ねこまや別館

猫とあれこれ。美魔女というより微妙の微。立ち読み寝ころび可。

夜桜怪談

2016年04月12日 | 日記

桜もそろそろ
盛りを過ぎます


怖い話をしましょうか


ある森のサクラは
京都からもちこまれた木で
長く人々を
楽しませてきたけれど
気位の高いサクラは
根を踏む人間が大嫌い

日ごと池の鏡に
自分を映しては
都に帰りたい帰りたいと
嘆くのでした



ある春
人間は木のそばに篝火を焚き
火花でちくちく焼かれる
サクラの悲鳴にも気づかない



おのれ
愚かな人間め
けして許さぬ
許さぬぞ



サクラは
呪いをかけ
その美しさで 人を誘い



暗闇と火花の境に
立ち止まる人間をさらい
喰っては ますます
枝をのばしていくのでした


以上、ねこまや版
「桜の森の満開の下」


うふふ
あはは
くすぐったいよ

そこのねこっ
おかさんの (つくり) 話
きいてましたかっっっ?!


おかさん
サクラは
ねこも たべるのですか
つめとぎ したら
おこるでしょうか

怒ると思うねえ
ねこ 連れていかれるねええ
ひひひ(謎)


そうそう
夜桜帰りに
思いついたんだけど

ねこのごはんを
変えることにしました♪


えっっっ
どどどどうして


ちょっと飽きたんだよねー
同じの買うの
あんたたちも いろいろ
食べてみたいっしょ


やっぱり
にんげんは じぶんかって
おかさんに
げろの のろいを かけてやる



とりあえずお試しに
三種類ほど
買ってみましたが
いきなり吐かれました……

サクラの呪いか
ねこの呪いか


朝6時の特等席
やっぱり 夜より
光の中の
ベビーピンクがいいですね

コメント (6)
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