blueな日々

( Art で逢いましょう)

その日

2009年03月15日 | いきもの
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よく晴れていた。でも雲が多い。風はまだかなり強く。
図書館への往復。ゆっくり歩いた。空を見上げる。私は生きている。
長生きすべきだ。何故かそんなことを思った。そろそろ私も何かを
物語りたいとも。好きな土曜日だからか、気分はそれほど悪くない。

悪魔は必ず否定語を使う。昨夜、再読をはじめた好きな作家の小説
に書かれていた。ただの言葉の遊びだが、そうかもしれないなどと。
自宅近くの用水路の、白く濁った流れは消えていた。一時的なもの
だったのだろう。いつものカモのペアもいた。オスと視線があった。
私は鳴き声で威嚇されてしまった。2羽はしあわせそうに見えた。

大根を買った。たぶん卵焼きとともに、すりおろして今夜の食事に。
ドッグフードも。これは明日、他の飼育用品とともに、里親に渡す。
タバコをふた箱。この40本を吸い終われば、禁煙を試みるつもりで。
新しい生活で愛犬は不安になるだろう。おなじように私自身も苦し
まなければならない。禁煙が、愛犬を手放す私のへ罰である。

日曜日。昨日より少しだけはやく目をさました。愛犬との最後の日。
半日だけともに過ごす。午後には里親が迎えにくる。彼女のハウス
とトイレを掃除する。ドッグフードやトイレシートやボールなどの
玩具もひとまとめに。大きな紙バックに詰める。里親に渡すことに。
使いなれたものを。好みの品を。新しい環境でのよりどころになる
ようにと。不安を少しでもすくなく。気休めかもしれないが。

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こんな写真はどうだろうか。里親に渡すメモに添付を。ジャーキー
を鼻に置く。待て。愛犬はたぶんずっと待つ。よし。鼻を持ち上げ、
ジャーキーを飛ばす。器用にくわえる。食べる。愛犬はおりこうで、
しつけも充分に。ともに楽しんで暮らせますよ。そんな意味を込め
ての写真である。キャルと遊んでいた。気がつけば、すでに昼前に。
あわただしい別れになるかもしれない。すべきことをしよう。




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