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KATOのEF66前期型を分解整備してみました。動力ユニットを順番に外していきます。外したライトユニットおよび動力台車について調べてみましたが、特にショートしている様子は認められませんでした。
調子がおかしいKATO EF66前期型
バラした様子
モータを外し、大胆にも下図のように線路へ乗せて、通電させてみました。
バラしたモータ部
すると、TOMIX踏板型方向指示LEDの逆進行方向が反応(関連記事参照)しましたので、原因はどうやらモータのようです。試しに、パワーパックで負荷電圧を最大にしてみました。すると、今度はLEDが正常に作動します。「?」と思い、あれこれ試したところ、次のようなことが判りました。
低~中電圧領域では、TOMIX踏板型方向指示LEDの逆進行方向が反応・微弱に点灯する。
あるところを境にして、それ以上電圧を負荷させるとLEDの逆進行方向が反応しなくなる(点灯しない)。
なぜそうなるのかよくわかりませんが、とりあえず現象を把握することが出来ましたので、バラした部品を元に戻します。ちなみにダイキャストにモータ部を組み込むときには、下図のようにギアを両端に取り付けてからダイキャストに乗せた方が楽に組み込めます。
モータ部およびギアを取り付けた様子
今後、試運転も兼ねて本線上でも同じような症状が出るかどうか確認してみます。
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