えふみっくす+

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ポルノ最新アルバム「BUTTERFLY EFFECT」を語りたい件②

2017年11月04日 11時36分39秒 | MEMO)音楽


【本日の福野郎 №156】


10月25日リリースのポルノグラフィティNEWアルバム『BUTTERFLY EFFECT』

前回、全14曲中1~4曲目まで語りました!>>

↑まだ読んでないよーという方は、是非前回の記事から読んでくださいね。

今回は5~9曲目までの“聴きたての感想”をつづっていきますよ!
感じ方は人それぞれ、一個人の感想として受け止めてくださいね。
(これから聴く予定で、情報入れたくないなぁという方はまた今度読みに来てくださいね。)

※ちなみに、「ポルノにそこまで興味ない」「時間がない」という方のために…
太文字だけ読めば数分で要約がわかるようになっていますので、ご活用を!




ポルノグラフィティ「BUTTERFLY EFFECT」感想②

※TSUTAYA T-SITEで各曲視聴できるよ!持っていない方は是非!>>


5『LiAR』
【作詞・作曲:新藤晴一】

『あなたの嘘がやさしさだったと時間が僕に気づかせた』

丁度1年前にリリースのシングル、両A面のうちの1つですね。
ポルノといえばの1つ、「ラテン調」。
(ラテン調って何?って聞かれるとよくわかってないけど)
Aメロの、独り言のように歌うところから段々リズムに乗っていく感じ、好きです!
儚い哀しげな詞なんだけど、そんな詞で華麗に踊ってしまうのがポルノグラフィティって感じ。

・ついつい口ずさんでしまうリズム
・晴一さんお得意の、もはや芸術のような“言葉の言い換え”

(『♪シルクを爪先で裂いたような密やかな声は本当?』…想像をかき立てられる言い換えですよね)
昭仁さんの力強い歌声…と思えば語尾は儚く消えていく歌い方がピッタリ
(「♪くの手のひらぁにぃ~~…」←こことか。)
はーー気持ちいい一曲です。


6『Fade away』
【作詞・作曲:岡野昭仁】

『♪命を削る音より 嘲笑うやつらの声響く』

最初の一音で『真っ白な灰になるまで、燃やしつくせ』が始まるのかと思いました(笑)
(すっかりLiARの次は真っ白な灰になるまでの流れがインプットされている私の脳内)
イントロからダークで、カッコいい…
アルバムの新曲(9曲)の中で1番の速度で「うわぁぁ好き」となったのはこの曲です。
昔の私は「なんでわざわざ暗い曲を作るんだろう?」という思いがありましたが、
社会人時代、ポルノさんを聴き始めて、終電の帰り道に「カルマの坂」がどの曲よりも寄り添ってくれて…
それ以降、音のない森、鉄槌etc…ダークな、苦しい中でもがいているような歌も好きなんです。
明るく、楽しくありたいのが人間だけど、
落ち込む、苦しみもがく、鬱々とする…そんな暗い面があるのも人間で。
そんな瞬間に寄り添ってくれる歌も、人間には必要
なんだって気づけたんです。
で、Fade away。
何か不祥事があるとこぞって叩き潰す、そんな現代社会を憂いた歌。
かなりダークな歌なんですけど、人間だからこそ、すごく共感してしまいます。
多分本当に辛い時に聴いたら「あなたは、わかってくれるの?」と思う歌。 
そして昭仁さんが…なんでこんなカッコいいの…
若き日の昭仁さんの歌声も好きですが、歌唱力は歳を重ねて衰えるどころか、進化しっぱなし
『♪Fade away~ ッむせびないてるのにィ』
↑もうこことか…暗い海底を漂ってるかと思えば突然海面を突き破ってくる感じ(歌詞をお借りした例え)


