フィルム感度を勘違いしていた.実際に使用したのはISO200だったが、
何故か 400のつもりで露出を決め撮影をしていた.だが試写の結果は,
不思議とほぼ適正な露出に.フィルムのラチュード~包容力のおかげ.
発色も問題なし.マミヤのレンジファインダーカメラ「Mamiya-35Ⅱ」
二重像合致式連動距離計.レンズはマミヤセコール45mm/F3.5.絞り
は22まで.シャッター速度はB.1秒~1/500秒.すべての操作が完全な
マニュアル.露出も自身の感覚で.昨年の入手後の最初の試写では古い
フィルムを使ったために発色に異常が.さらにフィルムの巻き戻し操作
でミスをして、一部の数カットが感光してしまった.まったく初心者の
ような失敗である.だが写りは悪くない印象で、今回の2度目の撮影で
はもちろん新品のフィルムを使用.そして見事なほどいい写りだった.
しかしまたおなじ失敗を….撮影完了後のフィルムの巻き戻しの操作で,
途中でまたも裏蓋を開けてしまい、わずかなカットが感光してしまった.
巻き戻しノブの感触が軽くなったので,巻き戻し操作は済んだと勘違い
をしてしまったのだ.こんな考えられないような単純ミスは、私の老化
現象のはじまり、あるいは深化なのだろうか….今回の撮影でも一部の
カットを感光させてしまったので,また近接でのピント合わせ操作時に、
レンズまわりのピントリングとファインダー内の二重像の動きに違和感
をおぼえて,完全な連動をせず二重像が遅れて動いている,不安になり,
すぐに3度目の撮影を.念のためピント合わせは目測でも行なうつもり.