昨年の末に、オークションで安価に買った，ミノルタのレンジ
ファインダーカメラ「Himatic-E」～最初にフィルムを装填して
撮影をした時は、数カットに一枚の割合で，絞りが開かずに何
も写っていなかった。今回はその不具合が解消されていた。
何故かは私にはわからない。古いカメラはときに、使っている
うちに、正常な状態に戻るカメラも多いので、そう深くは考え
ないことに。いいことではあるし。散歩に持って出かけた。
めずらしく室内ではあまり撮影をしていない。戸外でのカット
がほとんどだった。淡い写真だ。レンズの特質なのだろうか？
写り自体は悪くもない。古いカメラなので逆光には弱そうだが。
シャッターの頼りなさがなければ，常用できるカメラだと思う。
残念だ。シャッターを切るフィーリングがひじょうによくない。
おなじシリーズのFはどうなのだろうか。シャッターボタンが
小型化しているようで、いくらかは改善されているのかもしれ
ないとも思うが。きちんとシャッターが切れる音や感触を持つ
カメラを私は好きなのだ。欲しいのだ。そう多くはないが。