仕事が「住み込み」になった場合、関連するであろう
各所に問い合わせた。採否の連絡は３日以内にあるが、
採用された場合、お受けしますと、現状では答えられ
ないからだ。長年住みなれた我が家の問題、転居費用
の問題、愛犬の問題、およびパソコ環境の問題なども。
転居費用は、そう割高ではないと思う。なんとか準備
できる。多くを持っていかないから。我が家は、愛犬
を置いたまま知りあいに使ってもらう。家賃や光熱費
は折半で。田舎の友人からは、私の仕事が決まったら、
彼が今はもう使っていない、ほぼ新車同然のバイク～
90ccのHONDAのカブを譲ってもらえることになって
いるので、住み込みの仕事場から～マンションは我が
家からそう遠くない～愛犬にいつでも、毎日でも会い
にゆけるさ。来年、弟がここに転居してきてもいいし。
甘い思いではあるが、ここ数ヶ月間の求職活動に私は
疲れきってしまったのだ。採用されるならどんな仕事
であれ、すぐにでも受け入れたい。勤めはじめたい。
そのマンションは10階建てで比較的きれい、世帯数は
74戸、うち空き家は現在は10戸とのこと。敷地は広い。
高齢者が世帯でも単身でも、多く入居しているらしい。
資格を求められない住み込みの、管理人の仕事なので、
そう無理な実務は要求されないはず。主な仕事は掃除
や居住者との折衝。来客の対応など。設備に関しては、
屋上の給水施設などを定期的に素人目で確認するだけ。
とにかく何かあったら起こりそうだったら、管理組合
に連絡をあげる。組合の理事もお年寄りが多い。
雇ってくれるのは、この管理組合。条件も悪くはない。
階段の上り下りや掃除で適度な運動になって、私自身、
元気になるかもしれない。定年は70歳とのこと。私が
希望する自分の寿命と同じだ。なんて。
写真は地場の不動産会社のネットの物件案内にあった。
フリーダイヤルに電話してみた。弟の転居先にもいい
かもしれないと考えたのだ。格安のいい物件といえる。
それなりの準備、根回しをすれば将来、私に代わって
弟が管理人として働けるかもしれない。妙案？である。
ただこのマンションはペット不可。飼えるのだったら、
管理人～私も飼ってもいいじゃないかと考えたが…。
住み込みになる管理人室は、狭い事務所のスペースの
他に、個人用として６畳と4.5畳と台所や風呂場がある。
私の体力や性格にあった仕事と確信した。すると不安
になった。採用されたい。他の９人の応募者のことが
気がかりにもなってきた。「住み込みはOK」をもっと
アピールすべきではなかったか。私は誠実に、そして
ハングリーに面接に挑んだのか。疑問がわきおこる。
採用された場合、家電品や什器なども含めて転居する
必要があるのかなど、とんまにも実際に面接では聞き
忘れた事項もある。電話してみようか、と考えている
ところである。どうしようか。
さっき図書館に、マンション管理に関連する本を２冊、
リクエストした。トラブル対応などのQ&A形式の本だ。
採用の連絡後に向けて、ちょいと勉強しておくのだ。
不採用だったら、今、書いてきたことは、すべてが？
瓦解してしまうことになる。なんてことだろうか…。