7『クリスマスのHide&Seek』
【作詞・作曲:岡野昭仁】

『♪聖なる夜にどんな言葉言うの? 教えて いつか』

…私も、教えてほしい(笑)
ポルノのクリスマスソングといえば『Hard Days,Holy Night』…社会人1年目の可愛いクリスマスソング。
そして14年経って2つ目のクリスマスソング、『クリスマスのHide&Seek』
片思いのクリスマスソングですね。…ウン、必要だよ!そういう人向けクリスマスソングも!!
クリスマスソングといえば華やかなイメージで、例えるなら煌めくイルミネーション。
この曲は“憧れ”のような、ふわふわと掴めそうで掴めない、雪のようなイメージ。
"Hide&Seek"="かくれんぼ"
今は好きな気持ちを“隠してる”、だけど心のどこかでは“見つけてほしい”。
そして自分もまた、好きという気持ちの意味を“探してる”
のかな。
この主人公が、『♪いつか「メリークリスマス」心から言える』そんな日が来たらいいなあ
たった1人でいるクリスマスソングなんだけど、なんだか心があたたまる歌なのは、
好きな人を大切に思う気持ちが溢れているからなんだろうなあ。こんなクリスマスも、あってもいいよね。
数年後には笑いながら『♪どいつが持って来たんだろうクリスマスなんか』って言ってたらいいよね!

Bメロのリズムが好き~~思わず体揺れます~♪


8『MICROWAVE』
【作詞・作曲:新藤晴一】

『♪まるで冷蔵庫 僕の頭 全部冷え切ってて 干からびたものばかり』

冷蔵庫、冷凍庫、電子レンジ…ついに人の感情を家電のみで表現してしまった作詞家、新藤晴一氏。
『温めなおしてほしいんだ』『冷え切ってて干からびたものばかり』『真夜中に低く唸るだけ』
人の生々しい感情を描いているのに、よくよく我に返るとただのカッシリとしたあの家電なんですよ。
途端に静まり返った夜中に響く冷蔵庫の「ウィーン」って音が思いだされて、すごくシュールです。
でもアルバム曲の中で1番オシャレにドレスアップしましたっていうイメージが強いですよね。
それがうまく“家電”イメージを消してくれて、すんなり感情移入させてくれるのかも。
“家電に例える”という面白い試みでありながら、伝えたい“感情”の部分をちゃんと伝えてくるというか。
どちらも成功させる絶妙なところをついてくる…うーーん、面白い!

そして、「親の前で聴けないポルノ歌」がまた1つ増えましたね^^
お友達の前でもちょっと歌えない…でも昭仁さんには歌わせる晴一氏。

サビに入っていくところの「チャン・チャン・チャン・チャン」ってステップ踏みそうになる音が好きです。


9『夜間飛行』
【作詞・作曲:新藤晴一】

『♪重ねた手のひら 揺らいだ心を 見透かしているのね 君はずるい』

…岡野昭仁はずるい。
なんですかその歌い方…『♪君はずるい』の歌い方…ずるすぎでしょ!?!?
『Part time love affair』の『♪あいつに電話をかけちゃやだよ』でもズキュンバキュンされましたが…
はーーずるい、ずるいなーーもうありがとうございます…昭仁さんの歌声もう最高です…(涙)
っていうのが第一印象でした、が歌詞もメロディーも全てが美しい……。
“君”の気持ちが『♪愛であるように 私は耳を澄ましている』。けれど、
“君”との時間が『止まればいいのに 私は耳を塞いでる』。
“君”との気持ちが少しずつすれ違い始めているのに気付きながら、
メロディからも歌詞からも、溢れているのは
“ただ一緒にいられたら、好きでいていいならそれだけで嬉しい”という純粋な気持ち。
でも最後に『♪甘く香るの 私好みじゃないパフューム』という、たった1つの反抗。

だれかこの娘を幸せにしてあげてよ…もう…(涙)





次回はラスト、10~14曲目の感想&アルバム1枚通しての感想をつづっていきます!
是非お付き合いください^^

でゃ!



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