スト5はゲーム性は悪くないと思うが国内で盛り上がってるのだろうか。
アーケードと違う家庭用専でネットワーク環境も悪いのでどうも流行っている感覚がわからない。
とりあえずバトルラウンジは何とかして欲しい。スト4のエンドレスバトル仕様で良かったのに。
ネカリに関してはプレイする度に新しい課題が出てきてまだまだ楽しい。
あまりポイントを上げ過ぎると目立ってしまうのでランクマッチはしばらく自重する。
現在の課題は全てのネカリ使いが直面するであろうVゲージ管理≒セイスモの打ち方。
無敵技を読んでガードした後のクラッシュカウンターは強Kと中段で使い分けた方がいいかもしれない。
ややシビアだが中段CCから歩きTCセイスモ決めればVゲージは1.5本溜まる。
体力700で変身できればそのラウンドはかなり優位に立てる。
さて、スト5発売から1ヶ月以上経ったので現時点での個人的なキャラクター印象をまとめていってみようと思う。
【リュウ】
使用人口は多いが無印スト4や初期スパ4のようなリュウオンラインにはなっていない。
現時点で気をつけるのは、心眼に対して中強攻撃単発を混ぜることと大足トリガー、雷光ブレイクコンボ。
発生7Fでリーチのあるリュウの大足はかりんの次くらいに強い。
大足トリガーはガードしてさっさと発動させてしまった方が良い。
…と、大足待ちしてるとステップ投げが来たりするのがこのゲーム。
昇竜スパコン削りのダメージもリュウの強みの一つ。
裏表のわかりづらいJ中Kに対する心眼投げは空Jして膝カウンターや強KでCC取る。
スパコンを持っていればCC大足トリガーからのタメ雷光重ねを回避できるので終盤はスパコン使える状況を意識したい。
リュウは安定した強さがあり心眼による伸びしろもあるため個人的な評価は高い。
【ケン】
「移動投げがない」ということにまだ慣れない。
発売初期は人口が多かったが今作は昇竜ぶっぱなしのリスクが大きいためか少し人口は減ってきた。
変身前ネカリは画面端に押し込まれてしまいがちでちょっとしんどい。
密着よりやや離れた距離はケン側も意外と崩す手段に乏しいので落ち着いてガードを固める。
特に下がり歩きで守ることはケン戦において重要。
現時点で気をつけるのは、空中EX竜巻と端でのVトリガーラッシュ、CC強KからのVトリガーや空中EX竜巻→蹴りからの裏回り。
空中EX竜巻はガードして-3くらい取られていそうなのでなるべくガードせずに打撃で落とすか前ステで回避する。
端でVトリガー発動されてEX波動ガードした後の防御はガードか飛びグラップが基本だが、1回は昇竜ぶっぱなしを見せておいて損はない。
昇龍Vトリガーはガード+5なので膝で確定を取る。
ラッシュ力や画面運び性能は高いが総合的にリュウにはやや劣る印象。
【春麗】
世間的に発売当初から最強キャラの一角とされている春麗。
確かに最強の通常技/特殊技と素早い歩きでスト5随一の差し合い能力を誇り、加えて低空百裂脚という凶技を持っている。
一方で択力と爆発力に欠け、バクステが弱くなったために防御は普通に読み合いしないといけないという側面もある。
現時点で気をつけるのは立ち弱K対空からのステップ裏回り択、昇り鷹爪脚、下中Pトリガー、画面端での見えないVスキル起き攻め、低空百裂脚、Vトリガー旋円蹴からのスパコンなど。
こちらの深いJ中Kは弱K対空を意識している春麗には有効だが、Vトリガー発動されて引き強K→強P→スパコンを狙われることがあるので注意する。
低空百裂脚はクセを探って立ち/しゃがみ弱Pか下強Pで落とす。
Vトリガー旋円蹴はガード-2
評判通りの上位キャラクターだと思うが強さの割にプレイヤー人口は少ないイメージ。
【ナッシュ】
こちらも発売直後から猛威を奮っているキャラクター。
ネカリとの相性はそこまで悪くない。
スト5屈指の前後ステップ性能と高性能な必殺技、そして2ゲージ発動の強力なVトリガーを持ち、下がって戦う堅実なスタイルは厄介。
現時点で気をつけることは3種のVトリガーとけん制ソニックサイズ、ステップ投げ。
Vトリガーはソニックとの挟み込みなら発動された瞬間に裏ガードになる。
けん制ソニックサイズはガードしてスパコンで確定取るかクセをつかんで前飛びかCC技を合わせる。
中段とトラジディーアサルトに5F確反を決めることとジャガキを打撃で潰すことはナッシュ戦の基本。
ソニックはある距離で追いかけられると垂直Jもニーなどで落とされるのであまり嫌がらずガードする。
体力1000かつ必殺技とVトリガーの性能に優れるのでこれからスト5を始める人にはオススメできるキャラ。
