山峡に暮らして見れば…

変り行く四季の移ろいを、過ぎ去りし日々の追憶と共に…
 日常感じたことも…

メタボ予防?山道を行く!

2009-10-29 07:29:09 | 季節の便り
 秋晴れの良い天気なので、かねてから気になるメタボ回避のために、近くの山へ登って見ることにしました。
 ひょっとしたらマツタケがあるかも…?

 いつものコースですが目指すは写真の、真ん中のこんもりしたあたりです。

 山の上へ到着…中腹から我が地域周辺を見渡しました…いつもお馴染みの風景です。
 ススキが秋風を受けてそよいでいました。



 このあたりは佛花のシキミの群生地ですが、地域に住んでる人たちが、
 自家用に切るのは認められています。
 しかし最近は専門の佛花業者が切りに来るようになり困惑しています。 

 大きな松の木が倒れていましたが、マツクイムシなどに食われて
、風が吹くと倒れてしまいます。
 これではマツタケも出ないはずです。

 マツタケは以前は個人所有林でも、地域の共有財産とされ入札制度で、落札者のみに採取を認められてきました。
 その収益は地域の共通財源として、地域のために役立って来ました。

 しかし近年はマツタケが全然採れなくなり、古来からの入札制度は崩壊して、採取権は山林の所有者に返還されました。
 個人所有林のマツタケは採れませんが、地域や社寺などの共有林は地域住民であれば、自由に採ることが出来ます。
 ここはお寺の山林なので立ち入り自由ですが、マツタケは勿論出てません。
 代りに変なキノコが出ていました。食用…??
 さぁ、判りませんね。食べない方が無難かも?

 下界へ降りて…我が家からの日没…太陽も、ずいぶんと南に寄りました。
 秋の彼岸から一ヶ月…冬至には、太陽はどの変なるのでしょうか?
 自然の営みって神秘的で不思議ですね。


 


 

「お土産はコシヒカリ!」

2009-10-24 06:45:59 | 季節の便り
 夏休み以来久しぶりに次女の一家がやって来ました。
 お土産は今年に収穫したばかりの、新米コシヒカリです。

 とりあえず30キロを持ってきてくれましたが、今年は予定より多く収穫できたので、
もう一度30キロ持って来るよ…と云ってました。

 袋を開けると搗いた新米が新鮮な姿を見せました。
 水田と云っても僅かの面積なので、次女一家も途中から買って食べる予定ですが、
その心意気が可愛いじゃありませんか。



 孫達は恒例により早速と電車遊びですが、線路の組み立てや走行や後片付けなども
二人で出来るようになりました。



 孫達が見てる本ですが動物の図鑑のようです。

 孫の運動会のビデオを見ました。長男は入場式で旗手を務めています。

 小学校の在校生はは全員で9名…入場行進も後に続くのは父兄とか
地域の人とかオトナばかり…

 喜色満面で入場行進中の次男…ビデオ撮りの祖父に…笑いかけています。
まるでお笑いタレントみたいです。
 秋晴れの一日…親子で汗を流しました。

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(おニャンコ日記)「ミケちゃん登場」

2009-10-20 07:06:36 | 雑記帳

 この前の記事でも紹介したママ猫が最近になって、我が家の農園の近辺に
しばしば現れるようになりました。
 私に気付いたのか茶畑に身を隠しているつもりのようです。

 私がくしゃみをした途端に身を翻して、さっと駆け出して行きました。
 結構素早いです…カメラで追うのが難しかったです。
 
 別の日に又我が農園の周囲を徘徊していました。
 近付くと逃げるので望遠で撮りました。]

やっと普通の表情が撮れました。結構可愛い顔付きです。
 私としてはお近づきになって友好善隣に努めたいのですが…
 この調子では親しいお付き合いはどうもムリかも?

 飼い主のおばちゃんの家に用事で行きました。
 ママ猫さんの姉か妹か知りませんが、私に一番懐いている?ニャンちゃんです。
 お出かけ嫌いなのか…我が家の近辺へは滅多に近付きません。
 でもあちらにママ猫さん…つまり姉妹猫ちゃんが現れたので、
その方向に走り出して行きました。

 飼い主のおばちゃんの家の近所で並んでいるクルマは、毎日おばちゃんが使っています。
 おばちゃんは水田や茶畑を旦那様が、数年前に亡くなられてから女手一つで斬り廻しています。

 このおばちゃんが突然パソコンの習得を、思い付いて私に相談がありました。
その動機と云うのは姉の家でパソコンから、料理とか花作りの
カラーコピーが印刷されて出て来るのを目撃したからです。

