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先日の土曜日、KATO・80系湘南電車にTOMIXスノープロウを取り付けてみました。記事にするのが遅くなりましたが、簡単にまとめてみます。
まず、車体をひっくり返して、オリジナルスノープロウがどこに位置しているのかを確認しましす。TOMIXスノープロウは、穴に取り付けるタイプなので、オリジナルスノープロウの位置を参考に取り付け位置を決めていきます。
オリジナルスノープロウの様子 穴の位置を印した様子
適当に印をつけ、TOMIXスノープロウを置きながら取り付けるイメージを膨らませます。大体感じがつかめたら(決意できたら)、ピンバイスを用いて穴を開けます。本当はきちんと定規等で測定・位置決めをした方が良いかと思われます。
今回用いたドリルの刃の径は0.8mmです。少し小さめでしたが、開けてからピンバイスの刃を使って径を徐々に広げ、スノープロウが「かっちり」収まるようにしました。
ピンバイスで穴を開けた様子
下左図はTOMIXスノープロウを取り付けた様子です。概ねスノープロウの先端がオリジナルの位置と同等ではないかと思われます。
TOMIXスノープロウを取り付けた様子 反対側からの様子
車体を取り付けてみました。なかなか良い感じです。
TOMIXスノープロウを取り付けた様子
単品で購入したクハにオリジナルスノープロウを取り付けてみました。ところが、単品クハの場合、カプラーと干渉してしまい、うまくオリジナルスノープロウを取り付けることができません。また、カプラーの関係で床下がややゴチャゴチャした感じになってしまいました。今回は撮影用として取り付けましたが、走らせるのはちょっと難しいのではないかと思われます。
オリジナルスノープロウとカプラーとの干渉
左側はTOMIXスノープロウを取り付けたクハを、右側にオリジナルスノープロウを取り付けた単品クハを示します。オリジナルの方が鋭角なので、スピード感があるように思われます。
TOMIXスノープロウ装備車 オリジナルスノープロウ装備車
ところでTOMIXのC243カーブでの様子です。オリジナルだと台車固定なのでスノープロウが内向きになってしまいますが、車体に固定させた今回は、逆にそれが大きく外へ向いてしまいます。まあ車体からはみ出ないだけ良いか・・・
TOMIXC243カーブでの走行状態
今回のスノープロウ取り付けについて、実物とは大きく異なるところが多々あると思われまが、簡単に取り外せて元のスノープロウに換装できますので、弊社オリジナルということで楽しみます。
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KATO・80系湘南電車のスノープロウが気になっております。ヒントを求めて、グリーンマックスのカタログを見ていたら、「新潟ローカル国電70系」・Economy Kitにはスノープロウが取り付けられていることに気が付きました。
参考にしたグリーンマックスカタログ vol.14
GMは組み立て式で、部品のバラ売りもあるので、「これは使えるかも?」と期待しながらページをめくっていくと、今度は「スノープローの取り付け方」の図と説明が掲載されておりました。一瞬、「これだ!」と思ったのですが、よく見てみるとGMも台車に取り付けるタイプだったので断念しました。
他の単品クハにはスノープロウが付いていないので、今回バラし売りで購入したクハから取り外せば、ちょうど良いのではないかと思いながら、部品箱をガサガサしておりました。すると、思いがけないようなパーツが出てきました。TOMIXのキハ20等に付いてきた単線用スノープロウです。床下に取り付けるタイプなので、穴を開ければ簡単に取り付けられそうです。あとは、クハの床下に穴を開ける勇気と度胸があればOK?!
TOMIXキハ20系等の単線用スノープロウ
かなり以前の話で恐縮ですが、数年前にKATOからクハ86-300など80系電車が単品で再生産された頃です。当時は、湘南顔のクハ86-300よりも国電顔のクハ85-300に心惹かれてしまい、クハ85-300を一気に3両も増備したのですが、湘南顔は1両しか購入しませんでした。
お察しの通り、しばらくすると湘南顔をあと1両増備したくなったのですが、既に時遅し、どこにも在庫がなく、頼みのAssyパーツもクハ86-300に関しては品切れで、これまで悶々としていました。
単品で購入したクハ86-300
先日、模型店巡りをしていたら、80系「東海・比叡」セットの「バラし売り」をしているところがあり、運良くクハ86-300がありましたので、迷わず購入しました。これでやっと数年越しに湘南顔で編成を揃えることができます。
「バラし売り」で入手したクハ86-300
ところで、セットのクハ86-300には、単品のそれとは異なりスノープロウが付いています。台車にスノープロウを取り付ける構造なので、TOMIXのC243曲線ではちょっと興ざめた姿になってしまいます。
クハ86-300(セット)のスノープロウ クハ86-300(単品)の下回り
スノープロウを取り付けた状態 ワンタッチ方式による取り付け
曲線区間におけるクハ86-300スノープロウの様子
しかし、クラシカルな編成をのんびりと走らせてみるのも、なかなか乙なものです。
THE 湘南電車
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単なる再生産かと思われていたKATO165系増結セットですが、フタを開けてみたら、なんとKATOカプラー化されており、ちょっと驚かされました。今回は、再生産された165系のカプラー周りを簡単に紹介いたします。
クハ165系の貫通路側の台車ですが、下図の通りKATOカプラーが装着されています。
貫通路← KATOカプラー化された165系台車 →運転席
台車を本体から外し、カプラーを分解してみました。ちょっと指でカプラー部をねじれば、簡単に台車から外れました。また、KATOカプラー本体も、分解した様子もあわせて示します。
KATOカプラー化された台車からカプラー部を取り外す様子
KATOカプラー 台車本体
KATOカプラーをさらに分解した様子
増結セットの方にアーノルドカプラーを取り付ければ、アーノルドカプラー仕様の旧製品とも連結できるのですが、残念ながら上記のような台車にアーノルドカプラーを取り付ける術を知り得ていません。小生の場合、165系に関してはアーノルドカプラー車の方が多いので、出来れば再生産品をアーノルドカプラーにしたいというのが本音です。荒技として、台車ごと旧製品に交換するという方法があるかもしれません。
さて、再生産品の運転席側のアーノルドカプラーをKATOカプラーに交換してみました。まずは、車体から台車を取り外します。取り外した台車はスカート一体型で、それも取り外してみました。スカートは単純に凹凸を利用した「引っかけ」構造ですので、これも指で簡単に外せます。
本体から取り外した台車 アーノルドカプラーを取り外した様子
さらにスカートを取り外した様子
上記の状態で、新たに購入したKATOカプラー密連形Aを組み立てて取り付けました。スカートを外した状態でカプラーを取り付け、それからスカートを復元したのですが、ジャンパー線がスカートに引っかかり、取り付けに苦労しました。なんとか「ぐちゃぐちゃ」やっているうちに取り付けられましたが、クモハ側はスカートを取り外さない状態で換装してみようと思っています。
ところで、換装した台車ですが、なんか変です。ジャンパー線だらけ?
