blueな日々

( Art で逢いましょう)

なんだか~Fujica 35SE:Range Finder,First photography

2014年01月26日 | ●Camera:Range Finder 1
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フジカのレンジファインダー機の「35SE」~レンズの写りの良さなど
で今でもいい評価が.シャッターの低速時には粘りが.だがそれ以外は
正常な動作確認済みの個体.その不具合は実用ではとくに問題ではない.
1秒近くの遅い速度はほとんど使うことはないからだ.フィルムの巻き
上げや巻き戻しの機構をカメラの底部や側面に配して、非常にシンプル
で精悍なデザインのボディになっている.いいイメージのカメラである.

動作自体はとくに問題はないのだが.ケースにカメラを収納した状態で
はフィルムの巻き上げ時に異音がする.どこかが引っかかっているよう
な印象である.不安なことはそれくらいか.あんがい好きなメーカーの
カメラゆえに試写も楽しみなカメラである.写りにも期待をしている.

試写の結果は写り自体はいいものだったが、何故か最初の10カット以上
がなにも写っていなかった.まさかレンズにキャップをしたままで撮影
をしたなんて、恥ずかしいミスがあるはずもないのだが.老いはじめて
いろいろと思い当たることもある失敗.カメラの操作でもなんだか下手
なことをしでかしてしまったのかもしれない.というわけで、感度100
の24枚撮りカラーネガフィルムを使ったのに、わずかに10カットほど
しか写っていなかった.救いはそれでも写りだけはよかったということ.


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Fujica 35SE
 ●レンズ:Fujinon 45mm/F1.9(4群6枚)
 ●シャッター速度:B・1~1/1000秒
 ●ピント合わせ:二重像合致式
 ●フラッシュ:なし
 ●電源:不要 セレン光電池 フルマニュアル撮影が可能
 ●サイズ:131×83×62mm 約790g
 ●当時価格:25500円 ●発売:1959年
 *レンズ部分を取り囲む逆Ω型の金属部分がデザイン上のポイントで、
  操作系でもフィルム巻上げレバーが底面にあり右手で巻上げるよう
  になっている.巻戻しクランクは側面に.そのために内部でギヤを
  90度に噛み合わせている仕組み.ピント調節は通常のカメラのよう
  なレンズ部分で行うのではなく背面のダイヤルで.リモートフォー
  カシングと呼ぶらしい.トップカバーにある回転盤は被写界深度の
  目盛で前後するレンズ部分に合わせて回転してピント範囲を表示.
 (ネット上にある仕様などの記事を転載してリライト)

………
すぐに再度の撮影を.今度はケースは使わない.巻き上げ動作の違和感
=異音が原因かもしれないからだ.写っていないカットがあったことの.
最初の試写の後でわかったことだが、シャッターのチャージが完了して
いても、何故か何度でもフィルムの巻き上げ操作が出来る.それが問題
だったのかもしれない.私はフィルムをカメラに装填して、その撮影前、
何気なく10カット以上気がつかず巻き上げ操作をしていた?まさか….


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