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FDMCスノーケリング部屋

FDマリンクラブは、のんびり真面目に活動するスクーバ&スノーケリングのクラブです。囲碁将棋、マラソンもやってます。

ポン100&MEG10

2006-06-25 23:59:49 | スクーバ
 ゆっくり朝食。チェックアウト後、高速船で渡嘉敷島に渡る。あまりの早さに寝ている暇もないが、MEGさんもポンさんもぐっすりzzz。デッキで下船を待つ数分間で日焼けするほどの晴天。ジリジリ音がするというのはこういうことか。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 島では、副会長の愛弟子でもあるS君が出迎えてくれる。この日のお客さんはFDMC組だけ。もっとも、小舟なので大人数は無理。

 1本目は渡嘉志久ビーチ沖の海人(うみんちゅ)。本島からのダイビングボートは入れないため、こういう機会がないと潜れない。ポイントに着いた途端、透明度抜群の海中に亀を発見。
「あ、亀だ!」「え、ホント!」「どれどれ...」
「おおっと、船がひっくり返るぅぅ!」


 ポンさんはこれが100本記念。拍手拍手。
【1】小舟のため水面でBCを脱着することになった。「そんなの習ってないよぉ!」と言い張るポン爺。(みんなそう言うのさ、講習でやらせてるはずだけど...)
【2】レギュ/ゲージ/オクトはともかく、水中ノート、指示棒、水中ライトなどチンドン屋のようにぶら下げているため、上手く着られたのかちょっと疑問。ひとりSM状態...。
【3】BCを着た後で、背中のファスナーを閉めずにエントリーしたことに気づくポン老師。「あの、お願い、閉めて...」(もう...絞めてやりたい!)
【おまけ】ポンさん100本のお祝いに、MEGさんがスノーケルで潜降開始!確かにエアを使わない子ではあるが。

 2本目は珊瑚保護区でちょっとした「鬼退治」。かなり駆逐されているせいか、パッと見にはオニヒトデがいないが、さすがガイドS君は目ざとく見つけてきた。ここのハマフエフキやサザナミフグはオニヒトデをバリバリ食べる。いつもよりずっっっっっっっっと付きまとっていた理由がよく分かった。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

【想定外6】その後、ポン&MEGのスノーケリング指導員(まだ見習い)特訓に出かける。講習規程にはないが、FDMCの慣習で素潜り10Mは必須。現役組最後の大物MEGさんは、本人も想定外の達成。拍手拍手。気温32度、水温26~28度ながら、ポンさんは「寒い...」と言って早めに船上で昼寝。同期なのに冷たい。

【想定外7】ダイビング後、小休憩してから再び船に乗り、離れ小島で「ポン100&MEG10」の祝杯をあげる。MEGさんはヤドカリが可愛いらしく、手に乗せてご満悦。ひと回り大きな貝を見つけたポンさんが「これ、ヤシガニらしいよ」と手渡す。「え~ホント?色が違うね。可愛い...ギャああああああああー!」...ともかく、出血は夜には治まった。
後日談:「テンキーを叩く度に薬指が心地よく響き、沖縄の余韻に浸っていますわ...」(MEG)

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 一般ダイバーでも、コンスタントに潜っていれば、100本や1000本は時間の問題。別に上手な証拠ではない。もちろん下手な証拠でもないが、毎日ジョギングしている人が必ずしも速いわけではないのと同じこと。人それぞれ。

 初心者は本数自体を目標にしがちだが、私は1本1本大切に潜ることをお勧めする。漫然と何百本潜っても大して上達はしないが、きちんと50本潜れば十分ガイドレベルの上級者にはなれる。ともかく、節目節目でお祝いして自分のレベルを再確認するのは悪いことではない。楽しい沖縄ツアーだった。(最近は、ダイビング代より飲み代の方が高くつくが...)

