7年目の破局

不倫の彼と別れて2年・・・
誰にも打ち明けられられない気持ちを心の整理を付けるために書き綴っています。

嫉妬心の消失

2018-08-25 | 日記
Yに会いたい反面、会うのが怖い。
付き合っていた頃にはそんな感情は全くなかった。ただただ、Yに会いたくて、Yだけが欲しくて、Yの発する一言一句を受け止めたかった。
ただ、どうしようもできない事…Yが既婚であり、いくら嫌いと言っていても結婚までした女性に対し、嫉妬心は消え失せる事はなかった。それまで付き合った女性の事も聞いていた。勿論私にも付き合った男性はいるのだからお互い様。そんな過去まで詮索したらとても身が持たない。だか、少しでもYが好意を寄せる者に嫉妬せざるは得なかった。
Yにそんな素振りは見せなかったが、嫉妬する自分自身に嫌気がさし、その事で神経をすり減らし疲れきっていた事もあった。
だが、Yの愛情の深さに自分の嫉妬心が愚かだと思い知らされいつしか全てを受け入れ汚い嫉妬は消え失せていた。
嫉妬のない恋…
それはきっと、極上の幸福だったのだと思う。
だが、別れる前、別れた後にはその幸せは崩れ去りそれまで以上の嫉妬心が押し寄せてきた。
彼の妻さえ居なかったら今頃二人幸せだったのに…とか私と別れた後どこかの綺麗な女性に心奪われ、私に注いでくれた愛情をその女性に注ぐのだろう…
そんな目に見えないあてどもない嫉妬心で私の心は蝕まれていった。
それは消える事はなくその嫉妬心がある限り私はYの事を忘れる事ができなかった。
昨年Yに一度だけ会い、今も何ヵ月周期で会うことはないが、LINEでやりとりはしている。
今、心穏やかに心からYの幸福を願えるようになれた。それと同時にYが彼の妻とどんな風に過ごそうが他に好きな女性がいて、どんな付き合いをしていようが、その事に嫉妬する気持ちは消え失せていた。
あんなにも狂おしいほどYを独り占めしたかったあの気持ちはもう無くなっていたのだ。
死ぬまでYを忘れられず、Yが欲しくて独り占めしたくて、ずっとその気持ちに苦しむと思っていた。
人は忘れる動物…どんなに辛くても時間が解決してくれる、どんな苦しい恋や憎しみもいつかは消え去る…そんな慰め言葉は存在しないと思っていた。
だが、それは本当だった。醜い感情は私の中から消失していた。

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