お庭計画 2(ニャン)

我が家のばらとその他の植物たちの話です。
バラ苗を初めて買ってみて、
記録のつもりでこのブログをはじめました。

エルダーフラワー(西洋ニワトコ)

2015年05月06日 | ハーブ
エルダーの花が咲きました^^
葉、枝、根にいたるまで優れた薬効を持ちます。
古代ローマ時代から民間薬として普及しておりその優れた薬効と汎用性『歯痛から疫病まで』といわれたそうです。イギリスでは古い時代、ハエ避けにトイレの側に植えられていたそうです。

アメリカの人気テレビドラマの”ウォーキング・デッド”シーズン4で、
仲間がインフルエンザの症状を和らげるため、この植物を穫りに行くシーンがありました。
それを見て、風邪対策にこの植物を植えよう!と思ったのでした^^

2年前12~3cmくらいの苗を植木鉢に植えて、今年初めて一房の花が咲きました。
実を付けさせようか迷いましたが、花を食べようと写真を撮った後チョキンと採取しました。実は来年楽しもうっと。


エルダー(西洋ニワトコ)

スイカズラ科
学名:Sambucus nigra
仏名:Sureau/Sureau noir(スュロー・ノワール)
独名:Holunder( ホルンダー)
英名:Elder(エルダー)

利用部位:主に花、種子を除いた果実(果汁)。 薬用には、第二樹皮、葉、根
日本のニワトコとヨーロッパの西洋ニワトコはやや異なり、
日本のものは熟した果実は赤、
ヨーロッパのものは未熟な果実は赤でも、完熟すると黒くなり、葉も日本の物よりもやや大きく尖っています。
花は春(5月頃)、枝先に白い小さな花を沢山まとめて咲かせます。これを摘み取ってなるべく茎を取り除いて利用します
エルダーベリーは、8~9月に採取。ジャム等に利用しますが、
種は煮た後で構わないので取り除くべきであると言われています。毒があるといわれてます。

含有成分
花:ルチン、イソケルシトリン、精油、フェノール酸、フラボノイド配糖体、粘膜質など
果実:転化糖、フルーツ酸、タンニン、ビタミンC、P、アントシアン系色素、微量の精油

花:発汗、利尿、抗アレルギー、風邪・インフルエンザの初期症状、花粉症などのカタル症状、解熱・消炎・刺激緩和作用
果実:発汗作用、利尿作用、緩下作用
葉:殺虫、殺菌、治癒効果

使用法
主に花を利用する。
花はお肌のしみそばかすにもとてもよく、エルダーフラワー化粧水としても利用したり、
喉の痛みにうがいとして利用する。
花・実を内服(ワインを加える,砂糖を加えて煮詰める,牛乳で煮る,ハーブティー、つぼみはピクルス)
摘みたての葉は湿布として使えば炎症や潰瘍、痛風を鎮める効果があるとされる。
茎と葉を煮出した液には防虫効果。
ワインで煮た根は水当たり、蛇の毒などに効くとされる。
花以外の生での飲用は避けた方がいいでしょう。
葉、果実を元に、それぞれ緑、黒、紫の染め物に使用。


たくさん花が採取できたら、エルダーフラワーシャンパンやコーディアルを作って楽しみたい~^^

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