副会長のいない夜

2006-06-24 23:58:54 | スクーバ
 副会長が怪我で参加できなかったため、早寝早起きのFDMC一行。ホテルの朝食は朝7時だが、ダイビングショップの迎えまであまり余裕はない。朝が遅く、日が長い沖縄ではもっとゆっくりでもいいのに...と思う。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 この日は恩納からボートに乗り万座で2ダイブ。MEGさんにとってこの港は、昔レンタルレギュを船から落っことした、通称「金のレギュ・銀のレギュ事件」の懐かしい場所でもある。

 FDMCとカップルひと組がチームで潜る。カップルさんは女性がまだ初心者のようで、彼氏がハラハラしながら面倒を見て潜っている感じ。水中では特に事件はなかった...かな。

【1】暇だったので、ポンさんの背中(レギュ1st付近)にヒトデを10数匹置いて遊んだ。案外気づかないもんだ。
【2】MEGさんにマンジュウヒトデをぶつけたら想定外の衝撃だったようで、後で怒られた。
【3】洞窟抜け直前、彼氏が彼女の手を強引に引っ張ったり、フィンを掴んで制止したり、何だか落ち着かない。傍目から見ていた私とポンさんは「いくらなんでも、やり過ぎなんじゃないの...」という共通の感想。「だって、それ、MEGじゃん!」
 2本目はどこかよそよそしいふたり。あの後どうなったことやら。Good luck !(因みに犠牲者のMEGさんは「え?あれってポンさんじゃなかったの?」とこちらもなかなかの大物...)

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 ポンさんはこの日で99本。昼食後、「『白寿の記念』に、そば代を出しましょう」とチマチマした太っ腹を見せ、「そんなの注文する前に言ってよ!もっと食べたのに...」と私から非難を浴びる。
 
 夜はDSのスタッフも一緒にいつもの「反省会」。その場にいない副会長ネタで盛り上がるのは、流石御大の人徳。以前、お米をプレゼントされたスタッフは「半年、助かりましたわ~」という感想。

 二次反省会はポンさんと二人で飲みに出る。ママに「お仕事は何を?」と聞かれたポン爺は「ま、こういう者で...」『FDMC事務局長』の名刺を堂々と悪用。ともかく、ご老体はすぐにおねむの時間となり、私も一緒に切り上げる羽目になる。

 それにしても、副会長のいない夜は「早い、安い、悪酔いしない」、なんか健康的だ。(でも半分つまらん...)


MEG & PON

2006-06-23 23:58:48 | スクーバ
 前日那覇入りした事務局長ポンさんは某離島までの日帰りロングツアーにひとり参加。MEGさんは昼前に那覇入りし観光。ともかく夕食は2人そろって、のはずが...。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 早めに会社から出られることになった私は、空港でキャンセル待ちをして最終からひとつ前の便に何とか変更。MEG/PONディナーには間に合いそうにないし、この時間帯は毎度到着が遅れることもあり、「ま、後は若い(頃もあった)二人に任せて」という気分で、飲み屋に予約を入れてから飛行機に乗り込む。

【想定外1】
「お二人さんはどこで食べてるのかねぇ」と思いながらホテルでチェックインしていたら、ダイビング帰りのポンさんとばったり。目があったにもかかわらずホテル客同士のような他人行儀な会釈をして視線をそらすポン爺。「ポンさん!オレだよ!」「ん、あれ?」と見直す始末。老眼か!

【想定外2】
「MEGと外食じゃないの?」
「今帰って来たんだもん。ケータイに連絡入ってるかな...あ、店に忘れてきた!」
「MEGに電話してみるから....(音信不通)。参ったな、もう出なくちゃいけないんだけど、どうする?」
「う~ん、何だかわかんないけど、とりあえずシャワーだ!」
と部屋に帰るご老体。優先順位はそれでいいのか?

【想定外3】
シャワー中のポンさんをひとまず置いて、飲み屋さんから行方不明のMEGに何度も電話を入れるものの梨の礫。拉致か家出か、こいつもケータイどこかに忘れたか?