ウル4で例えるなら機動力があって手足が伸びないダルシムという感じ。
【バーディ】
通常技が分かりやすく強いためかプレイヤー人口はそこそこいる。
この組み合わせもネカリに分がある気がする。
無敵技のないバーディやベガは守りでVリバーサルを使用されることが多いので、密着択では(コマ)投げ仕込みを混ぜる。
現時点で気を付けることは最凶EXリベンジャー、アーマーブルチャージ、通常投げスカからの飛び刈りスパコン。
(EX)リベンジャーは必ずどこかで使われるのでクセを探って匂ったら垂直Jか立ち弱Pを置いておく。
ただしバーディにスパコン溜められるとリベンジャー警戒の垂直Jを刈られてしまうのでちょっとしんどい。
ゲージ溜められた状況では置きの立ち弱Pか気合の昇竜を使うしかない。
あるいはVトリガー時止め→垂直Jからフルコンを叩き込む。
立ち中Kにはあまり付き合わずドーナツを食ったら即セイスモを打つ。
ブルチャージはガード+7取れるので立ち中P → (EX)円盤 を決める。
Vトリガー発動されての突進系必殺技は全てスパコンで確定取れるらしい。
決して上位キャラではないが堅実な立ち回りと投げのプレッシャー、ユニークなVスキルなど光る部分は多い。
【ベガ】
強Kとダブルニープレスの性能が大きく変わったのでスト4シリーズでベガを使っていた人はやりづらいと思う。
逆にスト5ベガを使ってしまったらウル4ベガには戻れない。
微ラグのあるネット対戦では前ステ投げが強い。
また3F小足がなくなった変わりに中強攻撃がかなり強くなっている。
現時点で気をつけることはVトリガー後の消えるリバース、ステップ裏回り(×2)、性能が変わるEX技の有利フレーム。
Vトリガーはスライディングやダブルニーや対空発動→ステップなどから狙われるのが一般的。
発動後はステップ裏回りが可能になりEXヘッド-2、EXダブル二― -3、消えるリバース-5、EX消えるリバース-13とベガ側がやりたい放題になる。
ベガ戦の基本は置きの垂直Jと要所での飛びグラップ。
打撃潰しのCC強Kは食らってはいけない。
高火力と強力な通常技が持ち味だが対空と守りに難があるイメージ。
【ファン】
世間的には弱いキャラクターとされているがまだ戦術が煮詰まっていないだけだろう。
近寄られると弱いという意味でダルシムに近い。
必殺技がクセのあるものばかりでこちらの最適解もまだ試行錯誤の段階。
強EX毒の設置は出がかりに隙があるのでスパコンなど合わせられる。
何気にスタン能力が高いのでニ間脚を絡めた裏表はしっかり捌きたい。
Vスキルの毒は鼻くそみたいなものなのでシカトする。
現時点で気をつけることは二死球や毒設置からの(EX)二間脚 裏回り、潜伏臥(蹴りはガード-2)、CC大足や下強P対空からの二間脚→裏表、中段昇りJ中K、ぶっぱスパコン、けん制の双頭蛇など。
EX二間脚は1~24Fまで打撃無敵があり特に端へ追い込んだときは必ず意識する。
アベルのEX前転とほぼ同じ性能だが中距離で投げようとすると投げの発生が遅いためにスカって裏へ回られやすい。
戦術や択のロジックが完成すれば強くなる可能性があるが、無印スト4ヴァイパーほどの上昇はなさそう。
【ザンギエフ】
このキャラクターの強さはまだあまり認知されていない。
スト5を上位5キャラ、中位6キャラ、下位5キャラで分けたとする。
今の段階ではリュウ 春麗 かりん キャミィがわかりやすい強キャラだが、個人的にはこの上位群にザンギが並ぶのではないかと思っている。
このゲームはスパコンやVトリガーが溜まるとほとんどのキャラが異次元の強さを発揮するようになるがザンギはそのもっとも顕著な例である。
スパコンに関しては間違いなくスト5最強。
スト5ザンギの強さの本質はスパコンや投げ無敵EXスクリューによる逆択の強さ。
ただしダルシム ナッシュという天敵に加え、胴着どもやファンネカリなど半分近いキャラクターに苦しい立ち回りを強いられるのは確か。
画面端の無双状態やスパコン性能はそのご褒美というところだろう。
現時点で気をつけることはスパコンポイントと密着択、奥義マッスルスパコン、そして何より墓場となる画面端をキープされないこと。
スト5はバクステが弱いがザンギ戦においては非常に重要で、そのバクステが使えなくなる画面端は非常に危険。
Vトリ発動、ニー後、J攻撃後など密着状況でスパコン警戒した飛びを肘やEXボルシチで捕まれるとその後は状況がループしてしまう。
パナしを含め投げを嫌がった行動を全て潰して固まったところを最後に投げたらザンギ側は脳漿が沸き立つ。
スト5をやればやるほど強くなる最強の人読みキャラ。