
<2009年2月12日のミー君;後ろに写っている手はネコのSさん>
山猫ミャ~との交友録(13):先生の診療科目は“パソコン外科(?)”
2012年5月16日(水) 早朝
この所,塔ノ岳尊仏山荘の山猫ミャ~君にかこつけて,妙な記事を沢山書いているが,つい最近,私が書いた「足底板は素晴らしい」を読んだ方々から,
「良いドクターに出会いましたね・・・」
「ご自分でさまざまなスポーツをおやりになり,怪我をされた経験をお持ちのドクターなんて,そうザラには居ませんよ・・・遠くても診察を受けたいから,その先生のクリニックを教えて下さいよ・・」
「FHさんが,そんな履歴をお持ちのドクターに出会うのは強運ですね・・・」
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などの感想や依頼を頂戴している.
申し訳ないが,そろそろミー君の話題から離れて,他のことを書こうかと思っていたが,こんな感想を寄せられたので,後1~2回は,立て続けにお前さんとの交友録を綴ることにしよう.
さて,今日の話題は,
「先生!・・・先生のご専門は”整形外科”ですか? それとも”パソコン外科”ですか?」
としよう.
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以前,ミー君のボヤいたことがあるが,私が足の踵に痛みを感じて最初に訪れたのが,かなり大きな病院の形成外科であった.
この病院では,受付を済ませると,ドクターに会う前に,いきなり足のレントゲンを撮る.長い間待たされてから,ドクターの診察を受ける.
ドクターは,私の足を直接見るわけでもなく,いきなりパソコンの画面を眺める.そこには,先ほど撮った私の足のレントゲン写真が写っている.
ドクターは,写真を見ながら,
「骨には異常はありません.炎症があるようですから湿布薬を出しておきます・・・・(痛みが)長引くようでしたら,また来て下さい・・」
で診療は終わり.
診療の所要時間は30秒か1分程度.
その後の経過は,余り思わしくなかった.
後は,以前,このブログで書いた通りの経緯で,大船駅前にある某整形外科クリニックで足底板を作成した.その結果は予想以上に良好であった.そして今は足の踵の痛みは全くなくなり快調である.
でも,私は,最初に診療を受けた大病院がダメだと言うつもりは毛頭ない.ただ,私の場合は,大船駅前のクリニックがピッタリだったと言うだけである.決してどちらが良くて,どちらが悪いと言う積もりはない.ただ,大病院の先生はパソコン画面を通じての診断,大船駅前の先生は直接患部を触診して診断するの違いだけである.
…でも,率直に言って,この大病院は診療科目を「整形外科」ではなく「パソコン外科」にした方が良いのではないかと思っている.私の場合,もし,あのまま大病院に通院していたら,湿布薬を貼れども貼れども治らず,未だに「痛いな,痛いな」を繰り返していたであろう.
さて,大船駅前の某クリニックのことだが,これまで,敢えて,このブログでは,名前を出さなかった.しかし,教えて欲しいという方が何人か居られるし,このクリニックのHPもあるので,ここで紹介しても何の問題もなさそうである.そこで,私は感謝の意を込めながら,当クリニックには無断だが,ここで紹介することにしよう.
是非,紹介したいのは大船駅前の”岩田整形クリニック”.
まずは,当クリニックの資料(下図)を見て頂きたい.
私は,このクリニックの岩田ドクターのスポーツ歴と経験されたスポーツ障害を拝見してビックリした.
この先生を何よりも信頼するのは,先生ご自身の経験である.
しかも現在も現役バリバリのアスリートである.
こんなに,色々なスポーツを経験されているドクターは,広い世間のどこを探しても,そう何人もお居られるとは思えない,誠に希有な方だと思う.
ここは絶対に”パソコン外科”ではない.正に”経験整形外科”である.
そうそう,もう一言付け加えよう.
私は,このブログで足底板のことしか触れなかったが,ここのドクターは,肉離れ,靱帯炎,腰痛症,関節炎,骨折,椎間板ヘルニア・・・等々ももちろん治療されている.
ただ,大変混雑するクリニックなので,診察を受ける方は,電話予約した方が良い.
(詳しいことはURL参照)
岩田整形クリニック
■休診日;水曜日,日曜日,祝日
■診療時間;
9:00~12:00
15:00~19:00
※土曜日は午前中
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さてここで,また例の”山猫ミャ~型モデル”を登場させる.
読者は辟易とされるかもしれないが,こうなるとFHはシツコクなるのだ.
題して「山猫ミャ~型モデル」.
下図は患者から見たYN図(YN図については前回触れた)である.
縦軸は“実体験型”別名”足底板型”と言っても良いだろう.
そして,横軸は私が最初に診て頂いた“パソコン型”.
それぞれの軸に,患者から見た長所(Y)と,短所(N)を取る.すると,ここでも,例の4個の枠が出来る.
くどいようだが,ここでは,どちらが良いか悪いかを論じることはしない.ただ独断と偏見で,何か一言言うとすれば,第2象限の特徴は実体験的診断,主観的診断と言えるかもしれない.それに対して第3象限の特徴は客観的診断,機械的診断と言えるだろう.
第1象限は?
これはもう両方の特徴を具備している所だろう.
…で,図の中の赤い矢印(→)の合力で,第3象限を開拓すれば,人間的かつ”絆”的な特性を兼ね備えた診療がレベルアップすると言えよう.
こんな概念で,これからの医療関連の皆さんが自己啓発して頂ければ,患者もとてもハッピーになるし.医療関連の皆様も患者の喜ぶ姿を見て,自分でもハッピーになれるだろう.
以上で,本日の私の“ごまめの歯ぎしり”論は,終わりにしよう.
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さて,ミー君よ.
今日(5月16日)は,どうやら天気も良さそうだ.
このブログの記事を投稿し終えたら,塔ノ岳に出掛けることにしよう.もっとも,途中で気が変わって,止めてしまうかもしれないが・・・・
とにかく,5時10分に家を出発することにしよう.
9時50分頃には,塔ノ岳山頂に到着するつもり.
ミー君,待っててくれ~ぃ・・・
(おわり)
「丹沢の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/80ab1559da7a81aca504cc4e58af70f6
「丹沢の山旅」の次回の記事
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