blueな日々

( Art で逢いましょう)

夜の私と昼の私

2005年10月28日 | ■blueな日々1
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私は一本の木か?
「我思う我は消えゆく老木」
    写真はNにドールハウスを作った時に
    ついでに出来た「しずかに燃える木」

ニュースは各社、朝と晩に見ている。ネットでも見る。
今夜はアフリカの食料危機問題やパキスタン地震復興
の困難さ、幼稚園児の列に車が突入、個人情報の流出、
M&A、殺人事件詐欺交通事故テロ対策、ビジネスなど。

食料危機の映像にはまたショックを受けた。幼子たちが
やせ細っている。生命を落としている。国連からの食料
援助も大きく不足。まだ持ちこたえていた女の子の姿も
遠くない未来、見るに忍びないものなっているだろう。
きれいな黒い肌にあどけない瞳がよけい痛々しい。
最貧国で政情不安といった構造的な問題に加え、干ばつ
にエイズの猛威。親の世代が多く死に子供たちと老人が
取り残される。国際協力は無きに等しい。

アフリカは人類のゆりかご。そして今、同じ場所から、
人類滅亡の序曲が始まる。私はそう思う。

誰だって、黙ったままで死んだりはしないだろう。
人種・宗教・国境・貧富の問題。自国内のことばかりに
かまけている場合ではない。世界規模で根本的な解決を
模索しなければ、大変なことになってしまうだろう。
権力のある人間たち、知恵のある人間たち…。
いろいろやってはいるが、結局は自国の利益と先送り。
人類の限界。(行動できないblueな私も限界)

TV各社も新聞社もニュースをもっとフォローすべき。
細切れの報道ばかりでは実質何ら変化はないだろう。
キャンペーンも実施すべき。社会的使命を果たす時。
深刻なニュースを流し、神妙なコメントを発した後、
キャスターがニコニコ顔で「次はスポーツです」
違和感を憶えませんか? 国が違えば結局、他人事。

バラエティ番組や刑事ドラマもいいけれど、我が国
の場合、ちょっとひどいと思いませんか? 感覚が
恐ろしい。バランスの欠如。作る側見る側どっちも
どっち。何を至上主義にしているのか?
利益誘導はなにも政治の世界ばかりではない。
富むところがあれば搾取されつづけるところもある。
私たち日本人は富む側。だが精神は搾取されている。
青少年の犯罪も、根本原因はここにある。感受性が
ある子たちは社会の不条理や矛盾に、過敏に過激に
反応してしまうのです。私たち大人は裏切っている
のです。正常な世界を提示してやれていないのです。

書きたいことは他にあったのに、ニュースの映像に
影響されて(黙っていられずに)、自分の理解能力
を上まわることを考えてしまった私。

私は自衛隊も警察も(世界の社会の最前線で働く)
尊敬している。さまざまなボランティア活動をして
いる人たちもだ。だがそれは点と点での支援でしか
なく根本的な解決ではない。個人レベルでの動きが
世界的に始まれば、大きな変化が生まれると思うの
だが、どうでしょう。
何をどう始めればいいのか?
もっと思考して、いつか書きます。

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