東芝のHDDムービーカメラ「Gigashot MEHV10」~発売元のサポート
センターで、ファームウエアのバージョンアップが完了して、送り返さ
れてきた.その内容は、以下の機能向上などにかんするものである.
Gigashot Vシリーズ用ファームウェア Ver1.20J
●自動明るさ調整の精度、およびそのときの画質を向上
●ズーム動作時のフォーカス精度を向上
前バージョンまでの更新内容は以下のとおり
●撮影メニューに「マイク感度」設定機能を追加
●撮影する環境に応じてマイクの感度を変更する機能を追加
標準:通常のマイク感度
高:マイク感度を高く設定.聞き取りにくい小さな音を録音
低:マイク感度を低く設定.周囲の雑音などを低減したい時
動作の確認をふたたび.何の問題もなくさまざまな機能が動作している.
あらたにマイク感度の設定も追加されている.これでまた動画の練習を
行なうことが出来ることに.静止画の撮影とともに動画の操作も楽しみ
なのだ.しかしようやく私は、ある不審なことに気がつく.バージョン
アップの依頼時、カメラのファームウエアは Ver1.05Jで、Ver1.20Jに
バージョンアップさせるということだったが,届いたカメラは、何故か
このカメラには存在しないはずの Ver1.30Jというものになっていた.
おかしいと思いサポートセンターに問い合わせてみた.作業をした工場
が間違え、後継機種用のバージョンをインストールしてしまったらしい.
とそんな返事だった.手数をかけますが、もう一度カメラを引き取って
バージョンアップをし直したいという.私は手違いの経緯や今後起こり
うるかもしれないカメラの不都合など,詳細を知るはずの担当者に連絡
をしてもらうよう、あらためて依頼した.メーカーからデジカメや携帯
電話がバージョンアップされて送り返され,もし別の機種のプログラム
がインストールされていたとしたら,あなたがたは以後の操作に不安を
感じませんか? そんなもっともなことを何故,そちらから先に言って
もらえなかったのか.顧客を安心させてくれないのだろうか.東芝さん
はプロのはずなのに、不思議でならない.何故私の不安を理解できない
のでしょうか.また、単純なミスが何故起きたのか.今回の件は、ただ
より高いものはない.そんなことわざまで実感してしまうことになって
しまったらしい.じつに情けないことだ.一流企業の名が泣いています.
そんな不愉快な皮肉まで考えてしまう.私はクレーマーでもないのに.
静止画や動画の撮影はなんの問題もなく行なえた.だがおなじシリーズ
の後継機とはいえ、別機種のプログラムがインストールされているのは
やはりおかしい.不安でもある.やがて東芝提携の運送会社~日本通運
からスタッフ1名がカメラを引き取りにきた.パソコンポという専用の
段ボール箱に入れて持ち帰った.伝票を残して.数日後には連絡がある
はずの、バージョンアップ時のミスの経過などを聞いたうえで,新たな
インストール=バージョンアップの作業にかかってもらうつもりでいる.