・・・売ってない。
近所の大きい書店を3つほどめぐったが、収穫ゼロ。
品薄なのか、最初からおいてないのか。
わざわざ取り寄せるほど読みたかったわけではないので
なんとも微妙な気分である。
ネット上の話とはいえ、話題の本だし
韓国批判、中国批判の本なんて山ほどある。
また、そういった本の多くが平積みにされていたりもする。
・・・出版社がマイナーなことは大きく影響しているのだろうか。
asahi.com7月23日のニュースより。
要約すると、戦後住む場所が無かった人々が
神奈川県川崎市、多摩川の堤防の内側の川原にバラックを建てて住み始めた。
国有地、市有地を含んでおり、洪水の危険などもあることから国が立ち退きを求めてきた土地であったが
このたび、住民側が立ち退きに合意したとのこと。
この土地を転売することで得られる金で一世帯当たり平均で約2700万円の補償金が支払われる。
立ち退く人々は市営住宅に移り住むようです。
人数は200人余りと見られるそうですが、住民登録をしていない人も多く、
正確な数は見込めない・・・。とのこと。
130世帯×2700万円で、約35億円が合計で支払われるようです。
尚、ここに住む人々は、当時生活の苦しかった日本人、在日韓国・朝鮮人など・・・だそうです。
またかよ・・・。
この土地を回収し売ってそのための金を捻出するようですが、いい加減にしろと。
もともと、国民、市民の土地を売って得た金は、当然国民、市民のために使われるべきであるはずです。
何故に、住民登録もしていないような人々のために使われるのか、理解に苦しみますね。
ところで2700万円という補償は妥当なのでしょうか?
そこで、川崎市住宅供給公社に問い合わせることにいたしました。
ちなみに、市営住宅に入るにはいくつかの条件があります。
そのうちもっとも重要と思われる所得ですが、川崎市の場合、月収の上限は下記の通り。
・ 普通世帯(特認世帯以外) 200,000円
・ 特認世帯(老人・ 心身障害 等) 268,000円
電話の内容はこんな感じ
私「お聞きしたいことがございまして、市営住宅の家賃についてなのですが」
相手「ご家族は何名様でしょうか」
私「(ちょっと考えてから)4名です。」
相手「駅からの距離や条件
また所得によってランク付けをいたします為、具体的には入ってからでないと・・・。」
私「では、目安でいいので教えていただけますでしょうか」
というわけでお聞きしたところ(あくまでも目安ではありますが)
最低 1万8000円~特認世帯の最高額で 8万円弱。
4名が入る一般的な世帯3DKが、最高額でも8万円というわけです。
ちなみに、月々の家賃を8万円で計算しても、2700万円あれば単純計算で28年間暮らせます。
実に素晴らしいですね。
これまでは勝手に土地を占拠し、ビタ一文払わずに暮らし
今度は2700万円をもらって、格安で市営住宅に住めるわけです。
今からでも、皆さんも川崎の多摩川河川敷を占拠しに行くべきかも知れませんw
この話題、どのように思いますか?
最近、嫌韓本が発売されるという話題がネットを賑わしている。
本の名は「マンガ嫌韓流」。
表紙画像とタイトルですぐわかるだろうが
マンガ形式で韓国を批判するという内容の本である。
で、この本が何と、現在アマゾンで予約1位なのだ。
まだ発売はされていないので、あくまでも売り上げではなく"予約"1位だが
それでもこの結果は、何か時代の変化を予感させる。
さて、内容について少し考察してみる。
当然、まだ発売されていないのだから、予想することしかできないのだが・・・。
事前に公開された画像(この日記に添付されている画像がそれ)を見ると
「あまりにも危険すぎて各社に出版拒否された問題作!」
というキャッチコピーが目に入ってくる。
・・・正直なところ、胡散臭い・・・キワモノの臭いがしている。少なくとも私はそう感じた。
一時期流行ったネットアングラ本のキャッチコピーと実に似ている。
で、その下には、キーワードが並ぶ。
竹島、日韓併合、在日、強制連行など、何年も前から争点となってきたものや・・・
W杯、ヨン様、教科書問題、外国人参政権など比較的新しい話題が並んでいる。
さらには ウリナラマンセー、嫌韓厨、半万年属国など
ネット上はともかく、一般的にはあまり見かけない単語も並ぶ。
正直、ネットの韓国批判ページのノリをそのまま持ってきた本では無いだろうかという不安がよぎる。
私が考えているのは、ネット上の韓国批判がいけないということではない。
むしろ私は、差別と言われることを恐れ逆差別をする状態になってしまっている現状を憂いている。
批判というのは、正常な関係であればあってもおかしくないことであり
タブー視している現在の状況はとても不自然であると思っている。
話題が少し逸れてしまった。
つまるところ、私がいいたいのは、ネットになじみのない人が読んでも
拒否反応を起こすことなく、偏見を持つことなく読むことのできる本なのだろうかということだ。
日本人は教育で、「日本人は韓国人に酷いことばかりをしてきた」と教えられている。
その価値観とあまりにも食い違いすぎて、価値観が崩れるのを恐れ耳をふさいでしまう人はいないだろうか。ということだ。
一方的ではなく、反証もしながらロジックを積み上げていくような内容だったらいいのだが・・・大丈夫だろうか、ということだ。
ふとそこで、この本の著者はどういう思想の持ち主なのかを少し知りたくなり
ホームページを訪れることにした。
「初めに」を読むと、
マスコミ・テレビは差別を恐れるあまり、韓国ばかりを優遇し(逆差別をし)
批判さえもが封じられ、韓国についての話題では言論の自由が存在しない状態であった。
というようなことが書かれている。
私もこれには大いに同意するところである。
マスコミは友好ばかりは叫ぶものの、問題点を指摘することは殆ど無い。
対米報道と対韓報道を見れば一目瞭然だろう。
そして、逆差別をしてきたことが歴史の歪曲に繋がったと書かれている。
これも大いに賛同できるところである。
例を挙げると・・・
韓国人はいまだに「日本は韓国に賠償をすませていない」と思っている人も多い。
韓国が個人補償ではなく国家補償
(訂正:国家補償という単語の意味を勘違いしておりました。さらに訂正しますが補償というよりは経済援助という形で決着がついた話でありました。)
つまり一人一人が賠償金をもらうのではなく
国がまとめて貰い、それをインフラの整備や国家の発展のために使うことによって
国民に還元するという形をとったことを知らない人が多いのである。
これはまさしく、主張すべきところで主張をしてこなかったことによって
おこった問題だと言えよう。
そしてもっとも大切な点。
この本の著者は、真の日韓友好を築きたい。と考えている点である。
韓国の反日活動は日の丸を燃やしながら
「日本にミサイルを撃ち込め」「日本を占領しろ」「日本人は皆殺しだ!」
などという非常に攻撃性が強く、民族主義的、排他的な部分が目立つ。
ところが、この本の著者の考えるところはどうやら
「日本と韓国が本音をぶつけ合える状況を作りましょう」ということのようだ。
要するに、「論争OK、喧嘩OK」ってことなんじゃないかと思う。
真の友好関係には時には対立もある という考えは非常に納得のいくものである。
喧嘩をやたらと禁止して
その結果、関係が拗れたり、溜め込んでしまって重大な事件に発展してしまう
ということが最近はしばしば見られるようになったが
何も、人間対人間に限った話ではない。
最初、まったく胡散臭いとしか思えなかった嫌韓本だが
著者の主張を見る限りでは、これは期待できそうだと思えてきた。
発売前から話題になっている「マンガ嫌韓流」。
期待はずれにならないことを期待したい。