.

TOMIXE233-3000ですが、前面ガラス部の車番がインレタで表現できるようになっています。しかも、このインレタはガラス表面から貼れる正像と、ガラス裏面から貼る逆像の2タイプが用意されていました。当然ながら、ガラス表面から貼り付ける正像の方が簡単ですが、ガラス表面にインレタが浮かんでしまいます。そこで、ハードルが高いのを承知の上で、ガラス裏面から貼り付ける逆像に挑戦してみました。
正像と逆像が用意されている付録の車番
まずは、定石通り小さく切り出し、テープを用いて仮固定します。今回は車体内部の奥まった狭い部位にテープを貼り付けるため、少し細長くし、車体の形状に合うように右側をギリギリまで切り落としてみました。
テープで仮固定したインレタとガラス裏面に貼り付けた状態
しかし、不器用なため、なかなかこの位置でテープを仮固定することができず、悪戦苦闘してしまいました。ガラス表面から位置を確認しながら、「貼っては、剥がし」、「貼っては、剥がし」の繰り返しでした。やっと位置が決まり、転写してみたのですが、うまくガラス面に文字を転写させることができず、見事に失敗!今度は、綺麗に転写できなかったボロボロ文字を取り除く作業です。 狭い空間での細かい作業となり、しかもガラス面を傷つけないようにしなければなりません。そんなとき、「あっ!」 ちょっと力んでしまったらガラス面が・・・
外れてしまったガラスパーツと車体
なんと、ガラスパーツが外れてしまいました。「壊してしまった!」と真っ青になってしまいましたが、冷静にパーツを見てみると、接着した形跡がなく、実は車体にはめ込む構造になっていることが判り、ホッと一安心しました。
パーツが外れるなら、作業は簡単です。外した状態で転写することにしました。位置決めは容易になりましたが、やはりうまく文字を転写させることが出来ませんでした(下図赤枠参照)。どうもガラスパーツ素材との相性が良くないのではないか?と感じがしました(自分の技量を棚上げして申し訳ありません)。
ガラスパーツを外しての転写作業と転写した状態
もう一方の先頭車も同様に、車体内部から、ガラスパーツを少し前方向に押し出すようにして取り外し、転写作業を行いました。転写が終わったらガラスパーツを車体に戻せば終了です。ここまでかなりの時間を要してしまいました。まだまだ作業が残っています。先を急ぎましょう。方法は判りましたので、時間があるときにやり直すことにします(←たぶん、やらない)。
関連記事
・E233-3000 のインレタ ・弱冷房車編 - TOMIX
・E233-3000 と冬のマドろみ - TOMIX
・E233-3000系近郊電車 入線 - TOMIX
昨日の土曜日の話で恐縮ですが、穏やかな冬の日差しの中、先日入線してきた最新鋭車両TOMIXE233-3000のインレタを窓辺でのんびりと貼ることにしました。
まずは前面の方向幕の交換です。増結セットには基本セットAとは異なる方向幕が入っており、両方あわせるとかなりのバリエーションが楽しめます。どれにするか、色々と迷いましたが、結局「アクティ」に落ち着きました。
基本セットA(左)と増結セット(右)に付属していた方向幕パーツ
また、運行表示番号もシールで再現できるため、方向幕にあわせて選択しました。
付属の運行表示番号シール
この運行表示番号の表示部位もライトが点灯するため、このシールを貼り付けないと、走行時にかなり違和感がありました。これで落ち着いた感じになることでしょう。
購入時の状態と運行表示部位
ライトユニットと交換した方向幕
方向幕を交換し、運行表示番号シールを貼った状態
車体を外して、ライトユニットの方向幕パーツを交換し、運行表示番号シールを貼ればすぐに出来上がりました。取扱説明書をさらに読むと、前面ガラス部に車番を貼ることもできるとの説明があり、ちょうど車体を外した状態でしたので、貼ることにしました。
ここから、かなり時間を要してしまいました・・・
関連記事
・E233-3000 のインレタ ・弱冷房車編 - TOMIX
・E233-3000 のインレタ ・前面ガラス編 - TOMIX
・E233-3000系近郊電車 入線 - TOMIX
「さくらや」のポイントを使い切ろうと思い、「さくらや」新宿ホビー館へ行ってみました。「さくらや」での思い出になるものとして、KATO14系「さくら」の購入を企てていましたが、さすがに完売しておりました。ここでの購入も最後となりそうなので、どうせならこれからも長い間現役で活躍する車両にしようと思い、TOMIXE233-3000系近郊電車基本セットAを購入することにしました。購入に当たっては手持ちのポイントと現金値引きが利用できたため大変助かりました。
基本セットだけでは寂しかろうと、増結セットも購入したかったのですが、既に「さくらや」では売り切れており、仕方なく他店で購入しました。
基本セットAの外箱(左)と箱内部(右)の様子
増結セット
JR形式の、しかも最新鋭車を導入したのは久しぶりな気がします。開けた途端、車体が眩しく感じられました。この輝きが失せることなく、長く大事に走らせたい車両です。
TOMIXE233-3000系近郊電車
関連記事
・E233-3000 のインレタ ・弱冷房車編 - TOMIX
・E233-3000 のインレタ ・前面ガラス編 - TOMIX
・E233-3000 と冬のマドろみ - TOMIX
