ねこまや別館

猫とあれこれ。美魔女というより微妙の微。立ち読み寝ころび可。

今、おきていること

2020年04月20日 | 日記
すばらし子ちゃんたち
これから
おかさんが
お話をしますね

うん
いいよ


ある街で大きな火事が起こりました
その火事はなかなか消えず
消防士さんは毎日毎日
昼夜を問わず
火を消そうとしていました

火事が大きくなるにつれ
どんどん物資は足りなくなり
ついに 
酸素ボンベも防火服も手袋もなく
燃えさかる建物に
とびこまなくてはなりません


怖くて熱くてクタクタだけど
そうしないと
街全体が燃えてしまうのです

そんな消防士さんたちに
街の人びとは言いました
「応援のために拍手をしたり
 絵を描いたり歌を歌おう!」
「えらいよね!体に気をつけてね!」
「感謝してるよ!ヒーローだね!
 もっとがんばってね」

でも消防士さんたちの
防火服はボロボロで
ヘルメットも酸素マスクも壊れ
ホースの水もチョロチョロ…
交替してくれる人は
いつまでたっても増えません

それどころか
やっと家に帰ろうとすると
「煤がつくからそばによるな」
「汚いからバスにのるな」
「なんで火事場にいないんだ
 仕事をサボっているんだろう」
と、責められます

街中に黒い煙が漂い
えらい人は
街の人びとに
煤がつかないように
きれいなハンカチを
たくさん配り始めました

消防士さんは
なんの装備もないまま
焼け落ちそうな屋根の下で
火の粉をかぶっているのです

火事がおさまらないのは
なぜでしょう

それは消防士さんたちの
お願いをきかず
ハンカチを先に配り出したり
消防署に押し寄せて
家の点検をしてくれと言ったり
こっそり集まって
火遊びをする人が
たくさんたくさんいるからです

どうです、わかりますか?
これがいま
にんげんの世界で
起きていることなのですよ

はーい
わかりましたあ
きいてませんでしたあ


この火事の話の例えが
適当かわかりませんが
マスク不足1つとっても
医療現場が
普段の装備以下の状態で
この感染症の拡大に
立ち向かっているということ

医療現場の受け入れが崩壊すると
コロナ感染者にとどまらず
他の病気の患者さんの行き場も
なくしてしまうこと

その恐ろしさ、異常さが
一般社会に、メディアに
ほとんど伝わっていないのではと
危惧しています

こちらもぜひ読んでみてください
わたくしは看護師ではありませんが
同じく
エッセンシャルワーカーの端くれとして
そのストレスと危険を思うと
胸が詰まりました↓↓

おかさんか
いなくなったら
ねこのごはんはどうするの


ねこはこわいとき
おふとんに
もぐってじっとしてるよ


前回からの見出し画像は
毎日でぶどり🐔🐤 (@debu_dori)さん提供です
https://twitter.com/debu_dori?s=09

次回から
いつものねこまやにもどります
コメント (8)
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