.

とある模型店で見つけたTOMIX「さよなら なは・あかつき」セットのバラシ品です。バラシ品として店頭陳列されており、新品でお値頃だったので、オハネ14-300を1両だけ購入してみました。
バラシ品としてのオハネ14-301
まだ開けていませんが、明日以降にでも、ゆっくりと開封してみようと思います。
TOMIX「さよなら富士はやぶさ」には新しい試みとして「オロネ15室内壁パーツ」が添付され、「窓から覗く室内をより実感的に演出」できるようになりました。
この「オロネ15室内壁パーツ」は1セットに1枚入っており、4両分が施せるようになっていますが、不器用な小生は失敗を恐れ、そのまま貼らずにいました。
先日、TOMIXのパーツ類などが通販で購入できる「TEC STATION」において、この「オロネ15室内壁パーツ」の取扱いがはじまりましたので、早速購入してみました。これなら失敗しても予備があるので安心です。
「オロネ15室内壁パーツ」の表面と裏面の様子
パーツとありますが、ドアが印刷された紙で、車両へ接着させるには両面テープ等を使う必要があります。そこで、今回は手持ちの両面テープを用いて、「簡易シール」を作製しました。パーツの裏に両面テープを貼って簡易シールを作りますが、貼る前に両面テープとドア部の幅や貼る位置などを確認しておきます。裏に両面テープを貼る際、表の様子・位置がわからないので、予めイメージを掴んでおくためです。
早速、裏面に両面テープを貼ります。両面テープの幅が足りなくても、裏にそれを敷き詰めれば大丈夫です。また、下図に示した通り、全面に両面テープを貼る必要はありません。
用いた両面テープ 幅や貼る位置の確認
裏面に両面テープを貼った様子
切り出し作業の前に、忘れずにオロネ15の車体を外しておきます。
カッターで切り出しましたが、パーツに印刷されている切り出し線に沿ってそのまま切り取ることがポイントです。また、厚手の紙なので、少し強めに切りましたが、ずれないよう注意が必要です。
切り出す前後の様子
あとは、切り出したドアシールを下回りに貼り付ければ完成です。シールが車体貼り付け部位にほぼピッタリ収まるようなので、シール端を車内壁端にあわせることを目標にしました。
シール端のあわせる位置
しかし、位置決めをしている時に、途中でシール中央部付近が壁面に付着してしまい、急ぎ剥がそうと思ったのですが、逆に余計張り付いてしまい、結局事態を好転させることが出来ませんでした。仕方なく、そのまま壁面に貼り付けてしまったため、ドアの位置がやや「ずれて」しまいました。また、下図の通り、剥がそうとしたときに出来た無数のシワが壁面に・・・
案の定、失敗です!
剥がそうとした時にできたシワ
仕方ありません。気分を入れ替えて。
貼った前後の様子です。左側が貼る前、右側が貼った後のオロネ15です。
貼る前の様子 貼った後の様子
作業の感想です。確かにちょっと雰囲気が変わったような感じもします。これまで車内壁にシールを貼ったことがなかったので、新鮮な感じもします。ただ、貼る前のドアには小窓みたいに空いている部分があったのですが、シールを貼るとそこが塞がれてしまいます。客室側には赤丸で示したように両面テープの糊部がそのままになってしまうのが気になりました。
通路側の様子 シール糊面が露呈した客室側
30分もあれば作業は完了します。富士編成のオロネだけ作業しましたが、はやぶさ編成については、失敗しないよう作業を行ってみようと思います。また、シールに予備があるので、他のオロネにも適応できないかどうか試してみたいと考えています。
関連記事
・EF66 特急牽引機 - TOMIX & KATO
・あの時の「富士はやぶさ」号 オハネ15-2000 ・さよなら「富士はやぶさ」 オハネ15編 - TOMIX
・さよなら「富士はやぶさ」 入線 スハネフ14編 - TOMIX
・さよなら「富士はやぶさ」 入線 BOX編 - TOMIX
10月に書いた記事が、そのまま公開されずに残っていました。なんで公開しなかったのか、直ぐには思い出せませんでした。いわゆる「ボツネタ」ですが、暫しお付き合い頂ければ幸いです。
先週 (注:脱稿は10月です) 弊社に入線してきたTOMIXさよなら「富士はやぶさ」ですが、まだ電気機関車の整備にまで至っていません。そこで、以前に購入したED76を用いて富士・6両編成で楽しんでいたのですが、段々12両フル編成で走らせたくなってきました。しかし、まだ肝心のEF66が未整備状態です。そこで、下関仕様のEF65PFに「富士はやぶさ」のヘッドマークを取り付けて運用してみました。
考えてみると、昨年実際に乗車した寝台特急「富士はやぶさ」号が途中で鹿と衝撃し、牽引していたEF66に不具合が生じました。そのため、急遽その日の下りがEF65PFにより運行されたようで、実はまんざらでもないのです。
実際に12両を牽引させてみましたが、弊社の難所である登坂も問題なくスイスイと走りました。65PFでも違和感はなく、ブルトレがよく似合います。
遊び終え片付けながら、さよなら銀河のPFを使えば良かったと思いましたが、それは次回のお楽しみです。
