1990年代の後半の、わずか数年の間に、富士フィルムから20機種ほどが
発売されたらしい APSの専用機.エピオンシリーズ.その初期の最上位
モデル「Epion 300Z」~動作品をこの春?にオークションで安価に入手
することができた.100円+送料で500円以下の値段で.素朴なボディの
デザインが私は嫌いではない.写りも有名メーカーゆえ悪くはないはず.
たぶんこの夏を前にようやく試写を終えた.そしてまたさらに撮影済みの
フィルムは自宅に保管.他のAPSカメラの分とともにまとめて現像に出す
ために.通常の35mmフィルムは急いで現像に出すが、なんとなくAPSを
私は虐げているのかもしれない.すでに製造が中止された歴史的な規格の
フィルムだから.現行品ではないので.ながく後回しにしてきたような.
Fujifilm Epion 300Z
●形式:APSレンズシャッター式カメラ
●レンズ:スーパーフジノンレンズ 30mm/F4.8~90mm/F6.5
●撮影距離:アクティブオートフォーカス 0.6m~∞
●シャッター:プログラム式電子シャッター 1/400~1秒
●露出および補正:連動範囲 W側10.4~17 T側:13.5~20
●フイルム感度:データディスクによる自動設定 ISO25~3200
●ストロボ:内蔵固定式 デジタルプログラムズームストロボ
発光間隔1~4秒 DPモード 赤目軽減 発行停止 夜景ポートレート
●ファインダー:実像式ズームファインダー
0.52倍~1.43倍 視度調節可能
●電池:フジフイルムエバレディCS123A×1
●当時価格:50000円 ●発売:1996年