君達に理解してほしいのは/
王たる者には/
父祖から継いだこのカスティリア王国が/
完全にひとつに保たれることが/
大切なのだ . . . 本文を読む
足早に過ぎ去った、あまりにも惜しい才能!
NHKの「お江戸でござる」などで人気のあった、時代考証家であり、作家、元漫画家の杉浦日向子(すぎうら・ひなこ)さんがお亡くなりになりました。
まだ46歳の若さで。
最初に読んだ彼女の作品は『ゑひもせす』。
荒削りながら独特の画風と、何より確かな考証にうなりました。
赤穂浪士討ち入りの日の吉良家の人々を描いた「吉良供養」もよかったですが、
そのような歴 . . . 本文を読む
みなもと氏が幕末編の前にどうしても描きたかった「サムライ」達の魂!
ええと。私のもうひとつのブログ、「東海雑記」でも取り上げたのですが、「宝暦治水」。名古屋の小学生は必ず勉強する歴史事件。その宝暦治水をみなもと氏が『風雲児たち』の締めくくりに取り上げてくださった。
『風雲児たち』はあの横山版『三国志』が連載されていた「コミックトム」に長期にわたり掲載されたもので、タイトルどおり幕末の風雲児 . . . 本文を読む
ロボ、復活!!
「オオカミ王ロボ」、「名犬ビンゴ」、「灰色熊の一生」、「少年とオオヤマネコ」。。。
多くの子供たちを夢中にさせた「動物記」の作者、シートン。
そのシートンがコミックスでよみがえりました。
原作は動物学者であり、福音館版のシートン著作集の訳者でもある今泉吉晴さん。漫画は動物を描かせたらピカイチの谷口さん。まさに最強コンビと言えましょう。
ちなみに谷口さんは70年代、新人の頃に . . . 本文を読む
ごめん! タイトルの通りです。
だから、源氏物語のファンの人はここから先は読まないでくださいね!
文学史の教科書を見るとどれもこれも源氏を絶賛しているけれど、なぜなの? と思ってしまう。絶賛されればされるほど反感がわいてしまう。
この世に、だれからも評判のいい人物はまちがいなく詐欺師だと武田信玄は言ったそうな。
文学も然り。10人が10人絶賛しているなんておかしい。きっと「源氏物語」という . . . 本文を読む