視察 ~ 斐伊川流域間伐競技会 ~

2014年10月20日 | 授業&実習

10月17日 快晴の青空の下、雲南市大東町で開催された『斐伊川流域間伐競技会』  
視察させて頂きました。

 

この大会は安全な伐倒作業技術の向上と森林組合間の交流の促進を目的として、斐伊川流域森林組合納材協議会が
主催で開催され、今年で4回目の大会です。
斐伊川流域の6森林組合から1チームづつの参加で6チームでの大会となりました。

まず最初に開会式が行われ、東部農林振興センター雲南事務所長より、本年は1月~8月までの間の災害
が多発していることから、特に安全に配慮して競技して欲しい旨あいさつがありました。

  

開会式には、農林大学校の学生も整列し、参加させて頂きました。

開会式終了後、競技開始となりました。
競技は、15分間で、1チーム2本を1人1本づつ伐倒する際の作業状況等を採点する形で実施されました。

 

現場は高齢級のスギ林で、比較的立木が密に成立している山で、多くのチームがかかり木になり、
辛い現地での作業となりました。

作業終了後は、審査員からの講評や意見交換等が行われました。

最終的に順位はつきましたが、どのチームも緊張する状況の中頑張って伐倒しておられました。

競技終了後、学生に感想を聞いてみましたが、
『プロの方の伐倒作業を見て、大変勉強になった』とか
『かかり木になっても適確に処理がなされていた』とか、伐倒作業の難しさをそれぞれ口にしていました。


林業の災害で最も多いのは伐倒作業中の災害です。
今回の視察も参考にしながら、自らの技術も研鑽していきましょう。


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