昨夜テレビで『TRICK』のスペシャル番組を見た。
このドラマ~に限らないが~まともに見たのは初めて。
ひどいヤッツケ仕事だったなぁ。いつかレギュラーの
ドラマをレンタルするつもりでいるのだが~不安です。
仲間由紀恵はますます好きになった。古いジョークや
微妙にずれたテンポは演出だろうから別に構わないが、
全体的なクオリティの低さには、唖然としてしまった。
下記の、このドラマ~レギュラー番組のノベライズの
1と2を読み終えたその日に、このスペシャルを見た。
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『TRICK~トリックthe novel』
監修:堤 幸彦 脚本:蒔田光治、林 誠人
ノベライズ:百瀬しのぶ 出版:角川書店
発行:2001.12(文庫本) 古書を購入
出版社の内容紹介:「ケイゾク」の堤幸彦が放つ謎解き
ドラマ! 奈緒子&上田の迷コンビが活躍。 果たして、
この世界に霊能力者はいるのか?本当に超常現象は存在
するのか?売れない奇術師・山田奈緒子と若手物理学者、
上田次郎のコンビが不思議な現象のトリックを暴く。
TVドラマのノベライズ。
『TRICK 2』
監修:堤 幸彦 脚本:蒔田光治、福田卓郎、太田 愛
ノベライズ:木俣 冬 出版:角川書店
発行:2002.10(文庫本) 図書館を利用
出版社の内容紹介:お前たちのやっていることはお見通
しだ! 売れない奇術師・山田奈緒子~仲間由紀恵と、
日本科学技術大学物理学教授の上田次郎~阿部寛の凸凹
コンビが、超常現象を次々と解決していく。
熱狂的なファンを持つ、前シリーズをさらに際立たせた
連続ドラマの小説版。
………
2冊とも文庫本を読んだが、ノベライズした作家本人
の名前が、表紙のどこにも表記されていない~本文の
扉の裏に~とりあえず?小さな活字で書かれていた。
このドラマの演出家と脚本家たちの独占ブランドだと
でもいうつもりか? 本を実際に執筆した作家名が~
いくら新人作家?といえども、表紙に書かれていない
本というものを初めて手にした。傲慢ではないか?
そんな意識だからか~作家をないがしろにするから~
ノベライズもいい出来~完成された作品とはいえない。
ドラマにオンブに抱っこで出版されたグッズ?だから、
そこまで期待してはいけない? 海外では映画などの
ノベライズは、担当した作家をきちんと前面に出して、
独立した~原作映画などのコンセプトを失うことなく、
いい作品に仕上げていることも多い~プロの仕事だ。
元のドラマ~TRICK自体が面白いからだろうが、この
ノベライズもある程度は楽しめた~だからシリーズの
他の本も読むつもりでいる。ノベライズだけを読めば
~私のようにドラマを見ていなければ~腹が立つかも。