じゅんの空のかけら

毎日のんびり、ゆったり、
ボサノヴァ気分。

ル・コルビュジエ

2009-02-16 21:50:09 | 日々あれこれ
ル・コルビュジエ。
建築家。
フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に近代建築の三大
巨匠と呼ばれているのはご存知の通り。

先週の11日、BS Asahiで彼の特集番組があった。
これは2008年1月放送の再放送だが、本放送を見逃していたので、週間
プログラムで再放送を見つけた時は、思わずガッツポーズをした程嬉しかった。
(昨年の秋頃にも、ブラジルの作品邸宅をモチーフに光をテーマとした番組
があった。これはちゃんと録画して見た。)
番組名は「光のかたち」。
やはり光がテーマである。

「鍵となるのは光だ。そして光がフォルムを照らし出す。」

光の礼拝堂と言われ、彼の光の集大成と言えるロンシャンの礼拝堂内部の
映像は、息を呑むほど素晴らしかった。
大小の窓から様々な光が射し込み、幻想的かつ礼拝堂に命を吹き込んでい
る様に見え感動した。





他の建築作品も内外部から丁重に映像に収めていて、資料としても一級品
と思う。
レポーター菊川怜の知的で控えめなコメントと、サティのジムノペディ第1番
のBGMがより上質な番組にしている。
この様な番組には、菊川怜は映像的にもベストチョイスだ。



2007年5月~9月に東京の森美術館で開催された、ル・コルビュジエ展
行けなかった分を取り戻した気分である。

いつの日か、この目でロンシャンの礼拝堂のコルビュジエの光を見てみたい。