うん、調子悪いなーと思ってたら・・・うん。
あかん、これはあかん。
起動しない、色々と駄目でした。
弄って、なんとか。でもまだちょっと・・・。
はい、いつもの二次そうさくです。
ストレスが酷い。
最近本当に酷い。
原因はわかってます。
わかってるけど、どうにもならない。
あああああ、もうみんなほろびたらいいんだー。
BBB。
ショタ兄弟子と年上妹弟子。
おれしょたってやつですよ。
天秤のアプサラス
「ただいま戻りましたー。・・・あーひどい目にあった」
「すみません、レオ君。あ、ただいまです」
「俺、悪くねーよ!」
お使いついでにランチに出ていたいつものトリオ。
レオナルドはぐったりとして、ツェッドは申し訳なさそうに、ザップはふてくされてそっぽを向いている。
疲れた様子でソファの背にもたれかかるレオナルドにスティーブンは苦笑気味に問いかけた。
「一体どうしたんだい? またトラブルにでも巻き込まれたのか」
「あー、巻き込まれたというか・・・」
ちらりといまだそっぽを向きながらツェッドのお小言を喰らっているザップに視線を走らせて。
「ツェッドさんがナンパされたんですよー」
「ほう、ツェッドが、かい」
「はいっす」
聞かされて、スティーブンは意外と同時に納得もした。
ツェッドは美人だ。青い半透明のしっとりとした肌に鍛えているが女性特有の柔らかさを持つ身体。半人半魚であるゆえか人間とは違うしなやかさを醸し出しスマートな出で立ちは人目を引く。
人類の美的感覚にも通用する、女性的な美しさと同時に芸術的な美しさを併せ持っている女性だ。
ならば人界と異界の混じる街では人間でも異界人でも彼女に対して、そういった目を向けるのだろう。
むしろ今まで無事に過ごしていたのが奇跡なのかもしれない。
純粋培養なクラウスはナンパと言う台詞に衝撃を受け、一人わたわたしていた。
もしかしたら後でナンパ防止案を考え出すかもしれない。
「それでザップさんが血法使って暴れだしちゃって。もー止めるのすっごい大変だったんすよー」
「はは、お疲れ様」
妹弟子にお叱りを受けている小さな兄弟子は頬を膨らませて、眉間にしわ。
これは明らかに納得も反省もしていない。
「聞いてるんですか、ザップさん?」
「なんだよ、悪いのはあの野郎だぞ! 魚類は俺のモンなのにっ!!」
「もう・・・」
「ザップさん、ツェッドさんは物じゃないんですよー?」
いつものことだとのほほほんとしたレオナルドをぎらりと睨みつけるザップ。
「こいつは俺のモンなんだよ! じじーがそう言ったんだ、俺の番だって! なのに他の男が寄ってくるなんておかしいだろ!?」
「は?」
噛み付くような発言にレオナルドは思わず青い目をかっ開く。
静かにやり取りを見守っていたスティーブンとクラウスもだ。
「え、ちょ!? つ、番!?」
「そーだよ、だから俺のモンだ」
えっへん。
胸を反らすザップに視線が集中し、次いでツェッドに注がれる。
レオナルドだけでなくスティーブンすら驚愕に顔を染める中、クラウスだけが二人はフィアンセだったのかと頷いていた。
「あの、ツェッドさん?」
「はい?」
「本当ですか。その、番って・・・?」
「ええ、師匠に言われました。カグツチとシナトベ両派の血を継ぐ子を生せ、と。
ですから、番と言うのは間違っていませんよ」
恐る恐るの問いかけにあっさりと肯定を返されて、レオナルドは頭を抱えた。
彼らの師匠がとんでもフリーダムなのは一度の邂逅だけでも充分理解できた。だが、大人の女性なツェッドとまだまだ子供のザップになんてことを言うのか。常識と言うものは無いのか。無いのか。あとドヤ顔のザップが非常に腹が立つ。
そんななんとも言い難い空気の中クラウスだけが山のように動じることなく翡翠の双眸を光らせる。
「彼らがフィアンセ同士だったとは。ならば二人のために新しい部屋を用意すべきだろうか? しかし水槽は・・・いやいくらフィアンセといっても若い男女を同室にするのは」
とても真剣に二人のことを考えていた。
――流石です、クラウスさん。
微塵もぶれない我らがリーダーに敬意を抱き、レオナルドは静かに目を閉じるのだった。
巡る機縁、万感の絆。解けぬように放さぬように、手繰り寄せての固結び!
