昨日7月12日(土)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・県内にも価格高騰の波/小麦粉やバター値上げ経営直撃』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
障害者の就労の場となっている神奈川県内の地域作業所の
パン店などにも、原材料高騰の波が押し寄せているそうです。
製造量が少なく、もともと利益もわずかなため、小麦粉や
バターの大幅な値上げが経営を直撃ということです。
原材料の高騰から、小売店やスーパーなどで販売されている
小麦粉の価格の値上げに歯止めがかからない状況が続いていて、
家計を直撃している状況にあり、さらにその小麦粉自体も
小売店やスーパーなどで品薄の状況にあるので、当然、
こういった地域作業所も直撃をしてしまいますよね・・・。
こういった地域作業所では、パン製造を収益の柱にしている作業所も
多くて、運営団体では、値上げや営業時間の延長など経営の
維持に努めている状況で、経営に携わる運営団体も苦肉の策に
出ているのが本当によく分かりますね・・・。泣くに泣けない状況ですよ。
障害者の就労に関しては、1月31日(木)に
『2007年度の神奈川県内の事務所・事業所に勤める
障害者の解雇者数が88人を超える見通しに!!』
《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅!!》
として取り上げたように、神奈川県内の事務所・事業所に勤める
障害者の解雇者数が2007年度は88人を超えたことが分かっていて、
依然として、神奈川県内の障害者の就労が厳しい状況にある
ことが伺えます。さらに2006年度は、神奈川県内の民間企業で
の障害者雇用率が、全国で2番目に低い数字を記録していることも
分かっているので、そういった中でこういった事業者が厳しい状況にあると、
障害者の雇用はより一層厳しくなり、路頭に迷うなんてことが起きかねないですね・・・。
横浜市障害支援課では、ノウハウの情報提供などで協力したいと
おっしゃっていますが、これも原材料の高騰が続けば、いくらノウハウの
情報提供を受けても生かすことが出来るか・・・。市町村や神奈川県なども
いろいろ取り組む必要がありますが、それ以上に、洞爺湖サミットが
終了したばかりとはいえ、国のやるべき課題は山積みだと
いうことが、こういう面からもよくわかりますね。
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