別に購入したKATOカプラー密連形A
KATOカプラー化した先頭車用台車
車体に台車を戻してみました。左側はアーノルドカプラーの状態です。
アーノルドカプラー KATOカプラー
KATOカプラー化した先頭車の様子
早速再生産品のモハと連結させてみました。
KATOカプラーによる連結面の様子
やはりジャンパー線を少し整理した方が良いような気がします。ちなみにカプラーを換装しても、カプラーとスカートは一緒に回ってしまいます。
ここ最近、色々な出来事が有りすぎて、ゆっくりとレイアウトで車両を走らせる時間がありません。ブログの更新も「ままならず」、銀河のダミーカプラー化なども後回し、鉄コレの西武線セットもそのままと、何とも痛ましい惨状です。来週は少し時間がもてるかもしれません。否、時間を作りたいです。
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ついに待望のKATO165系増結セットが入線してきました。鉄道模型を再開して数年経ちますが、再開直後に165系の基本セットを購入して以来、この増結セットの再販を待ち焦がれておりました。当時は、カタログに掲載されているにもかかわらず、なぜどこにも在庫がないのか不思議で理解できず、各地のお店を探し回りました。今となっては懐かしい思い出です。
さて、前製品の基本セットでは緑色の紙箱の中に各車がプラスチックケースに納められていましたが、今回から吊り下げ式のパッケージとなり、車両は発泡スチロールのトレイに納められています。
パッケージの外観 箱の中の様子
車両を収納するトレイ
吊り下げ式の「耳」も箱の中に納められており、引っ張り出すと編成表が記されておりました。
箱裏にも同様の編成表が記載されています。後述する件と併せて、もう少し工夫があっても良かったのではないかと思われます。
吊り下げ用の「耳」の様子
セットの中には取扱説明書とヘッドマークシールおよびヘッドマーク台座が付いていました。取扱説明書は、以前よりも小型化され、しかも二つ折りの状態で、基本・増結用共通です。
一方、ヘッドマーク関連ですが、前製品にもヘッドマークシールは添付されていましたが、台座は付いておりませんでしたので重宝しそうです。ただし、アルプス等の小さいヘッドマーク用の台座は付いておりません。車体への取り付けは両面テープです。
取扱説明書 ヘッドマーク関係
さて、購入する際、店頭でお店の人から「今回からKATOカプラー密連形になった」との説明を受けました。てっきり前製品と同じアーノルドカプラーだと思っていたので、ちょっと動揺してしまいました。折角購入しても、このままでは前製品・アーノルドカプラーと連結させることができません。仕方ないので、別にKATOカプラー密連形も購入し、前製品のカプラーを交換することにしました。
前製品(左)と増結セット(右)とのカプラーの差異
別に購入したKATOカプラー密連形
しかし、なぜか先頭車のカプラーはアーノルドカプラーのままです。取扱説明書には増結セットのクハ・クモハの運転台側に密連形カプラーの車両を連結させる場合は、カプラーを別売のKATOカプラー密連形に交換してくださいと記載されていますが、外箱には明記されていません。外箱に例示された編成を組むには、カプラー交換が必要になると思われるのですが、購入時には、取扱説明書を見ることができないことを考えると、外箱にも一言説明があっても良かった気がします。
増結セットのアーノルドカプラー
ところで、増結セットの先頭車側カプラーですが、どうも「変」です。ちょっと動かしてみましたが、「変」な理由がわかりました。カプラーと台車とスカートが一体構造なので、スカートが一緒に回ってしまうのです。再生産品とはいえ、ちょっとこれは・・・衝撃でした。
スカートが車体から・・・
ちなみに前製品の先頭車ダミーカプラーの様子です。かなり引き締まった感じで好きなのですが、ダミーカプラーのため当然連結させることができません。
前製品クハ165系のダミーカプラー
この印象が強すぎたのでしょうか。増結セットのクハは編成内に組み込まれてしまうので、スカートが動いても実際には問題ないのでしょう。
サハシ165も再生産されましたが、今回は購入しませんでした。これからもサハシは153で運用します。ですので、きっとスカートの件も気にならなくなると思われます。
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