行って参りました、神奈川県は野島公園。
この野島公園で、自転車キャンプのデビューです。
3号にも、とうとう一緒に走ってくれる危篤な方が現れ、一緒に走って貰いました。
何故、野島公園を選んだかというと、以前、誰とだったかは憶えていませんが、ここでキャンプをしたことと、「絶対近い筈」と思い込んでいたから。
我が家に来てもらって出発したのが、AM9時(?)
突き当たりの高輪プリンスを右に折れ、東京タワーを右に見て、
赤羽橋の交差点を直進し、慶応大学の麓をかすり、国道15号線を品川の先、新馬場辺りで旧東海道に入り、見つけた自転車やで出発時から指摘されていたタイヤに空気を入れ、鈴ヶ森で再び15号。更に大森から左に入り、
産業道路を走ったんですが、ここは、歩道を行ったほうが正解のようで、命の危険を感じないで済みました。 ただし、気を付けなきゃいけないのが、この産業道路の突き当たりが〝キリンビール〟ということ。 首都高の入り口〝生麦〟の文字を見たら、右折が必要です。
再び15号に出てちょっとすると、あの〝生麦事件〟の現場。
撮影も寄る間もな無く駆け抜け、東神奈川付近から市場方面へ入り、パシフィコ横浜、みなとみらい、
よこはまコスモワールド、
赤レンガ倉庫を経て、
ようやく中華街の外のテーブルが有るところで昼食でした。 この頃になると、気にはなるけど時計を見ない3号が顔を出し、すっかり寛ぎながら「泊まりは横浜にしない?」との提案を相棒にしてみたところ、あっさり却下され、1時間半の昼食は終了し、野島公園へ向け15号を行きます。 ここからが、今回一番辛いパートになったんですが、行きしなに寄った横浜の中華街で昼食を摂ったときに飲んだ、黄金色に妖しく輝く〝麦の発酵水〟なる不可思議な物を頂いたのが災いしたのか、残り20kmの長い事長い事・・・15時30分頃の到着となりました。
テントを張り、
金沢八景の駅まで戻り、釣り具とパンを買い、銭湯〝亀遊館〟へ行き、
アルコールを買い込み、テントへ戻り、今回作った行燈に点火。
これは、焚き火セットを持ち歩けない3号自身を慰めるために作ったもので、穴が開いて使えなくなったアルミ製のコッフェルの蓋にA4のコピー用紙を貼ったもの。燃料用のロウソクを半分に切り、2つ並べています。
この灯火の元、今回の夜のメーンイベントへ向け、時間制限有りの〝宴〟の始まりです。 と言っても、500缶1本と150mlの日本酒の紙パックを1/3程開けたところで、お店に向かって出発です。
このお店、相棒の相方さんまで後を追って遥々来てしまうんですから、3号としては期待特大と云うやつでして、万が一閉まっていたら・・・・そっ そんな事、怖くて考えられません。
ここだけの話、
(食い物の恨みは恐ろしいと言いますが、それはお一人で受けてください。)
店に入って最初に頼んだものが〝生牡蠣〟
しかも1皿2個ということで、後から来る食いしん坊に見せない為にも、真っ先に胃に収め無かったことにしました。
それにしても、この店、美味しくて安いんだから当たり前なんですが、
ずーーっと満員。
よく、見つけてくれました。 感謝!
飲み続けて好い加減経った頃テントに戻ったんですが、相棒に先を越されて寝られてしまい、イビキを子守唄に寝たのは良いんですが、夜明け前になって、レジ袋を漁る音と鳩やカラス、猫の気配で目が冴えてしまい、テーブルの上に起きっ放しになっていた麩菓子が気になります。これは、杞憂に終わったんですが、深酒すると神経がザワ付いて眠れなくなる3号、また、疲れ過ぎると寝つきが悪くなる3号にとって、公園は過酷な環境みたいです。 運河の向こう岸の工場の音、釣り・ジョギング・散歩の足音、太陽が昇り始める頃に起き始めた子供達の声、直射日光が当たるテントを張った場所の悪さもさることながら、充分過ぎる安眠阻害要因達。そんなこんなでも、7時位から1時間ほど爆睡出来、快調に近いコンディションで朝食を摂り、途中で合流した相棒の相方に手伝って貰い片付けを済ませ、公園を後に出来たのは、10時前。
相棒の相方を駅まで送って行ったあとは、ひたすら走る、走る。
青春の真っ只中でさえ、こんなに突っ走った憶えがありません。
公園を出てから到着まで2回の休憩だったんですが、休憩を取り過ぎても走れなくなるのは、昨日の教訓。 気が付きゃ、昼食抜きで到着していました。
小憎らしいのが、この相棒。
