blueな日々

( Art で逢いましょう)

強迫観念?

2005年12月27日 | 私が好きな?映画

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とうとう今年も、あと一週間で終わる。
私は何をしていたのか…。
精神の不調(やや?ウツ状態)に悩まされた日々だった。
過去を振り返る自分を意識していた。未来は見えづらい。

生活改善への展望(というより「願望」)はあるが、
心身の停滞状態が、なかなか扉を開けさせてくれない。
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これは『ストーカー』のスチール写真を複数コピー。
(1979年ロシア映画/A.タルコフスキー監督作品)
主人公の娘が、ガラスコップを割るシーンだったか…。
(昨夜、私のPCのデスクトップに置いてしてみた)
モノクロ写真3枚もこの映画から。右は撮影中のひとコマ。
*DVDのパッケージ写真はひどい出来なので掲載しない。
*例えば、この少女の写真を使えば、ずいぶん印象の違う
「映画」だと人は感じただろう。題名から受けるイメージ
 や時代の変化にメーカー側がおもねている。ひんしゅく。
 失望。私は、軽蔑する。

B180p3

長く緊張の映画です。人によっては拷問ですが、私はこの
映画に救いを感じています。じっくり見つめる3時間近く。
私のベスト映画ということになると「ストーカー(密猟者
といった意味?)」か「甘い生活」になってしまいそう。
どちらの映画にもある種の強迫観念を発見して、私は安心
してしまいます。人間存在のあやふやさを、再認識させて
くれるから。私ひとりが不安なまま生きているのではない
ことを教えてくれます。ほのかな希望が垣間見えます…。

私の強迫観念は、父親不在の成長で得ることが出来なかった
感覚や、Nにも同じ境遇を経験させてしまったという負い目
の意識や、母親への不十分な対応での後悔や、etcetcetc...
それらへの脅迫的な(無意識かもしれない)追求。自分自身
への叱責。昔からカオス状態のまま生きてきて、とうとう、
この春に、私の精神が決壊してしまった?(大変だった…)
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 上の写真は、映画(DVD)のパッケージ。
『ざくろの色』という旧ソ連映画を見つけた。よさそう…。
「ストーカー」のいい写真はないかと、ネットをさまよって
 いたら見つけた。オムニバスのようだ。シュールで華麗?
『不思議惑星キン・ザ・ザ』もお勧めの映画(旧ソ連のSF)。
 細かな内容は忘れたが、奇妙で不思議で面白かった。
『鏡』A.タルコフスキー監督作品。私には素晴らしい映画。


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