もう連載再開することはないだろうと思っていたお気に入りの漫画の1つ『喧嘩商売』がヤンマガで再開した。
簡単に言うと最強の格闘技は何か?がテーマの漫画で、表と裏の世界から選出された猛者揃いの16名がこれからトーナメントを行う。
出場者の一人 石橋強(ボクシング)は、次のように語る。
石橋
「田島彬(※トーナメント主催者)は一番強い者がやっている流派こそが最強の格闘技ということらしいが、俺の定義は違う。それでは突出した個人が出るたびに最強の格闘技が変わることになる。」
石橋
「俺の最強の定義は、各格闘技の上位10人ほどがルールなしで総当たりで戦った場合の総勝敗数で、一番勝率の高いものこそが最強の格闘技と言えると思っている。」
格闘技=キャラクター と置換すれば強キャラの定義としても俺の考えと一致する。
ver.2012もあと3ヶ月だし、個人的な現行バージョンのキャラクターランクをここに残しておく。
1位 キャミィ
2位 サガット
3位 フェイロン
4位 豪鬼
5位 ユン
6位 ケン
7位 セス
8位 いぶき
9位 アドン
10位 殺意リュウ
11位 ヴァイパー
12位 さくら
13位 リュウ
14位 バイソン
15位 ルーファス
16位 ベガ
17位 元
18位 まこと
19位 ブランカ
20位 狂オシキ鬼
21位 アベル
22位 ジュリ
23位 バルログ
24位 ダルシム
25位 E.本田
26位 コーディ
27位 ローズ
28位 ガイ
29位 T.ホーク
30位 ダッドリー
31位 春麗
32位 剛拳
33位 ガイル
34位 ヤン
35位 フォルテ
36位 ザンギエフ
37位 ディージェイ
38位 ハカン
39位 ダン
さて、せっかくなので『喧嘩稼業』の陰陽トーナメントについても少し予想を立ててみる。
大晦日にこんなアツいトーナメントやってくれたらテレビの前で正座して見るのだが。
[第1試合] 梶原修人(忍術 梶原柳剛流) vs 工藤優作(喧嘩師)
トーナメント1回戦で勝敗が容易に予想できる2つの組み合わせのひとつ。
梶原さんは動態視力や噛み付きや金剛などで見せ場を作りつつも、結局は工藤がパワーとタフネスで押し切るだろう。
というか工藤が梶原さんに負ける絵は想像できない。
それに工藤は十兵衛戦の経験があるので、重要な局面で梶原さんの忍術にはハマらないだろう。
[第2試合] 佐川徳夫(日本拳法) vs 石橋強(ボクシング WBO1位)
佐藤十兵衛が乱入して石橋強と対戦することになったので、第2試合は石橋ではなく十兵衛が参戦する可能性が高い。
正直ここは主人公補正なしで石橋が十兵衛を返り討ちにしてくれたら面白い。
普通に佐川徳夫と石橋強の試合が見たいし、十兵衛はまだこの最強クラスのトーナメントに参加するには早い。
しかし主人公補正がなければ100%勝てないが、実際には十兵衛が策戦を張り巡らせて石橋に勝つだろう。
おそらく石橋はもう1つのタマも失うことになる。
徳夫vs十兵衛 では十兵衛の煉獄は徳夫に見切られるが、徳夫は父が幻覚であることをどこかで気づく展開になって最後は十兵衛が勝つと思われる。
[第3試合] 桜井裕章(シラット) vs 入江文学(古武術 富田流)
これはトーナメント1回戦最大の注目カード。
喧嘩商売読者の誰もが「1回戦でこの組み合わせはヤバいだろw」と感じたはず。
おそらく喧嘩商売の世界では金隆山vs川口や上杉vs芝原が盛り上がっているだろうが、読者視点では断然こちらの方が注目カードである。
実力的にはどちらが勝ってもおかしくない。
漫画的には文さんだろうが、桜井が勝ちあがっても読者は納得する。
[第4試合] 金隆山康隆(相撲 横綱) vs 川口夢斗(キックボクシング)
これは容易に勝敗が予想できる組み合わせ。
川口がローとハイを解禁するも、最終的には横綱が勝つとみて間違いない。
というかこの世界の横綱は強すぎる。
なんだよ843勝0敗0休って。
ただ、川口の強烈なローで横綱は足に大きなダメージが残る気はする。
[第5試合] 上杉均(空手道 進道塾) vs 芝原剛盛(合気道)
これも1回戦屈指の好カード。
お互い捌きの達人であるがさすがに技術は芝原の方が上だろう。
最初は芝原が圧倒するが終盤で上杉の完璧な煉獄が決まり、しかし薬物ブーストで芝原がギリギリ耐えきって勝利すると思われる。
芝原は辛くも上杉に勝利するが、末期癌+違法薬物+煉獄ダメージ で絶命しそう。
ここで山本陸がリザーバーとして急遽参戦する展開が考えられる。
