２月８日(金)、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターおいて、「ICTで切り開く新たな林業」をテーマとして林業機械化推進シンポジウムが開催されました。（主催：林野庁、一般社団法人フォレストサーベイ）
午前中の第１部は、林野庁研究指導課から「林野庁における林業機械開発事業の概要」について情報提供が行われた後、鹿児島大学の寺岡教授による基調講演（「林業機械化推進と情報活用」 ）がありました。
午後からの第２部では、次の５つの事例について報告がありました。
① 「ICT、IoTを活用した林業改革」 ：アジア航測 株式会社
② 「IoT技術を活用したスマート林業」 ：株式会社 小松製作所
③ 「林業現場の情報活用」 ：北信州森林組合
④ 「ハーベスタによるValue Bucking機能の活用と材積集計」 ：有限会社 杉産業
⑤ 「ICT技術やロボット技術を活用した高度木材生産機械の開発について」 ：国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
ICTやIoTなどの先端技術を取り入れた「スマート林業」の展開に向けて、林業事業体や行政等がそれぞれの立場で何に取り組んでいくべきなのかを考える機会となった有意義なシンポジウムでした。
