フィジーうるるん紀行

　カヴの儀式
　高床式の１２畳程の家に、食事を準備し家族みん起きて待っていてくれた。
食事はタロイモと魚を茹でた物で、味付けは殆ど無い。
タレやソースは無いようで、トマトケチャップを付けて食べるようである。
妻と私が食事に手を付けるまで他の人達は食べないで待っている。
何となく遠い昔の日本の習慣をみるよで懐かしく感じた。
ふと前を見ると子供達の額や腕に入れ墨のような模様がある、
不思議そうな顔で一人の女の子に尋ねると泣き出してしまう（マライヤである）
シールを貼るのが子供達の間で流行っているらしい。
シールといっても現在の綺麗な物ではなく、写し絵のようなシールである。
食事の後は彼らの大好きなカバを飲むことになる。

2006年の写真