【想定外4】
この頃、行方不明MEGは空港で偶然会った旧友夫妻と飲みに出掛けていた。しかも、翌日のダイビングの打ち合わせもせず結局午前様、とんでもない奴だ!と思ったら...。

【想定外5】
ホテルのフロントにはMEGからポンさん宛のメッセージが置いてあった。
「夕食の件で何度もケータイに電話したんですけど連絡がつかないので知り合いと食べに出ます」
ちゃんと受け取ったポンさんだが、ホテルのレシートか何かと思い、読まずにクシャクシャにしてゴミ箱に捨てた...。

波乱含みの初日が終わる。

潜水士試験

2006-02-10 01:02:41 | スクーバ
 先月、FDMCメンバーすずお君がこっそり潜水士試験を受けに行ってたみたいです。もちろん合格です。合計で十何人目になるのかわかりませんが、今のところFDMCは全勝(のはず)ですから、先に合格しているメンバーは「初の不合格者は誰になるんだ?」とプレッシャーをかけて遊びます。

 試験会場ではプロ潜水士の卵よりも、専門学校生やDSスタッフのほうが多そうです。潜水士試験の合格率は6~7割ですが、不勉強な兄ちゃん姉ちゃんは「ベテラン受験生」となることもあります。何を勉強しているのか不思議でしょうがないです。

 まともなダイバーなら(OWでも)独学で十分合格できますが、一夜漬けまがいの末、捨て問題を駆使して合格だけ勝ち取るのは本末転倒です。スクーバダイバーにとっては知見を広めるために勉強するからこそ、意味のある資格だと思います。


スクーバ3つの資格?

2005-11-29 02:41:42 | スクーバ
 先日、テレビで、「役人が公益法人に天下りして、働きもせず退職金を何度も手にしてボロ儲け!」という内容の番組を見ました。笑いました。その中で、公益法人の官製ビジネスの弊害として、某国会議員がスクーバを例に挙げ、官公庁の縄張り争いで「3つの官製資格があり、けしからん!」と怒ってました。これも笑えます。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 霞ヶ関絡みのスクーバの3つの資格って何だろうと思い、改めて数えました。テレビでは詳しく教えてくれませんでしたが、多分こういうことでしょう。

1.文部科学大臣認定スクーバ指導員
 国家資格ではありませんが、日本で唯一の「公認資格」と言われます。行政改革の一環で、そのうち「文部科学省」のお墨付きはなくなりますが、他のスポーツと同様、(財)日本体育協会認定のスポーツ指導員に変わるだけですから似たようなものです。ただし、この資格がなければ商売ができない、法律に触れるということではありません。

2.潜水士
 厚生労働省(旧労働省系)の国家資格で、経済産業省認可の社団法人も積極的に推奨しています。そもそも、水中でタンクを使う仕事一般に必要な資格で、港湾工事、引き揚げ作業、水中カメラマン、海難救助隊員等が対象です。スクーバ指導員もこれを持ってないと「モグリの潜り」となり違法ですが、基本的には罰則適用というより、社長や責任者に「労働者を教育して、ちゃんと試験を受けさせなさい!」というモノです。ただし、今年の夏、八丈島で潜水士資格を持たない大学助手の死亡事故があり、国立学校法人東京大学と責任者の指導教授が労働安全衛生法違反容疑で書類送検されました。珍しいことです。

3.安全潜水管理者/優良ダイビングサービス提供者
 国土交通省(旧運輸省系)・海上保安庁主管の財団法人が発行していますが、若い人は多分知りませんよね。DAN Japanもこの財団の中にあります。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 実は上記3つの資格を持っていても「Cカード」を発行する権限はありませんから、公益法人の官製資格ビジネスとして取り上げるほど大袈裟なものではありません。「潜水士資格」だけは、バイクを乗るために原付免許が必要なのと同様に、インストラクターやガイドには必須ですが、これも1~2日試験対策の講習を受けるか、あるいは、晩ご飯の後に一週間くらい勉強すれば普通のダイバーなら独学で受かります。

