非日常の

雨あがり。くもり空。帰路。遠くに青い屋根の家が見えた。ポケットから
デジタルカメラを取り出してズームを。もや状の空気にかくれてきれいに、
その時は見えたのだが。ベランダの手すりは白い。住みたくなりそうな家。



こちらはバスからよく見ている脳神経外科が新築された建物。そしてその
隣の美容室。見ていると何故か私はめまいを感じてしまう。非現実感ある
いは非日常的な私には無関係な存在。人々の暮らしやいとなみ。私が撮影
するカットにはほとんど人が写っていない。そうなのだ。どんな意味が？