[第6試合] 関修一郎(柔道) vs 佐川睦夫(軍隊格闘術)
こういうバトル漫画だとオリンピック4大会連続金メダルとか国民栄誉賞とか負けフラグにしかならないのが哀しい。
木多先生、普通に関が圧勝しても良いんやで。
展開としては、関が内股/一本背負い/大外刈り あたりでダウン奪って高専柔道の技術で締め技を極めるが、睦夫は何らかのダーティな手段でこれを回避しそう。
すでに読者は関さんが睦夫に壊される未来を予想しており、多くの「関さん逃げてー!」という声が聞かれる。
ストーリー的にも最後は睦夫が勝つだろう。
関は5体満足じゃ終わらない気がするがこれテレビで放映して大丈夫なのか。
漫画の世界じゃイチロー香川以上のヒーローだろうに。
[第7試合] 反町隆広(総合格闘技) vs 三代川祐介(召琳寺拳法)
このトーナメントで個人的に活躍して欲しいのは、桜井、金隆山、反町 の3人。
反町の不遜なキャラクターは隠れたファンが多い。
大和プロレス入門時、薩摩さんに対する「ダッシュでポカリ買ってこいよ」には笑った。
空気の読めない反町が、三代川の別人格が出る前に空気を読まずにぶっ倒したら最高に面白い。
[第8試合] 里見賢治(中国拳法 玉拳) vs カブト(大和プロレス)
もっとも影が薄いが、もっとも勝敗が予想できない組み合わせ。
読者心理としてはカブトを応援したいしカブトは反町との因縁もある。
一方で里見も進道塾との因縁があるので、上杉(or山本)と絡む展開もありえる。
強さの描写としてはカブトがやや劣るか。
山本陸と実際に戦った生野勘助が「山本陸と戦える」と発言しているが、刑務所に15年服役していたら実戦感覚や筋力は衰えるだろう。
それに里見は「門」以外にも玉拳の引き出しがまだまだありそう。
[準々決勝 第1試合(予想)] 工藤優作(喧嘩師)vs 佐藤十兵衛(古武術 富田流)
十兵衛は石橋と徳夫と戦ってすでに満身創痍だろうに工藤とまともに戦えるのか。
梶原さんが1回戦でどれだけ工藤にダメージを与えられているかがポイント。
十兵衛は無極で工藤の神経伝達物質自己調節に対抗しつつ、煉獄でダメージ削って金剛でフィニッシュというところだろう。
[準々決勝 第2試合(予想)] 入江文学(古武術 富田流)vs 金隆山康隆(相撲 横綱)
1回戦でどちらもボロボロになってることは間違いない。
というかこんなきっついトーナメントを1dayでやるなよw
個人的には横綱に勝ち上がって欲しいが漫画的には文さんか。
横綱はセコンドがタオル投げそう。
[準々決勝 第3試合(予想)] 山本陸(空手道 進道塾)vs 佐川睦夫(軍隊格闘術)
すでに煉獄のバーゲンセールになっているので、ここで山本陸が新必殺技を引っさげてくる展開を予想。
山本が睦夫を圧倒して終わる気がする。
そんで睦夫は試合中に正気に戻ったりして。
[準々決勝 第4試合(予想)] 反町隆広(総合格闘技)vs 里見賢治(中国拳法 玉拳)
空気を読めない男 反町だが、カブトを敗った里見には闘志を燃やすという展開になったらアツい。
カブト戦を参考に、あるいはカブトからのアドバイスもあったりしてマウント取ってボコボコにするが、全身を使った発剄とかよくわからん技で解除されて最後は里見が勝ちそう。
[準決勝 第1試合(予想)] 佐藤十兵衛(古武術 富田流)vs入江文学(古武術 富田流)
この師弟対決を見たい読者はそう多くない気がする。
実際十兵衛は工藤を倒す目的を果たしているし、文さんも田島を倒すのが目的だから勝ちを譲っても不思議はない。
普通のバトル漫画なら「手を抜かず本気で立ち合え!」的な展開になるだろうが、そうはならないと思う。
作者も描くの面倒くさそうだし。
[準決勝 第2試合(予想)] 山本陸(空手道 進道塾)vs里見賢治(中国拳法 玉拳)
里見が善戦するも最後は山本だろう。
山本が参戦しない展開だとしたら、正直こちらのブロックは誰が勝ち上がるかわからない。
個人的な希望は金隆山vs反町 で決勝やって、優勝した金隆山が田島をボコボコにして世界編だが、ないな。
[決勝戦 (予想)] 入江文学(古武術 富田流)vs 山本陸(空手道 進道塾)
この時点で文さんの強さが入江無一とほぼ同レベルとするなら実力的には5分近いと思われる。
漫画の展開を考えたら文さんの優勝だが、桜井、金隆山、山本陸を倒すって流石に強すぎるかも。
優勝後の田島戦ではその文さんが再起不能にされて十兵衛が発起し、世界編につながるという展開が予想される。
トーナメントは作中1日だが、連載はここまでで最低5年はかかるだろう。