 なぜか最も非難されてもよさそうな「民間スクーバ指導団体のCカード制度」についてはノータッチでした。一部(だいぶ?)、客の都合も考えずに無駄なCカードを発行する現場と、それを見て見ぬ振りする指導団体の方が罪が重いのは良識あるダイバーには常識です。「なるほど、この議員さん、そういうことか...」とニヤリと想像してしまいます。

 もうひとつニヤリとしたのは、天下り理事の日課です。週に2~3回、気の向いたときにだけ専用車で出社して、プラプラ遊んで帰るという内容でしたが、「へぇぇぇ、世の中、一般にはそうなんだ」と勉強になりました。私の職場にも大物の天下りがいますが、毎日、朝から晩まで働いています。どう見ても、部下の方が働きが悪いので気の毒です。中にはまともな天下りもいるのです。(珍しいでしょうが)

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 3つの資格は、受験料や更新料ではビジネスとして成り立っていません。腕次第ですが、民間のインストラクター資格のほうがはるかに実入りがいいです。

 では、存在意義はあるのかというと、これはビミョーです。私は自分なりに「ある!」という結論に達していますが、裏話も多いので詳細は省きます。興味のある方は御一考下さい。

ポンさんのダイビング家計簿

2005-11-18 01:33:32 | スクーバ
1.はじめに

 現在、FDMC事務局長という「肩書き」を持っているポンさんが、初めてFDMCを訪れたのはかれこれ5年前です。天気はあいにくの雨。入会者は同じ日に集中することが多く、H社長とめぐさんもこの日が初参加でした。

 いい年して、自称「貝採り小僧」というポンさんは、フィンもマスクもお粗末なものでした。キック、スノーケルクリア、耳抜き等、我流の初級レベルもいいところで、「よっぽど恵まれた場所で潜っているんだな」というのが最初の印象でした。念のために付け加えると、ポンさんは「密漁」ではなく、漁師の親父さんから「ほう、今日は採れたねえ」と褒めてもらえるところで潜っていました。もちろん、FDMCでは物採り禁止です。

 紆余曲折の末、ポンさんは初年度にスクーバ講習を始め、全器材を購入し、ファンダイビング、ダイビングツアー等で約25本潜った典型的なスクーバ1年生でした。以下、参考までにポンさんのダイビング家計簿を掲載します。

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2.デビュー

 初回参加から2週間後、ポンさんは再びすもトレに参加しました。この日はちょうどFDMC生え抜きの一人マナティさんが2年ぶりに顔を出していました。「まるで目の前に水がないみたい」(めぐ談)というマナティ潜りをポンさんがどう見たのかはわかりませんが、軽器材の買い換えや体験スクーバ挑戦を考えるきっかけになったのがこの日です。また、前回欠席だった「反省会」にも参加し、後の名バディとなるジャイ君と肩を組んで駅まで酔っぱらって帰りました。

すもトレ(1)3,000円 とりあえず、お試し参加
すもトレ(2)3,000円 焼鳥屋での反省会にも初参加
すもトレ(3)&体験スクーバ 3,000円 感想は「不思議、面白い!」
すもトレ(4)&体験スクーバ 3,000円 スクーバ受講を決心
FDMC年会費 1,800円
小計(A)プレスクーバ代 13,800円


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3.スクーバ講習

 スクーバにマイナスイメージを持っている人はFDMCには向きません。また、自分のダイビングショップ時代の愚痴を言いに来るだけのダイバーも向きません。FDMCはそんな人を必要としているわけではありませんから。