・さくら、散る - 鉄道模型
ずばり、この色でした。
この鮮やかなブルーの色合いが大変気に入り、購入したのがTOMIX113系2000番代近郊電車(阪和色)6両セットです。キハ58も含め、他にも新規に入線させたい車両等があったのですが、最後は悲しいかな「限定品」という言葉に負けてしまいました・・・
外箱と内箱の様子
表紙には、以前発売された旧仙石線色のような車両のイラストなど描かれておらず、従来通りだったのでちょっと寂しい感じがします。
車両の収納の様子 クーラー用のスペース
よく考えてみると、TOMIXの電車セットを購入するのは久しぶりでした。収納ケースですが、車両のクーラー部分のところだけ、ちょうどスペースができていることに気が付き、ちょっと感動してしまいました。また、製品の取り扱いに関する注意を促す黄色い紙が「はがき大」に縮小され、収納するときに助かります。
注意書とトミーテックへのご意見用はがき
付属品ですが、取り付けパーツとして屋根上アンテナ類、幌、車番インレタおよびサボ関係のシールでした。車番インレタにはJRマークの他、シルバーシートマークも付いていました。
付属のパーツ類 幌の拡大図
車番用インレタ JRとシルバーシートマーク
サボ類シール 新快速用ヘッドマーク
添付していた車番
クハ111:2121,2139,2141,2144,2021,2036,2038,2041
モハ113:2029,2052,2056,2058,2030,2053,2057,2059
モハ112:2029,2052,2056,2058,2030,2053,2057,2059
これ以外に付録として
クハ111:7121,7141,7144,7021,7038,7041
モハ113:7029,7056,7058
モハ112:7029,7056,7058
まだ完全にパーツを取り付けていませんが、幌だけ付けてみました。幌の取り付けはキハ58と同様に、車体下部から差し込むタイプです。実際に取り付けてみましたが、車体、幌とも白っぽいため、あまり幌が目立ちません。左が幌無し、右が幌有りです。
幌無しの様子 幌有りの様子
先頭車は「トイレ無し」と「トイレ有り」がそれぞれ1両づつの構成です。ちなみに、車内にトイレは再現されていません。
トイレ無しの様子 トイレ有りの様子
車内の様子も簡単に紹介します。中間車の車内を簡単に撮影しましたが、座席の配置などきちんと再現されているようです。
車両左側 車両右側
車端部のロングシート 扉横の二人掛け
先頭車のカプラーですが、キハ58と同様にバネが入っており(赤円部)、中央に簡単に復元できるようになっており、先頭車間で連結ができます。しかし、それ以外のカプラーはアーノルドでした。
先頭車のカプラー バネ式
先頭車による連結 連結面
屋根周りの様子です。かなり詳細に作り込まれているのですが、ベンチレータに赤円で示したような切断跡がいくつかあり、ちょっと残念です。
パンタグラフの様子
ベンチレータの切断跡 先頭車屋根の様子
ヘッドライト類の点灯の様子です。光量は十分ではないかと思われます。
ヘッドライトの様子 テールライトの様子
購入して間もないのですが、実は既に相当走らせています。と言うより、走りが本当に素晴らしい車両です。フライホイール付動力を搭載しているのですが、これまでのTOMIXフライホイール付電気機関車と同様に、スローが良く効き、走り出せば気持ちよくレイアウトを滑らかにグングン走ります。購入したばかりなので、最高の走りをするのは当然でしょうが、まさに「新快速」の言葉通りで、良い車両に出会えたと思っています。
TOMIX113系2000番代近郊電車(阪和色)6両セット
関連記事:東武百貨店 鉄道模型フェアー車両編 - 鉄道模型
関連記事:昔のNゲージ
前回ご紹介したとおり、TOMIX583系については1Mでも11両編成での運用が可能なことが判りました。しかし、「どうしても13両編成で運用したい!」という激しい欲望から逃れることが出来ません。1Mで運用するなら別に583系のT車を用意しなければなりませんが、T車セットはほとんど在庫がありません。そこで、手元にあるTOMIX581系月光で不足するT車を工面する方法を考えてみました。
発売と同時に購入した581系月光
このセットに入っているT車の下回りを583系M車の下回りと交換すれば、583系T車になるのではないかと考え、早速やってみることにしました。
まず、581系月光と583系のT車を比較してみました。
上が581系月光、下が583系
模型の外観上はほとんど同じですが、屋根の塗装が異なり、月光は銀屋根になっています。
581系月光の屋根 583系の屋根
肝心の下回りですが、模型では両者とも同じ品番のものが使われていました。
月光も583系も同じ下回りが使われていた
休車状態の583系M車の下回りと、581系月光の下回りを交換してみます。こうすれば、簡単に583系のT車が完成です。
583系のM車 581系月光をバラす
581系月光の下回りをはいた583系
これで13両編成が完成です。早速1Mで13両編成を走らせてみました。
平坦部は問題なく、ガンガン走ったのですが、登坂区間になると、モータが苦しそうな音を立てて・・・1Mでの13両編成は諦めました。
仕方ありません。全て元に戻し、13両編成の時は2Mで運用することにしました。
関連記事
・Mの悲劇 - 583系編