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Manabus Column

路地裏から尾根道を行く

ハードディスクの旅

2020-05-24 | Weblog

去年、福岡県にある部埼灯台を訪れ、静かな海を背景にその粛々とした佇まいにを見て、灯台というものに魅了される様になった。

それまではそれ程興味はなく敢えて写真に収めたりとは無かったが、景色の一部として残っているかもしれない。

 

それで今まで撮った写真から目星を付けて見つけてみると幾つかの灯台が見つかった。

ハードディスクから画像を検索するのだが、ちょっとした旅をした様である。

 

先ずは、灯台の魅力を感じた福岡部埼灯台。

 

 

この日は天気も良く、眼下に広がる瀬戸内海には沢山の船舶が往来している。

 

そして、10年前に訪れた和歌山県でのホエールウォッチングの船から撮った灯台。

特に灯台を撮ろうと思ったわけでは無いけど、慣らし運転的にシャッターを押したのであろう。

 

調べたら樫野埼灯台という灯台で、日本の灯台の父リチャード・ブラントンさんが日本で初めて設計したものであった。

 

 

もちろん当時は灯台など全く眼中にはなく、それよりもクジラが見たいという事で荒れた海に出たのであった。

海は荒れ模様でクジラは見つからず、おまけに帰港間近で船酔いの薬が切れて危うく吐きそうになったのだ。

いつかはクジラを間近で見たいとは思うが、果たしてこの串本町にある灯台も訪れることがあるのであろうか(機会があれば訪れたいが)。

 

 

さらに過去の画像を確認すると、沖縄を旅した時の宮古島での平安名埼灯台が写っていた。

 

 

これは、東平安名岬の一風景として写し込んでいて、やはり象徴的なシンボルは抑えておかないとでも思ったのであろうか。

近くに行くとかなり高さのある灯台であった。

とにかく沖縄はコバルトブルーの海が綺麗で壮大である。

 

北海道の知床半島を訪れた時、これまた風景の一部として映り込んでいた。

まあ、これは港の灯台で歴史的なものでは無いが、なかなか気持ちの良い景色である。

 

 

このあと知床半島を車で峠越えをするのだが、この天気が嘘の様に一気に天候が崩れてきた。

ただ、羅臼町での寂れたドライブインで食べたウニいくら丼が無茶苦茶うまかったのを憶えている。

 

長崎県に軍艦島に渡るときのクルージング船から撮った肥前黒瀬灯台。

 

 

これは海の中にある岩礁帯にあるから上陸は不可能。

多分当時は、灯台の足下にルアーを落とせば、絶対何か喰ってくると思っていたに違いない。

いや、それよりもこれから上陸出来る軍艦島に興奮していたのだ。

 

それと、もしやと思って確認してみたら、思わぬ物が出てきた。

もうかなり昔に訪れた神威岬の灯台も写っていた。

 

 

この時はデジタル時代が来る少し前で、まだポジフィルムで撮影していたのだ。

宿の人に「アザラシの調査か何かで来られたのですか?」と問われるほど、極寒の時期には全く人が来ない場所である。

真っ盛りの夏に訪れてみたがい、まさか神威岬灯台が写っているとは思わなかった。

 

とまあ、いろいろ探せばまだ出てくると思う。

でもやはり実際に訪れてみたい。

 

四国の室戸岬灯台は間近で、静岡の爪木埼灯台は星空の下で。

この二つは必ず訪れたい場所なのである。

 

その前に床屋に行きたい。

 

 

 



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