 ノンダイバーにとって「スクーバを始めること」は「タンクを使った潜り方を学ぶこと」でしょうが、もっと大切なことは「楽しむためにはいろいろなルールがあって、スクーバ、素潜りにかかわらず、自分勝手な行動をしないこと」だと思います。これがダイバーとしてきちんとした教育を受けたか否かの差です。

 FDMCは初級素潜り講座やスクーバ講習を随時行う余裕がありませんから、ポンさんがスクーバを始める気のない物採りビジターなら、とっととお引き取り願おうと思ってました。しかしながら、辰巳すもトレで初めて体験スクーバに挑戦し「回を追うごとに面白くなっていく自分があります。四十を超えて新しい世界が広がりつつあります」と徐々にスクーバ受講に傾いて行きます。そして、ジャイ君の誘いもあって、ポンさんは「夏前に一緒にCカードを取り、沖縄ツアーに参加する!」と心に決めました。お金がかかるのは承知の上です。

OSD学科講習&プール 15,000円
OSD海洋実習I 6,000円
OSD海洋実習II 6,000円
OSD海洋実習III 6,000円
JUDF-OSD申請料 7,000円
度付マスク、ブーツ、フィン、グローブ 33,000円 結構高級品
3MMワンピース(ネオスキン) 18,000円
フードベスト(ポーラテック) 11,000円
メッシュバッグ 3,000円
小計(B)講習と軽器材 105,000円

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4.沖縄ツアー/八丈島ツアー/ファンダイビング

 6月の沖縄ツアーではポンさんのエア持ちが心配されましたが、取り越し苦労でした。ガイドも驚くほどの落ち着きぶりでした。8月の八丈島ツアーでは最終日の早朝素潜りを二日酔い?でパスした以外は順調でした。男はポンさんだけという家族から冷ややかな目で見られているものと思っていましたが、ポンさんは家族サービスとして一家で再び沖縄を訪れていました。これで、しばらく奥さんとお子さんの理解と協力を得られたそうです。

沖縄ツアー4ボート 70,000円
レギュ、BC、ゲージ、オクト 80,000円 (私と同等のタイプ)
キャリーバッグ 10,000円
八丈島ツアー2ビーチ2ボート1ナイト 68,500円 初ナイトに狂喜乱舞!
内地ファンダイビング(2本) 6,000円
内地ファンダイビング(2本) 7,000円
内地ファンダイビング(2本) 8,000円 温泉付
武者修行ダイビングI(2本) 11,340円 一般のダイビングサービス
武者修行ダイビングII(2本) 10,000円 一般のダイビングサービス
初級者用素潜り講座2,500円 2日間コースの後編のみ
小計(C)ツアーと重器材 269,840円  使いましたねえ...

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5.まとめ

 というわけで、ポンさんの1年目は実質21日の参加で約40万円かかっています。別途購入したダイビングウォッチとツアーの怪しいお小遣いを入れると50万円です。講習や器材についてはタイミングが良かったので比較的安く上がっていますが、「Cカード取得、器材購入、FDMC2大ツアーと重なると、FDMCでも結構かかるんだなあ」というのが私の感想です。もちろん、2大ツアーは往復の航空運賃、宿泊費、食費等全て込みです。

 FDMCの2年目以降は、すもトレ、ファンダイビング、ツアー1回、器材メンテナンスで大体20万円かかります。年間15~20本で5年間活動すれば、年平均で約25万円の遊びです。決して安い遊びではありませんが、ポンさんくらいの年齢なら本数稼ぎのケチケチツアーにしないほうが賢明です。1日で1,000円か2,000円ケチったら、宿も食事も不満だらけということもありますから。

 さて、素潜りの上達は今ひとつだったポンさんですが、副会長にこっそりこう告白していました。「FDMCに来て素潜りの練習をしたら収穫量がいつもの3倍になりました。漁師のおじさんに『ほおー、今日はずいぶん採ったねえ』って感心されちゃいました。ホント、良かったです!」
 クビだな...。