 これはおばちゃんが毎日作業に使っているトラックです。
 仕事は勿論、生活自体に車がないと暮らしが成り立ちません。

 そこで我が家のPCでいろんな実験をして見せると、これなら私も…
 というワケ
 「高い買い物しても…果たして出来るかな?」と心配そうに云うので、
「クルマの運転が出来てケータイ使えれば出来る筈…」と云って置きました。
 その後別に暮らしている息子さんが、パソコン買ってくれたので勉強中…
と云っていましたが、ある日「パソコンの止め方教えて…」と云って我が家へ駆け込んで来ました。

 山林もあるので四輪駆動のパイオニヤとも云われた名車…スズキ・ジムニー…
 かなり古い年式ですが今でもちゃんと動きます。
 この外にもトラクターやコンバイン…私も乗ったことがない
 農業用特殊車を乗りこなしています。

 パソコンの電源の切り方…電源は入るし画面も出るんだけど…
 「クルマで走り出して停め方忘れたようなものやな…」と苦笑
 「先ずスタートを押して…」と云うと「止めるのに何故スタートなんや…」とか、
文字キーが「ABC順」や「いろは順」に並んでいないとか…不思議一杯のようでした。
  それに万一暴走してもクルマと違って、生命に別状ないからな…と大笑い…
 運転歴四十数年…でもパソコンは一年生…
 さて、どのように展開して行くのか、元来は器用で男勝りの性格の方なので、
これから先が楽しみでもあります。

 写真の追加です。
 ママ猫さんの水飲み現場を目撃…近辺を徘徊するのは、水を飲みたいからだったのかな…?

 自宅…おばちゃん宅で寛ぐママ猫さんです。
 自宅で安心感があるのか…接近しても逃げようとしません。
 距離は少し縮まったのかな? 

 以前からお馴染みのニヤンちゃんです。…名前はあるそうですが忘れたので、仮の名をミケちゃんと名付けました。
 白・黒・茶の三色ですから三毛ちゃん…ミケちゃんです。
 外に良い名前があれば教えて下さいね。これから時々登場するかも…? 
 よろしく…



 

氏神さまのお祭りだっ!

2009-10-16 07:19:09 | 季節の便り
 秋晴れの10月11日に氏神さんの祭礼が始まりました。

 すっかり準備が整った神社の神殿です。

 神事を前に神官のそばに神妙に控える舞姫の女の子です。
 普通は地域の小学6年生の子がなるのですが、小子化や
過疎化の影響で今年は5年生の子供になりました。

 お神楽に会わせて踊りを奉納する舞姫さんです。
 女の子はこのファッションがお気に入りのようで、
一度は着てみたいらしいとか…

 神事が始まりましたが可愛い女の子の、お稚児さんと共に
お供えのお餅が神前に捧げられます。
 


 神事の後はお御輿さんの出番ですが、神官の祈祷と
お祓いを受けます。また舞姫さんの舞踊も奉納されます。

 お御輿さんの出発進行です…子供たちだけでは、人手不足
なので父兄も応援です。
 一見ギャル御輿みたいですが…実は男の子もいないのです。
 女の子がリーダー的立場にならざるを得ないようです。
 皮肉ことに男女均等や格差の解消は急速に進行しつつあります。

 お御輿さんが出発するとオトナたちは、食事になりますが主食はこれ…
 神様から下げられたお餅です。炭火で網の上で焼きながら戴きます。



 副食はこれ…エビの煮たものとカブラの漬物…
 これだけで十人余りの人達が酒を、酌み交わしながら
歓談するのです。
 このメニューは戦前から現在に至るも、頑なに守られている
伝統的なものです。
 昔はエビは瀬田川で無尽蔵に獲れたのですが、今は水質の悪化で
獲れないそうで、止むを得ずに海エビを使用しています。
 カブラも昔は自分の畑で採れましたが、今は虫害などで上手に獲れないし、
祭礼に合わせて漬け込むことも難しいので殆ど購入されています。
 このように様式は変わりつつありますが、献立そのものは大きい
変化がありません。
 飽食の時代と云われる現代こそ昔ながらの、伝統的風習に学ぶべきでは
ないかと思います。