以上、ここまでの記事なのですが、写真を見て公開しなかった理由を思い出しました。折角取り付けたヘッドマークの位置が下に「ズレすぎていた」ためです。ちゃんとつければ良かったと後悔しきりです。
関連記事
・失敗は成功のもと オロネ15室内壁パーツ - TOMIX
今回はTOMIXさよなら「富士はやぶさ」号セットのオハネ15-2000を簡単に紹介します。モデルに用いたのは「富士」号セットに入っていたオハネ15-2004です。
以前から「富士はやぶさ」号を再現するために、この車両を探していたのですが、結局入手できずにおりました。今回、初のご対面です。
二階建て寝台車のため、窓の配置が独特です。それぞれ車両側面の様子を点描してみました。左が通路側、右が客室側としてまとめてあります。
通路側の様子 客室側の様子
近接撮影です。客室ドアや○窓もはっきり見て取れます。
通路側の様子 客室側の様子
車内の様子です。さすがに個室の2階までは再現されていません。しかし、2階に関しては、壁になっているため外から直接覗くことが出来ませんが、実は階段がしっかり作り込まれています。
車内内部の様子 客室ドアや○窓の様子
車端部の様子
客室側からの様子 再現された2階階段
車体を外してみないと階段が判らないので、ちょっともったいない感じがします。しかし、外した時の感激は十分味わえると思われます。
ところで、室内灯を設置するための大きな穴がぽっかり空いており、ちょっと目立ちます。しかし、これだけ狭い空間に客室を多数表現すると、設置する空間が無くなってしまいます。
室内灯取り付け用の穴
相も変わらず、「富士はやぶさ」用の室内灯を準備していません。そこで、手元にあったキハ20で使っている電球色の室内灯を仮設して、点灯したときの印象把握を試みてみました。
室内灯を仮設してみた様子
意地悪く、室内灯の設置付近を外から近接撮影してみました。通路側は、ちょうど窓枠の裏側になるため、写真のように回り込んで覗き込まないと見ることが出来ません。客室側は1階客室の窓から見て取れます。しかし、写真ほど目立ちません。また、室内灯は取扱説明書の通りに設置しておらず、今回の記事のためだけに仮設したものであることを予めご了承願います。
仮設した室内灯取り付け部分の様子
「はやぶさ」のオハネ15-2005もほぼ同じような作りのため、今回は省略しました。悪しからず。
関連記事
・さよなら「富士はやぶさ」 EF66編 - TOMIX
・あの時の「富士はやぶさ」号 オハネ15-2000
・さよなら「富士はやぶさ」 入線 スハネフ14編 - TOMIX
・さよなら「富士はやぶさ」 入線 BOX編 - TOMIX
・寝台特急「富士はやぶさ」号乗車記 - 富士乗車
・寝台特急「富士はやぶさ」号乗車記 - 別府温泉
・寝台特急「富士はやぶさ」号乗車記 - ブルトレ
TOMIXさよなら「富士はやぶさ」 号セットから、まずは新規作製されたスハネフ14です。
「はやぶさ」および「富士」号ともに組み込まれていますが、編成最後尾になるスハネフ「富士」側はダミーカプラーになっており、ジャンパー栓が取り付け済みになっています。
スハネフ「はやぶさ」側とスハネフ「富士」側の様子
スハネフ「富士」側のジャンパー栓の様子
ヘッドマークのですが、これも既に印刷済みになっています。ヘッドマークの点灯は白色LEDが用いられているため、前回単品発売されたスハネフ15よりも綺麗に浮かび上がるようになりました。
はやぶさマーク点灯の様子
富士マーク点灯の様子
スハネフ15点灯の様子(参考) 印刷済みの富士マーク
実車を忠実に再現したということで、随所に「こだわり」が見受けられます。これまで一色で表現されることが多かった下回りも、一部灰色の部品を用いていたり、スハネフの台車も他の客車と比較してやや色合いが異なります。
スハネフの下回りの様子(富士・はやぶさ共通)
スハネフの外見は、「はやぶさ」と「富士」では、あまり大きな差異が認められません。スハネフに限らず、全ての車両内部に寝台が再現されており、外からでもその様子がはっきりと見て取れます。また、客室とデッキを区切る内部ドアも再現されています。スハネフ「富士」の車内を示します。
スハネフ「富士」の室内の様子
再現された内部ドア洗面所側 車掌室側
洗面所側 車掌室側
客室側 通路側
外見上は「はやぶさ」と「富士」に大きな差異が認められないと記しましたが、実はスハネフ「はやぶさ」の室内寝台には大きな差があります。それは寝台シートの色が「富士」では明るいオレンジに対して、「はやぶさ」は黒でまとめてあり、細かいところにこだわりを感じます。
スハネフ「はやぶさ」の室内の様子
以前に撮影した寝台特急「富士はやぶさ」号の実車の画像がありましたので、最後に掲載いたします。
在りし日の寝台特急「富士はやぶさ」号
関連記事
・さよなら「富士はやぶさ」 EF66編 - TOMIX
・さよなら「富士はやぶさ」 オハネ15編 - TOMIX
・さよなら「富士はやぶさ」 入線 BOX編 - TOMIX
・寝台特急「富士はやぶさ」号乗車記 - 富士乗車
・寝台特急「富士はやぶさ」号乗車記 - 別府温泉
・寝台特急「富士はやぶさ」号乗車記 - ブルトレ