記事の完成が遅れましたが・・・
このシルバーウィーク、20日に行われた〝森の結婚式〟に出席してきました。
〝結婚式〟と聞くと、どうしても一眼レフを持て行かなければならない様な気がしてパッキングしてはみたものの、頼まれたわけじゃないのに撮るのもおせっかいな気がするし、道中背負って自転車で移動するのを考えたらなるべく軽くしたいので、家を出る直前でパス。 代わりに、新しく到着した〝WX1〟だけを持っていきました。
行きに乗ったのは〝ムーンライト信州〟 新宿を、11時59分の出発。
我家から自転車で夜の新宿西口まで行き、小田急デパート前で自転車を分解。
今回は、加茂屋さんのモールトンポーターでの輪行なので、痣を作る事も無く、楽勝で車内まで運び入れる事が出来ました。
純正と加茂屋さんの輪行袋を比べると、周りに傷を付ける心配なが無いのが純正で、走行時畳んだ時の小ささと引っ張って運べるイージーさは加茂屋さんになります。 純正物だとホームまでの距離が有るとき、何処かが腿や腰に当たって痣にあってしまいます。 それと加茂屋さんの場合、ハンドルの隅っこに〝角〟を付けているんですが、これが、運ぶとき(持ち上げて引く)に利いてくるんです。 ショルダーベルトを工夫して自作して、もうひとつカバーの下回りを合わせるベルトでもあれば、完璧な楽チン輪行袋になるかも。
この電車、背もたれが想像していたより寝ないので、寝るに寝れず・・・・
かなり、ゆ~~~っくり な勿体ぶった速度でウンザリ・・・
この列車に乗る乗客は、登山客、酔っ払い、鉄男君・・・
途中、隣が空いたので無理な体勢で横になり一寝入りしようとしたのですが、ゆっくり過ぎて鉄道特有の心地よい響きが無くて眠れません。
どうせなら、切符で入れる仮眠所を駅に整備すれば良いのに、などと、好んで乗っておいて、そんな事を思っていたりする間に眠気と共に到着。
たぶんですが、二度と乗りません。
自転車を組み立て、早朝から営業している薬師の湯へ直行です。
自転車での移動だと、色々な音や匂いがして得した気分です。
車での移動では気が付きませんでしたが、ここは、山岳地帯の入り口。 寒さも有りますが、山に向かって行くと、緩やかな上りなんですよね・・・殆ど徹夜の身には、少々キツイ移動になってしまいました。
風呂上りに、途中のコンビニで買った、意外に美味しいおにぎりが朝食。
やっと、ここで一寝入りが出来ました。
ころあいを見計らい薬師の湯を出発しますが、出て直ぐのところで2度目の朝食です。 お店の御主人と時間いっぱいまで歓談。
この御主人、熊と格闘の末、仕留めた事があるそうです。
どうもこの旅では、3号の本心とは裏腹に何人かのお爺さんと出会うのですが、この御主人が始まりになったようです。
薬師の湯から森くらまで、通い慣れた道を自転車で初めての移動。
この橋の手前から未舗装の林道なので、会場までの上り坂を押して登ることにしました。
到着してみると、総出で準備中。
朴の木を一本切り倒して、集めた葉でバージンロードを製作していました。
フリースクールの生徒さん達手作りのお面。
このときから、素敵な式になる予感が確信へ変わり始めました。
↑ この行列が、新郎新婦を引き連れ、バージンロードを進み入場します。
↑ WX1の暗所でのスイングパノラマ写真で、結婚式の雰囲気。
↑ 吾等がブギー!
彼のキャラクターに触れた人は、ファンになる確率が高い。
このあとは、屋台形式での食事と、時間制限の無い飲み会の始まり・・・・
夜の足音が聞こえ始め、焚き火を起こし、人の輪が出来、酔いが回り、気が付くと良く来郷するガキ達が周りに集まり始め、3号は、いつの間にか彼等のおもちゃ。
老眼で暗いところは見えないのに、被っていた帽子を取られて追いかけっこの始まり。
暗い上に段差が多いので呑み過ぎ注意なのを忘れ、踏み外して膝を打ち、心配して声を掛けてくれた人に悪いと思い平気を装ってみたものの、ズキズキ痛むので寝る事にしたと思います。
「思います」というのは、記憶が定かではないので・・・(^。^;)
この夜は、連休一番の冷え込み。{{{{( ▽|||)}}}}
薄手の寝袋しか調達出来なかったので、酔いが醒めると同時に寒さに耐え切れなくなり始め、
エイっ! やっ!
