blueな日々

( Art で逢いましょう)

考えていた~Pentax SP:Single lens reflex,First photography

2014年03月24日 | ●Camera:Single lens reflex
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やはり名機である.いい写りだった.ただ操作系がほんのわずかだが、
なじみのないもので、私は少し戸惑ったらしい.老いてから対応しな
ければならない新しい操作は、どうしても忘れてしまいがち.レンズ
のすぐ横に配置された、露出計を起動させる小さなレバー.上にずら
してONに.それだけの操作を失念してしまうのだ.マニュアルだけ
で撮影したほうが気分が楽では.撮影中はそんなことも考えていた.

撮影には純正のペンタックスのレンズ2本使用.M42マウント.比較
が難しいほどにどちらもいい写りだった.以後は基本的に新しいほう
のコーティングされたレンズを常用したほうがいいと思うが.ボディ
自体は動作にまったく問題がなかった.とくにファインダーの内部が
クリアなことには喜びが.プリズムの腐食や電池室内での液漏れなど、
不具合が多い機種でもあるが、いい個体に巡り会えた運のよさも実感.

感度200/36枚撮りのカラーネガフィルム~残り半分を使用
感度200/36:19~Super Takumar 55mm/1.8
  33~Super Multi-Coated Takumar 55mm/1.8


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Pentax SP
 ●形式:35mmフォーカルプレーンシャッター式
     レフレックスタイプ一眼レフカメラ
 ●レンズマウント:M42(プラクチカ)マウント
 ●交換レンズ:M42レンズ
 ●ファインダー:固定 ペンタプリズムファインダー
 ●ファインダー視野率:93%
 ●ファインダー倍率:50mmレンズで0.88倍、55mmレンズで等倍
 ●フォーカシングスクリーン:固定式クロスマイクロプリズム
 ●シャッター:機械式布幕横走り
 ●シャッタースピード:機械式 B.1~1/1000秒
 ●セルフタイマー:約13秒、レバー近傍の専用ボタンによる始動
 ●ミラー、絞り機構:クイックリターンミラー
 ●シンクロ接点:X.FP
 ●巻き上げ:レバー1回式=分割巻き上げ可.予備10度.巻き上げ160度
 ●フィルムカウンター:自動復元順算式
 ●フィルム巻き戻し:底部の巻き戻しボタン及び巻き戻しクランプによる
 ●露出計:EV3~18 CdS受光素子によるTTL平均測光
 ●電源:H-D水銀電池1個
 ●サイズ:143×92×87mm=標準レンズ付.868g=標準レンズ付
 ●発売:1964~1974
 *SPは世界初で初めて TTL測光を採用した35mm一眼レフカメラとして、
  1960年のフォトキナでデビュー.1964年発売.どんなレンズを組み
  合わせても正確な露出が得られることに加え、F1.4の標準レンズ付で
  52,000円という手頃な価格であったことから、発売と同時に大ヒット.
  後継機のKシリーズの登場まで、旭光学の主力商品の座に.日本光学
  のニコン Fが20世紀を代表するプロ用カメラならば、ペンタックスの
  SPは大衆機の王者である.(ネット上の仕様他を転載してリライト)


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