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夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

『僕と妻の1778の物語』

2011年01月29日 00時27分25秒 | Weblog
 ガンのため、余命1年と宣告された妻と、愛する妻の死に直面した夫。夫は、妻にできることを考え、たどり着いた答えとは…。『ねらわれた学園』などで知られるSF作家、眉村卓夫妻の実話に基づいた物語。
 SF作家牧村朔太郎の妻・節子は、妊娠したと思い病院に行くが、大腸ガンであることがわかる。余命は1年。思ってもいない医師からの宣告に、朔太郎は頭が真っ白に。
 しかし、「人は笑うと免疫力が上がる」という医師の言葉を信じて、1日1編の短編小説を毎日妻に送り続けることにする。
 真面目で不器用なSF作家・朔太郎には草なぎ剛。そんな夫を支える妻・節子には、竹内結子。節子の担当医には大杉漣。
監督をつとめるのはドラマ『僕の生きる道』シリーズの星護。ドラマのテイストそのままなので、ファンだった人にはお楽しみ。テレビ局絡みの作品はとっつき易くて、映画館に足を運び易い。美しい映像と独特の世界観が物語りの柱。
 しかし一方で“この作品は映画?テレビ?わざわざ映画にしなくても…”と思うこともある。この作品は、大仰ではない“いい話”。秀作。なのに、何かが足らないと感じるかも。思いは、人それぞれに違うだろうがスッキリしないのはなぜだろう。テレビドラマの世界観を踏襲していてことと、キャストに意外性がないからかもしれない。また、“第1778話”は、もちろん注目なのだけれど、ファンタジーすぎるかも。
 エンドロールは良い。本を読んでいるようでもあり、邦画の名残惜しさを感じる。朔太郎が節子に書く小説の実写部分は楽しむしかない。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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こんにちは (るい)
2011-01-29 12:51:02
とっとだけ

最後の1778話は本当に白紙なんですよ。
眉村氏が本当に奥様だけに読めるラブレター
なんです。実話です。
失礼しました。
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