されています。
シリーズ物なのですが、書かれている視点が違うのかな。
村山さんは他にも同じ内容を主人公それぞれからの
視点で書いて別々に出版したりもしています。

大好きな作家なんですが、鴨川生活(牧場もっている)
が大変なのか、なかなか新作がでません。
それが不満・・

私の勝手なお薦め度・・・シリーズ1作目から読んでね。100%

東野圭吾さんの 「殺人の門」

2006年09月25日 12時17分41秒 | 本と映画
直木賞作家「東野圭吾」が書く、「憎悪」と「殺意」
の一大叙事詩!とあるこの作品

はっきり言って主人公の田島和幸は馬鹿です。
なんども裏切られて嵌められても
まだ甘い話に乗ってしまう。
そのうえ、その自分の弱さを人のせいに
責任転嫁を自分の中で図る

ある意味、この主人公を陥れ続ける友人の
倉持修より悪質かもしれません。

倉持修は根っからの性格破綻者です。
根強い劣等感と嫉妬を田島に抱き続け
周到に田島を絡めとっていきます。

じわじわと人間の内面を描いた作品で、
読んでいてだんだん気分がイライラ、
こちらまでじとじとしてきました。

やはり 東野圭吾はうまい作家なのかも。

私の勝手なお薦め度・・・気持ちがへたっているときには読まないほうが・・

映画 「UDON]

2006年09月19日 19時25分36秒 | 本と映画
テレビCMでもしょっちゅう流れているので
目にしている方もおおいでしょうね

映画「UDON」見てきましたよ~


本当に一言 「よかったっす

讃岐うどんがおいしそう
香川県のため池が美しい
路地の奥にあるうどんや行ってみたい

もう うどんに惚れ惚れしちゃいました。
つるつるこしこし あ~~ 食べたい!!

ということで、夕飯はわざわざネットで調べて
讃岐うどん ぶっかけ を食しに行ってきました。

ストーリー自体も楽しめるもので
今回ユースケサンタマリアがあんまりうるさくなく
回りのひとと見事に融合してましたね。
かれも成長を見せています。

おっ 笑える~
と思うと ヒューマンタッチで涙うるうる
って
感じでしたよ~~