東京・協栄ジムで26日午前、亀田家を代表して謝罪会見を開いた亀田興毅選手(20)。これまでの強気の姿とは一転、丸刈り姿で会見場に現れた興毅選手。辞任となった父、史郎氏(41)の質問に涙ぐむシーンを見せるなど、ていねいに終始神妙に記者の質問に答えた。
興毅選手の謝罪会見の一問一答は次の通り。
――(世界戦での)反則の指示はあったのか
亀田興毅選手「深く反省しています」
金平桂一郎会長「史郎氏と面会したときに、すべてのことは言い訳しないと言っていた」
興毅「頭が真っ白になっていた。あの試合のことは正直覚えてもないけど、映像も残っているし…。反省しています。申し訳ありませんでした」
――指示したのか
興毅「そうなるかも」
――結局、認めるということか
興毅「はい」
――父親はなぜ出てくれないのかとは思わない?
金平「(私との面会では)きちんとした謝罪もあった。史郎氏がこの場に出ることで興毅の謝罪会見の妨げになるということ。史郎氏も私と同じ42歳。出ないという人間に『謝りなさい』という年でもない」
――家族の間ではこの会見についてどういう話し合いがあったのか
興毅「親父は不器用な面がある。『オレが出ると迷惑をかけるかもしれない』と言うから、それだったらオレが行くと。長男として、親父の次はオレ。亀田家の代表として」
――道徳上ギリギリのパフォーマンスはどうして
興毅「行き過ぎたところもあったと思う。パフォーマンスは本来、試合へ向けた作戦(の意味)もあった。ビッグマウスとか言われてるけど、だんだん大きくなっていった」
――過激なパフォーマンスは自分で? テレビ局の演出が関係していたのか
興毅「正直、テレビ局とかはまったく関係ないです。自分らの意見で『こうしたら盛り上がるかな』とオレらなりに頑張ってきたつもりです」
――史郎氏の教えは正しかったと思うか
興毅「小さい頃から育ててきてくれたのは親父やし。今オレがここいるのも親父のおかげ。親父の教えてくれたボクシングで世界王者になれた。だから、親父には感謝してます。みんなは悪いように、世間ではそういう風に思われてるかもしれないけど…オレらの中では世界一の親父だと思ってるから。親父は親父に変わりはないんで」
興毅「大丈夫です。気合入れ替えて頑張っていきます。亀田スタイルから変えるというより、新たな亀田スタイルを作っていきたい。」
――大毅選手は今後どうしたいと言っているのか
興毅「大毅はまだあんな状態なんで…まだ会話と言うほど喋れないから」
――ボクシングを続けられるか分からない?
興毅「それは続けると思う。18歳で世界挑戦まで来た選手だから、こんなところでやめるのはもったいない。兄弟3人で世界王者になりたい。現時点ではあのような感じやけど、戦って悔しい思いをした大毅自身が一番分かっていると思う。立ち直ってもう一回頑張ってくれると思う。
今日をきっかけに早く元気になってくれて、次の試合に向けて一緒に頑張っていきたい。(健康面では)ちょっとずつ元気になってきてて、メシも食べるようになってきたし」
――大毅が落ち込んでいる一番の理由は
興毅「やっぱりボクサーやから。試合に負けたことが一番悔しかったと思う。勝つと思った試合に負けたら悔しいし。試合に負けて、ああいう…12Rで反則したりとか、自分の中で納得できない部分があって、いろんなことを一人で考えてると思う」
――大毅が反則に走った理由は
興毅「ポイントでも負けてるし、最後、何か訳が分からない状態になったと思う」
――弱い対戦相手で亀田兄弟の実力が底上げされているという話があるが
興毅「相手には世界ランカーもいる。弱い選手はあんまりいないと思う。(今でも)フライ級で一番強いと思っている。フライ級世界一のベルトを獲りたい」
――今日の会見に遅刻したが
興毅「すみませんでした。8時くらいに出たので十分間に合うと思った。マスコミが追っかけてるし…」
――史郎氏がトレーナーから離れることへの不安はあるか
興毅「不安な点は、というより不安だらけの状態。何もかも一からのスタートだから。つらいところもある。ずっと親父とやってるから。でもオレもハタチ超えてるから、ずっと親父の力ばかり借りられない」
――史郎氏との距離のとり方は
興毅「何も距離とるつもりはない。家族だから、距離とる必要はないと思うし」
金平「史郎氏はすでに指導する資格がない。物理的に指導できない」
――家庭でボクシングの話になることもあるのでは
興毅「そういうのは今までと変えるつもりはない。ちゃんと親父の言うことは聞いていきたい」
――史郎氏に「過激キャラを続けろ」と言われたらどうするのか
興毅「そこは…。いろいろと、イチからスタートやから。新しい亀田スタイルをオレは作っていきたい」
――亀田家ファンに対してメッセージを
興毅「応援してくれた人にはこういう姿を見せたくないし、見るのもイヤだろうし、明るい姿を見せていきたい」
テレビ製作リサーチ LOOP
興毅選手の謝罪会見の一問一答は次の通り。
――(世界戦での)反則の指示はあったのか
亀田興毅選手「深く反省しています」
金平桂一郎会長「史郎氏と面会したときに、すべてのことは言い訳しないと言っていた」
興毅「頭が真っ白になっていた。あの試合のことは正直覚えてもないけど、映像も残っているし…。反省しています。申し訳ありませんでした」
――指示したのか
興毅「そうなるかも」
――結局、認めるということか
興毅「はい」
――父親はなぜ出てくれないのかとは思わない?