今日のお題は…

(タマには映画も)「 別ブログ… たそがれ・まい・らいふ 

     今日のお題は…

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「消えたダムの村…今は…」

2009-10-12 05:45:33 | Weblog
 
 朝起きると凄い朝霧で、文字通り五里夢中でした。
 
 用事で外出したので湖底に沈むはずだった、ダムの村の現況を撮って来ました。

 現在の道路は水没予定だったので、高所に代替道路が建設されていました。
 しかし地元の滋賀県や下流の大阪府と京都府の知事さんが、ダム建設反対を表明したのがきっかけで、
ダム建設は凍結になり21年度の、ダム関係予算はゼロになりました。
 それに伴い代替道路の建設予算もゼロになり、工事は中途半端で中止されたままです。
 あの橋の本体は出来ていますが接続する道路が、出来ないまま工事は放置されていました。

 このダム工事の税金の無駄使いの象徴的な風景です。
 上は平行して走る新名神高速道路で、山の中腹に見えるコンクリートの物体は、代替道路の橋脚で
工事は止まったままに、周囲の自然とは対象的な無残な姿を晒しています。
 この不自然な状態を新政権はどうするのか…注目の的でした。
 
 上流に向って撮った川の映像ですが、水底に没することもなく今でも静かに流れています。

水没予定の土地には多数の人家や耕地がありましたが、当時の国や県の方針により
祖先より伝来の土地を捨てて、都会の方へ引き越して行きました。
 今は荒れ果てた土地には雑草が繁り、昔の面影は見ることが出来ません。

 ダム用地として国が買収した広大な用地は、どうなっているののでしょうか。
 ダム建設は中止ではなくて凍結ですから、この土地の長期的な利用計画を
立てることも出来ないのです。
 とりあえず新名神高速道路のトンネル工事で出て来た、
膨大な土砂の集積所として利用されています。
 この土砂は引き続いて建設される予定だった、新名神高速道路の大阪方面への盛土に利用される
予定でしたが、これも工事凍結で積み上げられたまま風雨に晒されています。

 工事の中止により未完成のままで、風雨に打たれている赤錆の鉄の構築物です。
 現在進行中のダム工事の見直しをを明言している鳩山政権が、凍結中のダム工事を
再開することはないと思いますが、この無用の長物はどうなるのでしょうか。

 この川の下流にある水力発電所ですが、今は無人で遠隔操作により動いています。
 赤レンガ作りも懐かしい古めかしい感じですが、このレトロ発電所もダム建設により、やがては姿を消す運命にありました。
 このあたりは桜に包まれて春には、独特の雰囲気を醸し出していましたが、工事凍結により今でも辛うじて余命を保っています。

 上流へ遡る道路は山腹の斜面にあって、土砂崩壊の危険個所も多いのですが、水没予定だったために修理もされることもなく、応急工事だけでそのまま放置されています。
 代替道路の予算が本年度はゼロ円のため、現時点では建設される見込みははありません。
 その一方でこの危険道路に平行している、新名神高速道路は大幅割引で生じた、膨大な損失を税金で穴埋めしようとしています。
 
 このダムの特異な点として上流には、一万数千の人が住む町があると云うことです。
 この町の住民の生活道路を狭くて危険なままに放置して、高速道路に莫大な税金を投入する無神経さが、どう考えても納得出来ないように思っていました。

 最近になってダムの代替道路工事が、規模を縮小して継続されるることになりました。
 当初計画で予定されていた歩道をなくして、建設されることになり歩行者の安全面に問題がありそうです。
 車道部分も狭くして工事費を浮かしたり、鳩山政権の公約実現のための予算削減の、標的にされてるような感じもします。
 これが国の方針に協力して来た代償とは、なにか釈然としない思いが残ります。
 
 
  

台風一過…我が農園は?

2009-10-09 07:15:54 | 季節の便り
 大型台風18号が各地で被害をもたらしながら通過して行きました。
 不幸にして災害に遭われた皆様方には心からお見舞申し上げます。

 8日未明に紀伊半島に上陸…との予想でしたが、朝6時に三河湾から知多半島に上陸しました。

 その後の進路は8日から9日にかけて、中部地方や東北地方などに向うとか…

 朝6時頃の戸外の映像…風は依然として強いです。

 雨が少し小降りになったので我が家の農園の点検です。
 倒壊が心配された動物防護網は、健在で一先ず安心…
 強風で吹き飛ばされると復旧は一苦労です。

 只今生育中の白菜も大きな被害はなく、左方の秋ダイコンも順調のようです。

 復活してまだ現役で頑張っている秋ナスも健在でした。

 まだ現役のトマトちゃんも風で落果が多くて、そろそろと引退かも…?

