突撃レポートなどで著名な英国人ジャーナリスト、ベンシャミン・ミーは、妻を亡くし、息子のディランと娘のダンカンを一人で育てている。しかし、14歳の息子が反抗期で、手をやいていた。
ディランの学校に呼び出されたベンシャミンは、息子が描いた絵を見せられ、その心に闇があることを感じとる。環境を変えなければ…そう考えたベンジャミンは、田舎町のある家
を気にいる。だが、不動産屋が売り渋っていた訳ありのその物件は、動物園
だった
ディランから反対されるも、ダンカンが気に入っていることもあり、動物園付きの家
に引っ越すが、たちまち、動物園経営の難しさに直面する。
実話に基づいた物語。夫婦愛、親子愛、スタッフとの愛、そして動物との愛。それらが、押しつけがましくなく、ユニークに描かれている。
中でも、反抗期の息子・ディランと主人公のベンジャミンが話合い、理解しあう場面は、しめっぽくなりがちなところでありながら、男同士の友情っぽくもあり、ホッとすることだろう。動物たちも名演技を見せる。
マット・デイモンが、人間くさい役を真っ正面から演じていることにも注目だ。動物園の女性スタッフの一人をスカーレット・ヨハンソンが熱演している。アメリカ映画でありながら、余韻が残り、スケールの大きさも感じる秀作である。
ディランの学校に呼び出されたベンシャミンは、息子が描いた絵を見せられ、その心に闇があることを感じとる。環境を変えなければ…そう考えたベンジャミンは、田舎町のある家



ディランから反対されるも、ダンカンが気に入っていることもあり、動物園付きの家

実話に基づいた物語。夫婦愛、親子愛、スタッフとの愛、そして動物との愛。それらが、押しつけがましくなく、ユニークに描かれている。
中でも、反抗期の息子・ディランと主人公のベンジャミンが話合い、理解しあう場面は、しめっぽくなりがちなところでありながら、男同士の友情っぽくもあり、ホッとすることだろう。動物たちも名演技を見せる。
マット・デイモンが、人間くさい役を真っ正面から演じていることにも注目だ。動物園の女性スタッフの一人をスカーレット・ヨハンソンが熱演している。アメリカ映画でありながら、余韻が残り、スケールの大きさも感じる秀作である。