暖房なしでも過ごせるだろうと考えていたが、やはり寒い。
今日は、音楽編集ソフトのマニュアルを作成中。(明日も)
気づかぬうちに風邪が治っていたが、またおかしな感じ。
昨夜の(練習会場での)寒さが、こたえたのだろうか…。
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Jから古楽の記事にコメントがあり、土曜日に、街に出た時、
『フロベールの鸚鵡』を購入し忘れていたことを思い出した。
書店には行ったのに、音楽コーナーで長居をして、すっかり
忘却の彼方。来月の2日にも街へ出るので忘れないように…。
(これも老化現象か?)
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記事のトップに使った絵は、大きな縦1mほどの
「自画像」の一部分。ずっと昔に描いた(未完成)。
このブログのタイトルバナー(ページ最上部のビジュル)
にも、私の自画像を小さく紹介している。モノクロ作品。
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しばらく「音楽(楽器)」のことを考えていたら、
「絵」を描きたくなってきた。自然な流れだろう。
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今、描きたいのは「クルムホルンを吹く自画像」
私なりに、中世・ルネサンスをイメージして
シュールだが、暖かみのある絵にしたい…。
そして「Nのゆううつ」といった絵も描きたい。
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先日の古楽器のコンサートで、ボッシュの話が出た。
彼の作品の中に描かれた「竪琴(ゴシックハープ)」
を再現して、実際にステージ上で、演奏してくれた。
その竪琴を、アントネッロ(古楽演奏グループ)では
「ボッシュ・タイプ」と読んでいるそうだ。
*ボッシュの『悦楽の園(地獄)』
この絵の中に「ゴシックハープ」が描かれている。
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ボッシュ(Hironymus Bosch)は嫌いではないが、
表現がダイレクト過ぎる、と感じることもある。
私はブリューゲル(Pieter Brueghel)のほうが、
より不条理世界、不気味さなどを、ひそかに描き込んで
いると感じる。「農民画家」とも呼ばれているそうだが、
画家としての本質は、別のところを見ていた人だと思う。
これは、1578年に描かれた『乞食たち(The Beggars)』
『バベルの塔』は有名だが、こんな作品のほうが私は好き。
『死の勝利』『狂女フリート』『子供の遊び』
などの作品は、確かにボッシュにも似ている。