たぶんフィルムが劣化をしている.試写の結果では発色が微妙に思わ
しくない.数年前に使用期限が切れているはずだから.私はAPS専用
フィルムをまだ十数本ストックしている.冷蔵庫の中で.ゆえにまだ
数年は十分に使えるはず.製造販売が各社で相次いで中止されたのは
2年ほど前か.けっきょく消え行く運命の規格のフィルムだったのか.
その専用カメラも私は複数台持っている.いいボディデザインが多い
から好きで.このコニカの「Super Big Mini BM-S100」は、35mm
コンパクトカメラでかなりの人気があったシリーズ機のAPS版.写り
も期待できそう.この春になってようやく試写.だがさらに撮影後も
数ヶ月間もフィルムを自宅に放置したままだった.他のAPSカメラで
撮影した分とともに近いうちに現像しようと考えていたら、いつの間
にか気がついたら秋になっていた.そんな経過が.のんびりなのだが.
フィルムの劣化がなければ、もっとコントラストの効いた、いい写り
だったのではないだろうか.最近になって、Lomo社など?から復刻
された新しいフィルムでまた撮影をするかもしれない.たぶんいつか.
写りに期待して.いいフォルムのカメラは写りもいいに決まっている.
…この記事の作成中、110規格のカートリッジフィルムと勘違いを.
このAPSフィルムは間違いなく製造販売が中止.現在では各地の
店舗他の在庫品が品切れになれば、以後、新品は入手が不可能に.
復刻もされないはず.私は自宅にある保管品を大事に使うことに.
Konica Super Big Mini BM-S100
●形式:APS
●レンズ:コニカレンズ28mm/F3.5 35mm換算で35mm 3群3枚
●撮影距離:赤外線ノンスキャンアクティブ式自動焦点
●撮影距離:0.35m~∞ フォーカスロック 無限遠モード
撮影範囲外レリーズロック(緑ランプ点滅)
●シャッター:絞り兼用プログラム 電磁レリーズ 3秒~1/500
●露出および補正:CdS素子によるプログラムAE 中央重点測光
連動範囲:ISO400時 EV2~15 +1.5EVの露出補正が可能
●フイルム感度:自動設定(ISO25~3200)
●ストロボ:手ブレ限界の低輝度時に自動発光する
フラッシュマチック機構 範囲:ISO400時 0.35m~9.5m
発光間隔・約6秒、感度と距離を自動的に判断して光量調節
●撮影モード:自動フラッシュ撮影 赤目軽減撮影 フラッシュON撮影
ポートレート夜景撮影 フラッシュOFF撮影、
+1.5露出補正 無限遠撮影 テレビ画面撮影。
●ファインダー:液晶表示付き逆ガリレオ採光式ファインダー
ファインダー脇に緑ランプ 近距離警告)
●フィルム給送:自動巻き上げ フィルム終了で巻き戻し
巻き戻し後自動停止 途中巻き戻し可能
●電池:CR2×1本 ●サイズ:103×57×29.5mm 155g
●当時価格:31000円 ●発売:1996年