金平「(私との面会では)きちんとした謝罪もあった。史郎氏がこの場に出ることで興毅の謝罪会見の妨げになるということ。史郎氏も私と同じ42歳。出ないという人間に『謝りなさい』という年でもない」
――家族の間ではこの会見についてどういう話し合いがあったのか
興毅「親父は不器用な面がある。『オレが出ると迷惑をかけるかもしれない』と言うから、それだったらオレが行くと。長男として、親父の次はオレ。亀田家の代表として」
――道徳上ギリギリのパフォーマンスはどうして
興毅「行き過ぎたところもあったと思う。パフォーマンスは本来、試合へ向けた作戦(の意味)もあった。ビッグマウスとか言われてるけど、だんだん大きくなっていった」
――過激なパフォーマンスは自分で? テレビ局の演出が関係していたのか
興毅「正直、テレビ局とかはまったく関係ないです。自分らの意見で『こうしたら盛り上がるかな』とオレらなりに頑張ってきたつもりです」
――史郎氏の教えは正しかったと思うか
興毅「小さい頃から育ててきてくれたのは親父やし。今オレがここいるのも親父のおかげ。親父の教えてくれたボクシングで世界王者になれた。だから、親父には感謝してます。みんなは悪いように、世間ではそういう風に思われてるかもしれないけど…オレらの中では世界一の親父だと思ってるから。親父は親父に変わりはないんで」
興毅「大丈夫です。気合入れ替えて頑張っていきます。亀田スタイルから変えるというより、新たな亀田スタイルを作っていきたい。」
――大毅選手は今後どうしたいと言っているのか
興毅「大毅はまだあんな状態なんで…まだ会話と言うほど喋れないから」
――ボクシングを続けられるか分からない?
興毅「それは続けると思う。18歳で世界挑戦まで来た選手だから、こんなところでやめるのはもったいない。兄弟3人で世界王者になりたい。現時点ではあのような感じやけど、戦って悔しい思いをした大毅自身が一番分かっていると思う。立ち直ってもう一回頑張ってくれると思う。
今日をきっかけに早く元気になってくれて、次の試合に向けて一緒に頑張っていきたい。(健康面では)ちょっとずつ元気になってきてて、メシも食べるようになってきたし」
――大毅が落ち込んでいる一番の理由は
興毅「やっぱりボクサーやから。試合に負けたことが一番悔しかったと思う。勝つと思った試合に負けたら悔しいし。試合に負けて、ああいう…12Rで反則したりとか、自分の中で納得できない部分があって、いろんなことを一人で考えてると思う」
――大毅が反則に走った理由は
興毅「ポイントでも負けてるし、最後、何か訳が分からない状態になったと思う」
――弱い対戦相手で亀田兄弟の実力が底上げされているという話があるが
興毅「相手には世界ランカーもいる。弱い選手はあんまりいないと思う。(今でも)フライ級で一番強いと思っている。フライ級世界一のベルトを獲りたい」
――今日の会見に遅刻したが
興毅「すみませんでした。8時くらいに出たので十分間に合うと思った。マスコミが追っかけてるし…」
――史郎氏がトレーナーから離れることへの不安はあるか
興毅「不安な点は、というより不安だらけの状態。何もかも一からのスタートだから。つらいところもある。ずっと親父とやってるから。でもオレもハタチ超えてるから、ずっと親父の力ばかり借りられない」
――史郎氏との距離のとり方は
興毅「何も距離とるつもりはない。家族だから、距離とる必要はないと思うし」
金平「史郎氏はすでに指導する資格がない。物理的に指導できない」
――家庭でボクシングの話になることもあるのでは
興毅「そういうのは今までと変えるつもりはない。ちゃんと親父の言うことは聞いていきたい」
――史郎氏に「過激キャラを続けろ」と言われたらどうするのか
興毅「そこは…。いろいろと、イチからスタートやから。新しい亀田スタイルをオレは作っていきたい」
――亀田家ファンに対してメッセージを
興毅「応援してくれた人にはこういう姿を見せたくないし、見るのもイヤだろうし、明るい姿を見せていきたい」
テレビ製作リサーチ LOOP
これからは、自分自身でボクシングスタイルをつくって下さい。
謙虚な気持ちを忘れず、みんなから好かれるボクサーになって下さい。
期待してるでー。