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靖国神社と愛国心

2005-07-06 04:34:42 | Weblog
靖国神社はしばしば、政治的な争点になります。
ふと考えたことを脈絡なく書き綴ってみよう。

私は靖国の話を出されたときは
風習、習慣、文化の話を出します。それと価値観の話も。
(一部の)クリスチャンの方や、在日の方、外国の方々は靖国をおかしいと言ったりもしますが
考えてみりゃおかしく思うのも当然の話です。
だって、日本という国で生まれ日本という国に存在している神社ですからね。
他の文化を持ち、異なる風習を持ち、違った価値観を持つ人々には
妙に思われるのも当然のことかもしれません。

でもその考えを通そうとするのは、価値観の押し付けに過ぎないと思うんですね。

亡くなった人を祀るというのは日本の文化だと思います。
それがたとえ、対立した人であったとしてもです。
靖国自体の歴史は浅いですが、亡くなった人を祀るという風習は非常に古くからあるものです。

次に愛国心について。
愛国というと右翼や軍国主義につなげてしまう人に対しては、
愛国心というのは思想というほど大層なものではないと言うことにしています。

あなたを包む環境や文化、家族や周りの人々、日本の国土、風習、史跡。
そんなものが好きならそれは愛国でしょうと。

愛国を躍起になって否定している人たちには
「自分や家族を愛していますか?」と聞いてみたい。

自分を好きでも、他人を傷つけるとは限らないし
自分の家族を好きでも、他の家族を傷つけるとは限らないのです。

むしろ、自然と愛が湧き上がる心は、それだけで温かな性質を持っているとも考えられます。
物事に対して、肯定的に向かい合うことができるわけですから。
自虐よりはよほど前向きで、しかも健全です。
戦中の「愛国心」は思想(価値観)の押し付けであった部分が大きいように思えます。
勿論、戦中を生きたわけではないので詳しくは解りませんが
その性質が強かったのではないかと。そしてその部分が問題点であったと思います。

誇りを持つということもいいことです。
これは強すぎると問題が生じることもあるでしょうけど
誇りがあるからこそ、節度ある行動ができるとも考えられます。
まぁここら辺は、謙虚さとのバランスが重要だと思います。

子供を教育するときは、よく「三つほめて一つ叱れ」とか
「十個ほめて一個叱れ」とか言います。
きちんと叱ることも大切ですが
ほめることによって自信を持たせ
人間を前向きに成長させるということが大切なのです。

歴史教育に勇ましさは必要ありませんが
私が体験したような、反省ばかりをさせる歴史教育には私は反対です。
反省一辺倒ではなく、様々な観点から教えて欲しいと。
物事にはいろんな見方があるということを教えることが大切だと思います。

それがどうも、
最近教科書問題や靖国問題でデモ行進やらなにやらをやっている方々には
先の大戦や愛国(他にも戦争とか思想とか)に関しては
善悪二元論や決め付けになってしまっている方が多いように感じられそれが怖いと思います。

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