相棒の家の前で、相方がゴールのテープを貼って待っているから、などと言うので、もう、遠回りするしかないじゃないですか。 で、行って見ると説明通りの光景で、相方さんが手を振って迎えてくれていて、勧められ気後れし、照れながらゴールのテープを切らせて頂きました。 しかも、クラッカーのおまけ付き。静かな住宅街にクラッカーの音が鳴り響きました。 この相棒は、どうにかして彼の家まで3号を連れて行く為に、「荷物を相方に持って行かせますから、軽くして帰りましょうよ」と、ずいぶんと八景の駅前で粘っていたのは、これが理由だったみたいで、こっちはこっちで、随分熱心に勧めるけど、その後の手間を考えると億劫、そして、それで完走した事になるのか自問したら、答えは「NO」、それを聞いた相方達に困惑の色が見えたので腑に落ちない3号。 この計画を実現するために、二人で考えてくれた事を知らないで、ただ、自分の内面的な理由で断ってしまったことを反省・・・
でも、面白いですね。
13歳年下の相棒なんですが、人生経験と気遣いは3号など彼の足元にも及ばないわけですから、一緒に居て極楽なばかりか、サプライズまで用意してくれたり・・・出逢い運に恵まれているのは、今でも続いているようです。
現地で大分走り回っていますが、走行距離は139km。
サイコンって便利ですね。
因みに、最高速度は35kmとの事。
「結構、出るじゃん」
なんて気持ち良くなっていたら、横を軽~~~く抜き去って行くロード。
思わず笑ってしまうくらい、あっさり抜かれてしまいました。
「重い荷物積んで、太いタイヤでエッチラオッチラ飛ばしたとところで・・結局適わないじゃん」
なんて事を考えながら
「昭和39年産まれは、泥臭くて良いんだ」
と思い直し、
「3号もロード欲しい」
の誘惑にクラクラしながらペダルを漕ぎ続けていました。
江古田で完走祝いの宴と清算を済ませ、余程の年寄りと思っているのか、相棒と相棒の相方に我が家まで送って頂き、3号にとっての完走となりました。
日東のキャンピーにオストリッチの〝P-225〟を取り付けたところです。
このサイズのボトルの位置は、写真の位置じゃ駄目。
空気入れは、今回ホースを破損。
フレームに、2箇所ドット剥げ。
今度は、房総半島の先端部へ輪行を提案しておきました。
それと、ゴールテープのお礼に、寒くなったら〝囲炉裏テント.EXE〟に御招待です。
2号が、夕食前に言ったこと。
「行く前より太ったんじゃない? 何食べたの?」
それ訊かれてもねぇ・・・
色々です。
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家に帰ってから、湿布3袋開封
ミイラ男みたいでした(笑)
鬼ケ島のお供は
いつでもお待ちしておりますよ。
あー牡蛎の事書いてるし、、、
バレたら食罪(贖罪?)は私に来ますね
それでは、次回にこうご期待!ってことで
医者にも薬にも、余程じゃなきゃ頼らないのが癖になっているので、今回も〝早く寝る〟でした。
牡蠣の話・・・そぉか、内緒だったな。
でも、健気な相方に食罪してあげてくださいな。
それと『鬼が島』『お供』・・・?
もしかして『桃太郎』?
そ~か~、そ~ゆ~つもりだったのか・・
しかし、かなりの散在とお見受けしますので、減価償却に向け、キャンプの頻度を高めなければなりませんね。
思っていたより若かったので驚きました(失礼!)
仰せの通り、9月3連休からかなり出費いたしましたが、キャンプ道具は重いし嵩張るので、宿に泊まる方が呑めるし食えるし荷物少ないしで、好い事ずくめのような気がしてなりません。
今回初めて、行きも帰りも自走したんですが、輪行で走りたいところだけを走ることしかしてこなかったので、興味が無い場所は苦痛でしかありませんでした。
3連休も今回も、膝痛は最初だけ、空気圧を適正(正確には知らない)にしたら、全然大丈夫でした。 珍しく、後ろ側の腿とお尻の付け根の筋肉がきています。
15号やみなとみらいは良く行っていますよ。
見慣れた風景で何だか嬉しくなりますな。
自転車キャンプと言うのもなかなかよい趣味ですね。
僕のLe MANSもノーマルフェンダーとフロントキャリア戻そうかな。
でも重いんですよね。
ペダルも変えたいしやりたいことは山ほどあるけど今はTCRがメインです。
今週のイベント終わったらLe MANSに乗ろう♪
そーですか、15号を走る事があるんですか。15号をロードの人に抜かれましたけど、か~るく抜いていきましたよ。 どんどん差がついていって、1っ個目の信号で追い付きましたが、その後は、影も形も見えなくなりましたよ。 ほんと、そ~いう風に見えてるだけでしょうが、軽く漕いでいる後姿を見て、Noguさん達もこんな風に走っているのだろう、と思った次第です。
しっかし、交通量が多い事。
自転車を快く思っていなかったり、自転車の弱い部分に配慮出来ないドライバーの前では、いくらヘルメットをかぶり、交通ルールに従っていても、引っかけられたら無事じゃ済まないわけで、制限速度を上回る速度で、しかもギリギリのところをすり抜けていかれた時には、残してきた1号の顔が浮かびます。