このブログの最初の記事は、この下北半島行きの記事でした。
そして、その下風呂温泉へは今回で5回目の訪問となり、1号との2人旅は3回目で、3号は5回目になります。
今年の上野の地下道のオブジェは、ちょっと不気味です。
去年1年間旅費を積み立てて、まだ一緒に来てくれる1号との父子二人旅。
ゴロンとシートは発売日翌々日には完売になっていて、去年と同じB寝台に乗車となりました。
当然、大館の花膳さんにお弁当を注文。
今回は、デラックス弁当です。
〝デラックス〟と聞いた1号、なんとかデラックスと3号のイメージを重ね合わせ、妙に納得して笑っていましたが、余計に笑われるので、突っ込まない事にしています。
上野発の夜行列車を降りたときから、青森駅は雪の中 と、まさに歌の通りの風景なんですが、年末年始には〝荒れ模様〟だった天気はすっかりなりを潜め、生憎天気は良好でした。
こんなに晴れてちゃ楽しめないんですがね・・
で、青森駅からリゾートあすなろに乗り込んだんですが、野辺地からは海側になるD席を確保しているのは去年の学び。 もちろん、帰りだってD席を確保しています。
下北駅下車後レンタカーを借り、お目当てのラーメン屋さんに行ったものの、2件ともお昼過ぎに閉店となっていたので、短気な3号はそのまま尻屋崎のアタカ越冬放牧地へ向かいました。
で、到着してみると・・・雪が少なくて海からの風が氷みたい。
おまけに、当たり前ですが、大きな馬糞だらけ・・・ジャックのウンチどころじゃない、半端無い大きさ。
牛と違って形が残るので、昔、牧場に勤めた友人の話で、糞詰まりになった牛の肛門に肩まで腕を入れたっていう話を思い出してしまいます。
いつもの宿に到着すると、3号の目論見通り、お清めの入浴が済む頃には、1号は超が付くほどの空きっ腹!
ただ、残念な事に、旅館の食事は、うちの小学2年生とは相性が合いません。
大好きなお刺身と味付け海苔だけを平らげ、あとはTVを見たりしてのんびりしちゃっています。
対してこちらはというと、「もう、沢山は食べられません」と情けない注文をして、季節外れの通常メニューとしていただき美味しく完食となりましたが、食べ物を残すのが失礼と思っている3号、1号の分まで箸を伸ばすんですが、これが〝デラックス〟とウケる原因となる悪循環な訳で・・
2日目は、佐井村までラーメンを食しに出掛けました。
アルサスの2階のまんじゅや さんで、地元の昆布を練りこんだ昆布ラーメンです。
このスープが美味い・・!
結局、独特なスープの余韻がもったいなくて、大間マグロをやっつける事無く帰ってきてしまいました。
美味いマグロってのは、全国的に脂の乗りの差で味は一緒ですが、スープの味って千差万別ってのが理由です。
で、宿に戻って、今度は、古本まで買って勉強した井上靖の『海峡』の宿〝長谷旅館〟のお風呂に入浴です。
国道沿いの津軽海峡が見える場所にお風呂が在るんですよ。
ここに井上靖が入って、作品を考えたのでしょう。
この下風呂温泉の温度は結構高温なので、そうそう何回も入浴できません。
なので夕食前までダラダラと1号と戯れちゃ寝てを繰り返し、夕食まで45分という絶妙な時間に外湯を御馳走になりに出掛けましたが、向かった先に先客がいて入れません。 なので、同じ浜湯系の三浦屋さんに入浴です。
この下風呂温泉は、この狭い地域に大湯系、新湯系、浜湯A、浜湯Bと4つの泉質の温泉が湧いていて、大湯と新湯は高温、浜湯は、どちらかというと普通という感じで、なかなか楽しめる数少ない場所だったりします。
いつもお世話になるのが、村営の大湯前に在る旅館。
当時、凍え死にしそうだった心まで温めてくれた温泉宿で、3号が一方的に感謝しているのには、そういった理由があります。
宿に戻ると夕食で、最近はアンコウに切り替わっていましたが、大好きなタコしゃぶにしていただきました。
当然ですが、3号だけ完食。
1号も頑張っていましたが、如何せん、出なきゃいけないものが出ないお腹には、食事を受け入れるキャパが無いのでしょう。
お酒も大して呑まず、1号に合わせて就寝。
1号、寒い中でも布団を蹴飛ばしておいて、そのくせ寒がって丸まっているので、こっちは何回も目が覚めるんですよね。
で、帰り。
まるほんで最後の入浴を済ませてきましたが、レンタカーは12時返却だったので、むつ矢立温泉に入浴です。
このときは、2年生にして8割がたの下北半島の温泉を、3号に付き合って入浴してきた1号が、機嫌を伺いながら訊く3号に向かって
「うん、入っていこうよ」
と、この言葉を聴いたときには、この息子に痺れました。
去年はどうして何回も入るのか納得していなかったんですが、なんとも頼もしい温泉野郎に成長しているじゃありませんか!
こんなドラマが有ったにもかかわらず、僅か20分で退場。
1号なんか、熱くてつま先だけの入浴
野辺地は、いい具合に雪。
で、八戸から新幹線に乗ったんですが、〝はやて32号〟というのは、E5系新幹線はやぶさの車体だったんですね。
緑の車両がホームに入ってきたときには、そりゃ、もぉ、チビりそうになりました。
直前まで1号と話していたんです。
「次は、はやぶさに乗ろうね」
勝手に青森物産展
あすなろ車内にて、ほっかむり行商隊より購入
下風呂でやっと買う事が出来たタコとウニ。
下北駅前のまさかりプラザにて購入。
さてさて、だいぶ長くなりました。
来年は? というと、我慢できなくなれば下風呂へ行きますが、でなきゃ、釧路へタンチョウの求愛ダンスを1号に見せたいと思っています。 鶴居村のタンチョウの家という民宿に泊まったのですが、その時、宿泊者ノートに何か記入したような記憶があるんですが、それを見にも行きたいんですよね。
じゃなきゃ、納沙布岬の白鳥とか、極寒の宗谷岬とか・・・
ま、いずれにせよ、1号が一緒に行くって言ってくれている間の話で、それが、いつ言わなくなるか判りませんからね・・・
それと、今から決めているんですが、
真ん中で別れる奴じゃない〝牛〟で小谷温泉 山田旅館。
おかえりなさい(*´∀`)/
楽しそうな旅ですね(o^ ^o)
夕食も豪華で美味しそうです☆
男同士っていいよな~。
食べ物はともかく寒い日が続く東京にいる身には
何よりも温泉が、それも4つの泉質という言葉に
しびれてます。
明日は仕事が終わったら銭湯でも行ってこようかな。
ただいまです。
そして訪問ありがとうございます。
もう少し経てば、ニキビが出来て声変りがして・・・可愛い今の内に、思い出を沢山。
理由は簡単。
利用者が少なく存続の危機に曝されているじょうたいなんて、まさに秘湯中の秘湯です。時間が経てば〝幻の秘湯〟になってしまいます。
そうだね~、男同士なら、旅先の温泉でも一緒に入れるからね。その辺は男の子で良かったと思うんだけど、今になって思うのは、もう一人頑張れば良かったかなと・・・
牛じゃない方が不憫でなりません・・。
来客の目を楽しませていると評判です。