私達を乗せて、大山高倉を出発したバスは、国道176号線から、いきなりバスがやっと通れるくらいの細い道に入り、しばらく走ったと思ったら、高い杉の林に囲まれて立っている1本の桜のある場所へ連れて行かれました。
どれくらいの年輪を重ねているのか記録が無いのでわからないそうですが、木は歴史を感じさせるたたずまいで、幹を見ていると桜とは思えず、ずっと植えの枝の先の方を眺めて、やっと桜の木だと実感させられます。
こんな奥まで来て、この桜を鑑賞する人は、ほとんどいないのではないでしょうか!?
もう少し周囲のスギの木を伐採すれば、日当たりも良くなり、元気になるかもしれませんね。
場所は同じ大山の、大乗寺のすぐそばでした。
これも、大乗寺近くの山すそに立っていた桜の木です。