 近くを流れる川は平常に較べて、かなり増水していますが、
大きな被害は起きていない様子で安心しました。
 
 国道も今日は通行も少なくてひっそりしています。

 今日は保育園も学校も休校のようで、バス停も人の気配がありません。

 我が家のそばで彼岸花が台風にもめげずに頑張っていました。
 このように我が家やその周辺では、幸いにして無事を確認出来たのですが…

 やがて台風も北に向けて進行して、午前10時には長野県を通過して群馬県を通過中とのことでした。 
その後は東北地方を縦断して北海道東方に抜けたようです、
 
 長野県や群馬県…そして東北や北海道にお住まいの皆さん…
 被害はありませんでしたか…ご無事をお祈りしています…

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     今日のお題は…

(今朝の一曲は…)「台風一過…タンゴ碧空」



 

 


ばあちゃん達の無人ショップ

2009-10-05 06:52:12 | 季節の便り

久し振りの雨で霧が立ち登る山峡の村です。

 こんな鄙びた村に新鮮野菜を売る無人ショップが出来ました。

店は国道から入り込んだ人家の近所…でも、地元の人は野菜は
大抵は自給してるしお客にはならないようですが…
 通行も少ない場所で果たして売れるのかな…?

 ここは店を出してるおばあちゃん達の農園です。
 平均年齢79歳…老いて益々盛んなおばあちゃん達です。
 76歳…仲間で最年少の方が、頑張って作業中です。
 野生動物対策として防護網に囲まれていますが、このあたりは
人家も近くて、野生動物の出没や被害が少ない地域のようです。

 商品棚を覗いてみました…採れたての、新鮮野菜が並んでいました。

 発泡スチロールの容器の中には…さて、肝心のお値段の方は…?

 新鮮野菜…どれでも100円です。お値段の方はどうなのか?
 スーパーと較べて安ければ売れるし、高ければ売れないし…
只、畑が直ぐそばなので新鮮なことだけは保証出来ます。
 代金は備え付けの容器に入れるそうですが、果たして大丈夫なのかな?
 南山城の浄瑠璃寺にも無人店がありましたが、これは「人間性善説」を
信じていないと出来ないビジネスです。
 自家裁園ですから万一、売れ残っても持ち帰って家族で食っちゃうから
別に良いのです。
 それにしても果たしてお客があるのかどうか…それが心配でしたが…

 それがお客があるのです…国道から市道を経て、凸凹砂利道の
山林専用道路沿いにある、手打ちそば屋のお客が、この店のお客さんなんです。
 大阪周辺都市で公務員として、勤めていられた方が一念発起!
数年前から、この山の中で手打ちそば屋を始められたのです。
 
 このそば屋さん…お味が良いのか、評判が良くて連休などには開店前の
11時半には、順番待ちの人が出来る程になりました。
 それは口コミやネット記事などのせいですが、一日分を売る切ってしまうと、
お客の有無はお構いなく閉店します…
 この頑固さが良心的と云うか…又人気の一因となって、今や我が地域の
名物になりつつあるようです。
 以前に娘一家達と食べに行きましたが、お味は良かったけど量が少し
控え目で、大食家のムコさんには少し物足りなかったみたい…
 
 野菜ショップは連休などには早めに完売して、商品が足りなくなるくらい…
連休の朝からは収穫などの準備に追われて多忙のようです。
 無人ショップのの売上金ですが…それが今までに、間違いはゼロだったそうです。
 そば屋さんのお客が同時に野菜売り場のお客ですが、あの店のそばが
食べたくて何度もこられるご常連も多いようです。
 いつの間にか自然とお互いに無言の信頼関係が、形成されているのではと思います。
 国道や市道沿いでなく知る人ぞ知る…と云う、目立たない場所が却って幸いしたようです。
 人件費ゼロ・照明や冷蔵装置ゼロ…お客さんを信じる…これがこの店の成功の秘訣かも…

 これは我が家の菜園で採れた野菜ですが、実を云うと野菜を採っても
採れ過ぎて処分に困っている家も多数あります。
 家庭菜園も家族では食べ切れず、売るのには少なすぎて…と云う、
中途半端な場合が多いようですが、余剰野菜が無駄なく処理出来て、
お互いに都合が良いようです。
 
 我が家はファミリーが9人いるし、野生動物被害もあったりするので、
余って処分に困るということは少ないようです。
 僅かながらも現金収入が得られる…と云うことは、素敵なことで
今後の繁昌を期待したく思います。

別ブログ… たそがれ・まい・らいふ 

     今日のお題は…

(タマには映画も)「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで 」


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