っと起きてはみたものの、食料の調達をしてこなかったから、火の傍に居ても誰も居ないので手持ち無沙汰。
人が集まりだすと出発し難くなる性分、ここは、早々に出発することにしました。
それにしても、
充分な睡眠と充分な食事に縁が無いうえに、前夜痛めた膝が痛い。
↑ WX1、モデルが良いので、写りも良いです。
このあと、橋を渡って直ぐの所に在る〝駒止めの湯〟で入浴。
久し振りに来てみたら受付が休憩所に移動していて、おまけに受付のオジサンもいない。
しょうがないので後で払う事にして、さっさと入浴です。
ここは観光客が少ないので、我が家の風呂的な気分で入れてお気に入りなんです。
風呂から上がってみると、受付にはオジサンがいました。
オジサンと言っても老人ですが、ここでも縁が有ります。
老眼鏡の汚れを気にしていたら、オジサンが黙ってレンズクリーナーをくれました。
見ていてくれたんですね、ありがたい話です。
さて、ここから、松本へ向け出発です。
午前8時前ですが、まだ、朝食は抜き。
この道沿いには蕎麦屋が点在しているので、それを楽しみにしながらペダルを踏み続けました。
お気に入りの道は山沿いの道、ゆったりとした起伏が松本まで続く道なんです。
↑ 初めて知ったお寺。 近づいて見ると、すごい場所です。
↑ お気に入りの真っ直ぐな道。 左は、色付き始めた稲、右は、山並み。
景色が良いので、勿体振ってゆっくり走ります。
大町から松本までの景色は、広い空と田畑の緑、山並みと風と太陽。
でも、最も好きなのが、細い茎に大きな花を付けて、風に揺れるコスモス。
出発時間が早過ぎ朝食にありつけないまま、松本付近に到着。
地図が無いので、山の形と地元の人が頼りの道程です。
梓川沿いに出てしばらく戻り、父の実家の前を通る事にしたら、従兄弟が仕事中。
「まぁ、あがれ」ということになり、45にもなって手土産も無いのを恥ずかしく思いながら邪魔してみたものの、暫らく振りに会う叔母ちゃんは、腰が曲がっていました。
3号は、親戚とは離れ東京にいたので、小さい頃遊びに行くと、ほんと可愛がってもらったんですよね。 特に、この叔母ちゃんには、夏休みの間、お世話になったんですよ。
相変わらず時間を確認しなかったので、昼飯時だって知ったのは昼飯が用意されたときでしたが、迂闊ついでに、その時間を楽しむ事にしました。
昼食後に襲ってきた睡魔を助けるかのような、叔母ちゃんの「泊まってゆっくりしてきなよ」の、ありがたい言葉。
時間を逆算していくと昼寝も無理な時間しか残ってないので、いっぱいまで居る事にして出発です。 温泉で汗を流す時間と親戚を訪問して、まだ、お線香をあげていない叔父さんの家を探しに出発。
お城に向かって行くと、市内は混雑しています。
「これは、浅間温泉より銭湯の方が空いているなぁ・・」と、お城を一周して案内板の前で確認していた時、何か聞こえたような気がして振り返ると、自転車に乗ったお爺さん。 振り返った3号に、笑顔で何か言っています。
まぁ、「市内が混雑しているので、墓参りも自転車が便利」とか、そんな話だったんですが、〝なわて通り〟まで、このオジサンとしばしの道連れ。
近道を教えてもらいながら向かっていたんですが、優しい人柄のオジサン。
どうも、↓ の近所に在るギャラリーの主のようです。
WX1は、散歩がてらの路地撮りに向いているかも。
↑ 松本って湧水が結構在るんですよ
後ろにスペースが無く、24ミリでも納まらないのでスイングパノラマで・・・・
亡くなった叔父さんに線香をあげようと向かった家は、残念ながら留守。
しょうがないので、やはり近所の親戚宅へ。
ほんと、自分もそうですが、皆さん、歳とりました。
「('ヘ`;・・・・・・・・同じ質問と同じ話が、何回も繰り返されるんです。
自転車と荷物を預け、やはり近所の銭湯〝菊の湯〟さんへ行ってみました。
時刻を確認したら、帰りの列車の時刻まであと45分。
番台さんの「ごゆっくりどうぞ」の言葉には応えられず、15分位の入浴後早足で戻り、親戚と別れ駅へ向かい、何とか列車に乗れましたが、車中爆睡・・・・
結局この日、朝食抜きでお昼を親戚の家で食べただけで、新宿に到着するまで何も食べないで過ごしてしまいました。
なぜか、この2日間、空腹を我慢出来てしまうんです(・-・)・・・ん?
ムーンライト信州にも乗れたし
結婚のお祝いもできたし、
花嫁さんは、綺麗だったし、
久し振りの森くらにも行けたし、
自転車で走りたかった道も走れたし、
空気も景色も綺麗だったし、
親戚回りもできたし、
よかった、よかった!
でも、この2日間に『お題』をつけるとしたら・・・・
”眠いうえに空腹の旅” だな
それと、しまなみでも同じだったんですが、教訓。
”早出は、飯にあり付けない”
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