2024年6月7日、賤ケ岳城……ではなく賤ケ岳砦に登ってきました。
9時20分過ぎにJR木ノ本さくら駅へ。全然人がいません( ;∀;)
エスカレーターを降りると、
賤ケ岳合戦の絵が描かれていました。
さて今日の計画は、賤ケ岳に登りますので、登山口まで歩こうと思ったら、結構距離があることに気づいたので、
駅東口のふれあいステーションおかんさんでレンタルサイクルをお借りしました。
電動アシストなしで500円。
レンタサイクルで颯爽と出発、JR木ノ本駅東口の雄姿です。
にしても今日は暑いです。そろそろ山城攻めや登山は注意しないといけませんね。
今日のお昼は山頂へ食べるためにスーパー、地元の平和堂さんの木ノ本店でお買い物。
飲み物も買ってGO!
平和堂さんから10分くらい走ると、雰囲気の良い神社が。八幡神社です。
振り向くと、あ、賤ケ岳が見えますよ、ほら。
真ん中が賤ケ岳リフトなんでしょうね。楽しみです。
どんどこ近づいていきます。
出発して45分リフト乗り場に迫りました。
付近の地図です。登りますが、賤ケ岳で戦死した中川清秀さんのお墓までは厳しいかなあ。
帰りに黒田家御廟所に寄っていくつもりです。
左に見えるお手洗いを借りて、いざ参る!
登山道は1,500メートルですって。
リフトで行く方は左へ、私は右の登山道へ進みますよ。
リフト乗り場を見ると、七本槍が強く自己主張!!
リフトで行くのも楽しそうです。
往復のチケットは900円です。リフトに乗りたい誘惑と戦って、私は歩くのです。
序盤はこんな感じですがヤマビル警報が出ていました、気をつけて行きます。
あれ、宇佐山城の登りより厳しいです。結構休み休みしてしまいます。
後1,200メートル。リフト登り口から15分弱です。
何と登山道はリフトのルートの中を通るのです。頭上と左右注意、です。
結構厳しい道を登っているんですね(笑)
まだまだ上があります。
あれ、いつのまにか750メートルになっちゃった(笑)
それでも厳しいなあ、ふうふう。
あれ、何か見えてきた。リフト登山口から45分。
賤ケ岳リフト山頂駅に着きました。ガイドマップ通り50分弱です。
近く(近くはないけど)に山本山という山があります。
源平争乱期にはもう一人の義経こと山本義経がここで活躍したそうですよ。
また次の機会に登ろうと思っています。
歌碑がありました。帰って調べたら、
笠金村という歌人の万葉集の一首、
伊香山 野辺に咲きたる 萩見れば
君が家なる 尾花し思ほゆ
でした。伊香山は賤ケ岳一帯を示すのだそうです。ご当地万葉集ですね。
振り返ると琵琶湖です、綺麗だなあ。
賤ケ岳合戦の戦没者慰霊のお堂がありました。
あ、七本槍の絵馬ですよ。実は私は7人の名前を覚えきれておりません(笑)
また振り返ると今度は竹生島が見えました。
竹生島はこの間登りましたねえ。
何故か懐かしいのです。
さあ、上までもうちょっと、まだ続くのです。
うわ、琵琶湖が一望できますよ。
言いたくなりますね、あの台詞。
「琵琶湖の水、止めたろか?」
大体頂上に着いた感じです。リフト山頂から10分でした。
散策すると七本槍の雄、脇坂安治を奉じた竜野の方々が植樹をされていました。
脇坂さん、もはや神様!
疲れ切った兵士の像。秀吉ではありませんでした。
賤ケ岳の三角点421メートルです。登り切りましたね。
こちらは琵琶湖ではなく、余呉湖。琵琶湖の6分の1の大きさなんですって。
合戦図を見ながら、買ってきたお昼を食べます。
しかし佐久間盛政は大活躍です。中川清秀を討取り、高山右近、桑山繁晴を撤退させるのですから。
丹羽長秀が後からやって来て佐久間盛政の背後を襲ったことと、前田利家の謎の退却(無傷)が、転機なんでしょうね。
私の様なうかつな者の眼ではまったく城跡、砦跡が見つけられませんが、今私は上の図の3番で昼食を取っているのです。
全然分からなーい(笑)
4番から西を見ます。何となく砦っぽいかな(嘘です、全然分かりません)( ;∀;)
こちらは2番の主郭辺り。琵琶湖が良く見えているのですよ。
12時過ぎです、そろそろ降りましょう。
輪違紋の脇坂安治さんが待ち伏せしていました!
リフト山頂駅から下りますよ、登りと違ってテンポ良く下ることができました。
登りは50分、下りは30分ってとこです。
リフト乗り場入口の西光寺さんのあじさい。青の軍団が鮮烈なのです。
こちらは淡いあじさい。心が洗われるのです(ホンマかいな?)
無事下山できました。
水分を充分に取ってから、黒田家御廟所に行ってみましょう。
伊香具神社の参道です、振り返ると、
伊香具神社です。
面白い由緒書きです。
菅原道真が法華経と金光明経、仏教の経典を神社に収めた、そうですよ。
他の宗教の経文を他の宗教の神聖なる教会に預ける、というのですから、これはまた凄い話です。
とにかく今日の無事を今ごろ祈って、先に参ります。
リフト乗り場から約30分で到着です。大大的に宣伝してますね。
この付近、黒田という地名です。黒田集会所。
鯉のいる池、左手には黒田勘兵衛所縁の藤でしょうかね。
代々の黒田家廟所です。
ほーん、黒田家は京極家の一族で、しかも婆沙羅大名佐々木道誉の親戚だったのですね。
13時15分。電車に乗ってもう1か所行きたいので自転車で木ノ本駅に帰ります。
ふれあいステーションおかんさんで御城印をGET。
賤ケ岳城ではなく賤ケ岳砦でした、でわ。
もうこの時季、暑いし🐍出るし
散策越えて、トレッキングですよね?
しかも昼間とは言え、激戦の古戦場を独りで…
ガシャガシャと鎧の音がぜったい聞こえてくるはずコワイコワイ
気が付いたら大勢いに取り囲まれている…コワイコワイ
7本槍
熊本城の加藤、松山城の加藤は出てくるんですが…
すいません、勉強し直します。
行くことはないであろう賤ヶ岳、ありがとうございました。疲れた~。
そう言えば今回蛇はいませんでしたが、トカゲ🦎は見掛けました。
あれ位なら怖くないんです(笑)
これから、山城攻めはきついですね。
記事は楽しみなんですが、どうぞお気を付けください。
身に沁みます。