耳順庵日記

60歳を超えて、生き馬の目を抜く首都圏の生活にカムバックした。
浦安太郎が見た、都会の意外な側面を綴ってみたい。

駅構内のエスカレータ

2011年04月18日 21時26分27秒 | 都会の風景
 朝夕のラッシュ時に駅構内のエスカレータを止めるのは、如何なものであろうか。

 エスカレータは運転していないときには危険だから進入禁止になっている。止まっている
エスカレータの上を歩くと、転びそうになるから、これは当然だ。しかし、階段のスペースを
削って設置したエスカレータが使えないと、狭い階段に乗降客が殺到して、大変な混雑に
なる。そこまでして節電が必要なら、エスカレータを撤去して階段を広げるべきである。

 節電とピークカットとは、まるで意味がちがう。

 今首都圏に求められているのは、電力需要のピーク時間帯に供給能力が不足すること
に対する対策である。午前11時頃から夕方までのピーク時以外は、むしろ電力の使用量
を増やして、東電の経営を助けてやることの方が有効だと思う。

 東電の肩を持っている訳ではない。何となくアリバイ作りみたいに消費者に不便を押し
つけることによって、頑張っているつもりになっているJRや私鉄の経営者が許せないの
である。

 何でもかんでも自粛すれば良いという考え方は、間違っていると思うのだが・・・


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