あかん、これはあかん。
起動しない、色々と駄目でした。
弄って、なんとか。でもまだちょっと・・・。
はい、いつもの二次そうさくです。
ストレスが酷い。
最近本当に酷い。
原因はわかってます。
わかってるけど、どうにもならない。
あああああ、もうみんなほろびたらいいんだー。
BBB。
ショタ兄弟子と年上妹弟子。
おれしょたってやつですよ。
天秤のアプサラス
「ただいま戻りましたー。・・・あーひどい目にあった」
「すみません、レオ君。あ、ただいまです」
「俺、悪くねーよ!」
お使いついでにランチに出ていたいつものトリオ。
レオナルドはぐったりとして、ツェッドは申し訳なさそうに、ザップはふてくされてそっぽを向いている。
疲れた様子でソファの背にもたれかかるレオナルドにスティーブンは苦笑気味に問いかけた。
「一体どうしたんだい? またトラブルにでも巻き込まれたのか」
「あー、巻き込まれたというか・・・」
ちらりといまだそっぽを向きながらツェッドのお小言を喰らっているザップに視線を走らせて。
「ツェッドさんがナンパされたんですよー」
「ほう、ツェッドが、かい」
「はいっす」
聞かされて、スティーブンは意外と同時に納得もした。
ツェッドは美人だ。青い半透明のしっとりとした肌に鍛えているが女性特有の柔らかさを持つ身体。半人半魚であるゆえか人間とは違うしなやかさを醸し出しスマートな出で立ちは人目を引く。
人類の美的感覚にも通用する、女性的な美しさと同時に芸術的な美しさを併せ持っている女性だ。
ならば人界と異界の混じる街では人間でも異界人でも彼女に対して、そういった目を向けるのだろう。
むしろ今まで無事に過ごしていたのが奇跡なのかもしれない。
純粋培養なクラウスはナンパと言う台詞に衝撃を受け、一人わたわたしていた。
もしかしたら後でナンパ防止案を考え出すかもしれない。
「それでザップさんが血法使って暴れだしちゃって。もー止めるのすっごい大変だったんすよー」
「はは、お疲れ様」
妹弟子にお叱りを受けている小さな兄弟子は頬を膨らませて、眉間にしわ。
これは明らかに納得も反省もしていない。
「聞いてるんですか、ザップさん?」
「なんだよ、悪いのはあの野郎だぞ! 魚類は俺のモンなのにっ!!」
「もう・・・」
「ザップさん、ツェッドさんは物じゃないんですよー?」
いつものことだとのほほほんとしたレオナルドをぎらりと睨みつけるザップ。
「こいつは俺のモンなんだよ! じじーがそう言ったんだ、俺の番だって! なのに他の男が寄ってくるなんておかしいだろ!?」
「は?」
噛み付くような発言にレオナルドは思わず青い目をかっ開く。
静かにやり取りを見守っていたスティーブンとクラウスもだ。
「え、ちょ!? つ、番!?」
「そーだよ、だから俺のモンだ」
えっへん。
胸を反らすザップに視線が集中し、次いでツェッドに注がれる。
レオナルドだけでなくスティーブンすら驚愕に顔を染める中、クラウスだけが二人はフィアンセだったのかと頷いていた。
「あの、ツェッドさん?」
「はい?」
「本当ですか。その、番って・・・?」
「ええ、師匠に言われました。カグツチとシナトベ両派の血を継ぐ子を生せ、と。
ですから、番と言うのは間違っていませんよ」
恐る恐るの問いかけにあっさりと肯定を返されて、レオナルドは頭を抱えた。
彼らの師匠がとんでもフリーダムなのは一度の邂逅だけでも充分理解できた。だが、大人の女性なツェッドとまだまだ子供のザップになんてことを言うのか。常識と言うものは無いのか。無いのか。あとドヤ顔のザップが非常に腹が立つ。
そんななんとも言い難い空気の中クラウスだけが山のように動じることなく翡翠の双眸を光らせる。
「彼らがフィアンセ同士だったとは。ならば二人のために新しい部屋を用意すべきだろうか? しかし水槽は・・・いやいくらフィアンセといっても若い男女を同室にするのは」
とても真剣に二人のことを考えていた。
――流石です、クラウスさん。
微塵もぶれない我らがリーダーに敬意を抱き、レオナルドは静かに目を閉じるのだった。
巡る機縁、万感の絆。解けぬように放さぬように、手繰り寄せての固結び!
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