(昨年末、久しぶりに借りた)DVDを返却して、また借りた。
2泊3日レンタルで『スターウォーズ(エピソード3)』を、
1週間で『(レモニー・スニケットの)世にも不幸せな物語』
『アレキサンダー』『宇宙戦争(1952年制作オリジナル版)』
合計で760円のレンタル料金。安いほうなのかな?
『スターウォーズ(エピソード3)』
シリーズの中では異色に感じた。これまでとは別の映画のよう。
作品自体が陰影を放っていた。ジョージ・ルーカスの監督作品は
好きではなかったし、私が好きなタイプのSFでもなかったので、
期待はしていなかったが、この映画は楽しむことが出来た。
新しい映画が公開されれば、次からは積極的に見るかもしれない。
………
『宇宙戦争』
1952年製作のオリジナル。スピルバーグのリメイク版とほぼ同じ
内容のSF映画。こちらの主人公は科学者(大学教授)。火星人は
大気中のバクテリアにやられてしまう。映画的要素を押さえつつ、
しっかり作ってはあったが、やはり時代の差を感じた…。
特にコメント無し。
………
『アレクサンダー』
この映画で描かれた「歴史」が真相に近いのではないだろうか。
アレキサンダーの死は、暗殺ではなく(消極的な)クーデター
だったのかもしれない。「私たちは、夢想家に手を焼いていた」
老いたプトレマイオスがそう語って、物語が終わる。
オリバー・ストーン作品の中では、普通に楽しめた映画だった。
序盤のアートワークがセンスがなくて心配したが、すぐに感性
豊かで迫力ある映像になった。男たちが殺戮で築きあげた歴史
だが、(映画では短いシーンだが)強烈に女たちも光っていた。
…オリンピア(母親)のアンジェリーナ・ジョリーは妖婦?の
目でも演技していた。王妃(妻)はその存在感だけで満足した。
実在のアレキサンダーとその時代を知りたくなった。
またネットで関連本を探してみよう。