このカメラでは、内面反射なのか、不要な光りがわずかに写り込んでいる．
撮影したすべてのカットではないが、半数近くは．リバーサルフィルムを
使ったので、圧着板～プレッシャープレート、の問題なのだろうか．黒く
塗装されていないのかな？ そして写り自体も、なんだか微妙に良くない
印象なのだ、私に中に、にわかに不安が芽生える．Zolki-1とともに、劣化
が急速に進んでいるのだろうか．私はなんとも嫌な気分になりかけている．
動作などの確認をすぐにでも．対応を考えなければならない．お気に入り
のカメラなので．なんとか対応を．改善を．修理？が必要になっても…．
感度100/36枚撮りのリバーサルフィルム：使用期限は不明．
（1～18は Zolki1にて撮影）19～36は、この Zenit-Cで撮影．
19.寝室 1/60.4 20.自転車 1/125.4 21.鳩 1/250.8
22,広場 1/250.11 23.自転車 1/125.4 24.鳩 1/250.11
昨日の、Zolki-1 =Fake Leica の記事で、ロシアから中国の西域を経て結局
は日本の私のもとへ．といった記述をしているが、それは勘違いで、中国の
西域を経てやってきたのは、この Zenit-Cのほう．その地域を昔旅したある
知人からの土産でもらったもの．確か、ウイグルあたりで買ったものらしい．
Zolki-1のほうは、私がネットをはじめた10年以上前に、関東のショップで
購入したもの．…以前は動作にはなんの問題はなく、いつもいい写真が撮影
できていたのに．いつの間にか徐々に、不具合が発生を．とくに今回の写り
のよくない事態はショックだ．シャッター幕の動作異常などは違和感はある
が致命的な問題ではない．そう思えてきそう．写りの善し悪しは事件なのだ．
Zenit-C
●マウント：M39マウント（ゼニットマウント）
●シャッター：メカニカル横走布幕フォーカルプレーン
? ●シャッター速度：B,1/25,1/50,1/100,1/250,1/500
? ●シャッターダイヤル：1軸回転式
? ●ファインダー：アイレベルファインダー
? ●ピント合わせ：すりガラス面よる実像合致方式?
●ファインダー倍率：約1.0倍以上?
ファインダー像が大きく大変見やすく感じられる
? ●露出計：なし ●フィルム装填：底板着脱式?
●フィルムカウンター：順算式 フィルム装填時０に設定する
? ●シンクロ接点：X-接点（1/25で同調）タイムラグ調整機能あり
? ●セルフタイマー：なし
? ●サイズ：135×91×52mm 0.53kg（ボディーのみ）
? ●製造：KMZ（クラスノゴルスク機械工場）
? ●付属レンズ：Industar-50（5cm/F3.5)
＊1955年から61年にかけて23万台あまりが製造．旧ソ連では最初に
大量生産された一レフカメラらしい．当時、製造されていたレンジ
ファインダー機種の「Zorki」のマウント部を前面に出し、ミラー
他の、一眼レフ用の部品～ファインダーなどを付けたものである．
その効用？で、一眼レフとしてはコンパクトなサイズに．
＊クイックリターン形式のミラーではないので、シッターを切ると、
ファインダーが暗い状態のままに．フィルムの巻上げ時にファイン
ダー内部から被写体がふたたびが見えるようになる．故障ではない．
＊アクセサリーシューは付いていない．
Lens：Induster 50mm/F3.5
? ●名称：ИНДУСТАР-50
? ●焦点距離 ：50ｍｍ ●F値：Ｆ3.5
? ●絞り：F3.5, 4.0. 5.6, 8.0, 11.0, 16.0（クリックはない）
? ●絞り羽根数：7枚? ●絞り形式：プリセット?
●マウント：Lマウント? ●レンズ構成：3群4枚（テッサ-タイプ）
? ●最短撮影距離：0.65m? ●フィルター：33ｍｍ？（ねじ込み式）
? ●サイズ：直径50ｍｍ 長さ27ｍｍ 重さ65ｇ（実測値）
? ●製造：KMZ（クラスノゴルスク機械工場）
? ＊ピント目盛表記はmのみ．絞りリングや距離リングの回転に伴って
フィルター枠が回転する．旧ソ連製の一眼レフカメラ「Zenit-C」に、
同社で作られたコピーライカ「Zorki-1」に「Induster 50mm/f3.5」
という偽エルマーを装着して，マクロ専用での撮影も可能になる．
